北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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本日(20日)の『産経新聞』には、土曜日ということで、花田紀凱(かずよし・月刊『Hanada』編集長)の『週刊誌ウォッチング』というコラムが連載されていた。

この人は、元『週刊文春』編集長という人物であり、いつも、このコラムでは、『週刊文春』と『週刊新潮』の記事をもっぱら取り上げ(最近では、『ニューズウィーク日本版』を取り上げることもあるが)、そして最終的には、『週刊文春』のほうが、『一枚上』と判定するというのが、一種の『作法』になっていた。
究極のマンネリのような『コラム』であった。


というのは、彼は、『朝日』『毎日』などのいわゆる『リベラル系』を一切、評価しない。他方では、安倍首相の政治を高く評価している、そのような、いわゆる『右派潮流』の言論界の『顔』の一人である。安倍首相応援団の重要メンバーであるとも認識されている。

(自分自身では、『月刊WiLL』という雑誌の編集長をやっていたが、経営者と対立して、編集スタッフの大半とともに、別の出版社に移り、月刊『Hanada』という、よく似た雑誌を作り上げている。

よく『右派』の人たちがいう、『中国人などに見られるが、日本人は決してしない?』といった類の『商道徳違反』のようにも感じられるが、そんな疑惑には、彼は一切、頓着しない。
この手の、よくわからない『内紛』が『右派』の間にはつきものである。もちろん、いわゆる『左派』も昔から、『内部対立』を繰り返すという習性があるのだが…。)


そのような花田氏が今回の『新潮vs文春』の対立について、どのような『判定』を下すかが『注目』されたが、彼は、こんなことを書いている。

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<今週くらい、この欄を書くのに悩んだことはない。
そう、『週刊新潮』(5月25日号)のグラビア+10ページの大特集「『文春砲』汚れた銃弾」。>

<要は、『文春』編集部が『新潮』の中吊りを毎週火曜日の校了日午後に入手(同誌は校了日も発売日も同じ)。『新潮』のラインアップ、タイトルをチェックして、校了までの4、5時間の間に後追い取材をしたり、場合によってはスクープ潰しをしているというのだ。>

<2014年、朝日新聞「慰安婦誤報騒動」の折、朝日が池上彰さんのコラムの掲載を拒否した。『新潮』はこれを右トップのスクープとして掲載。むろん中吊りにも載せた。

ところが、中吊り段階では池上さんの件を載せていなかった『文春』もその件を記事にして新聞広告には掲載。
ネットにも「文春」のスクープとしてアップ。『新潮』は煮え湯を飲まされた。>

<以後の『新潮』の執拗な取材ぶりはさすがというしかない。>

ここまでは、いわば事実経過の確認に過ぎず、花田氏が自身の見解を述べているのは、以下の部分(原稿全体でいうと、全体の5分の1足らず)のみだ。


<文芸春秋OBだから言うわけではないが(引用者注−−余計な話だが、花田氏は一時期、朝日新聞社にも所属していたので『朝日新聞OB』でもある)、文芸春秋の体質、新谷学編集長の性格からしてスクープ潰しとかスクープ泥棒という悪どい意図はなかったと信じたい。

単純にライバル誌が、今週はどんなメニューなのかを知りたかっただけなのではないのか。
週刊誌界のリーダー『新潮』としてはコラムでちょっと皮肉を飛ばすくらいで済ませた方がスマートだった。>


あまりにも、『軽いコメント』でしかない。
ということで、この記事も最終的には、『週刊文春』の肩を持つような結論になってしまっている。

まあ、花田氏の安倍内閣との密着ぶり、あるいは逆に、『週刊新潮』が安倍内閣の権力を支える中心部分に切り込んでいることを考えると、こうなってしまうのも、『自然なこと』のように思えるが…。


『週刊文春』の不思議なところは、かつては、甘利大臣の疑惑などを取り上げながら、なぜ、最終的に『尻すぼみ』になってしまうのかということである。
最近では、安倍首相関連のことを書いてみても、いわば『冗談でした』と後で、逃げられるようなつまらない記事しか書いていない。

それに対して、『週刊新潮』のほうは、何故、そうなっているのか、よくわからないのだが、まるで『ハイエナ?』のように安倍内閣の『腐敗した部分』(のど元)に食らいついている。


そして、同時に(週刊文春と)同じ発行元の月刊の『文藝春秋』において、安倍批判の注目すべき記事が掲載されると思うや、その後の『新聞広告』上では、この記事が無視された内容の『月刊文藝春秋』の広告が掲載される、という異例の事態も起きている。


つまり、『文春』と『新潮』の対立は、『週刊文春』と『月刊文藝春秋』を巡る文藝春秋社内の対立と、さらには、首相官邸周辺からの圧力・働きかけなどとも連動しているように見える。
これはなかなか注目すべき事態だと考えている。
安倍内閣の『メディア支配のやり口』を解明するきっかけとなりうる話だtいう気がしている。
(つづく)






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転載元転載元: 北京老学生・日本から台湾へ

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補足、これは本年5月20日付の私自身の記事を転載したもの。これも参考資料としていただきたい。

2017/9/9(土) 午前 10:03 [ 北京老学生 ] 返信する

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