北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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今回の小池新党(『希望の党』という名称に決まったようだが。むしろ『希望の墓場』のほうが、似つかわしい。それは『仁義の墓場』と同じような意味においてである)に、神奈川の議員たちが、次々と合流している。


民進党の笠(りゅう)浩史氏や後藤祐一氏あたりの報道までは、さほど驚きはなかった。

笠氏は、神奈川9区の選出議員で、これは私自身の地元である『神奈川8区』の隣の選挙区(川崎市多摩区・麻生区と宮前区の一部)。

実家(東京都多摩市)の親の介護のために、横浜市青葉区の自宅から向かう際に新百合丘駅をしょっちゅう、経由した(もっとも、2015年、16年と連続して親は亡くなったが…)。
この新百合丘駅前で、笠氏の姿を見かけることもあった。


この人は、民進党の議員のなかでは、珍しく選挙に強い。民進党に対して『逆風』が吹き荒れた2012年と2014年のいずれの総選挙でも、小選挙区で自民党に競り勝ってきた。

しかし、『日本会議国会議員懇談会』のメンバーであり、『南京大虐殺』を否定する、『逆プロパガンダ映画』(私は、『南京大虐殺』はあったが、中国共産党政府はそれを誇張して宣伝していると考えている)の製作に賛同するメンバーの一人でもある。

こういう政治姿勢のせいだろう、駅頭での演説を聞く機会もあったが、安倍内閣に対する批判が非常に弱く、『何を言っているのか、よくわからない』レベルの批判の仕方である。
だが、最終的に、票は(どこからか)集めて勝ち残っていた。
こういう人物だから、『小池新党』に合流と言っても、『ああ、やっぱり』といった程度の感想しかない。


それに対して、本当に驚いたのは、私自身の地元選挙区『神奈川8区』(横浜市青葉区・緑区、都筑区の一部)の自民党・福田峰之衆議院議員の『新党合流』の報道である。
(この人は、笠氏と異なり、選挙には弱いので、『小選挙区』で落選し、『比例南関東ブロック』で復活当選している。)


私は、2008年の夏から2013年の春までは、もっぱら中国(北京→上海郊外)に住んでいた(日本には時々、『一時帰国』で戻ってくるくらい)ので、地元の政治事情はよくわからなかった。
だが、2013年春から、今年(2017年)の2月までは継続して横浜市青葉区に住んでいた(それ以降は、台湾と日本を行ったり来たりの生活になった)。

だから、地元の政治事情にも、関心を持つようになった。
(このブログにも、福田峰之氏のことは幾つか記事を書いている。)


その『観察』の結果、わかったことは、『神奈川8区』では、このところ江田憲司氏(みんなの党→民進党)が勝ちっぱなしであるということだ(2005年の第44回総選挙以降、4回連続して小選挙区で当選している)。
福田氏のほうは、比例区で『復活当選』のパターン(2009年の総選挙のおりは、当時の民主党議員が比例区で当選したため、福田氏は完全?に落選)である。

それで、何とかして『小選挙』で当選したい(それが、無理であるならば、いっそ、『選挙区替え』をしたい)と考えていたのではないかと言う気がする。


また、福田氏は、私の見るところ、『日本会議』系の雰囲気を漂わせている人物ではなかった。
むしろ、安倍内閣とは、あまりうまくいっていないという印象を抱いていた。

なぜか、『水素ガスエネルギー推進』などの環境問題?に積極的に取り組んでいた。
(ただし、『脱原発』ということではないようだった。)

それが、不思議なことに、2015年には、マイナンバー制度を担当する内閣府大臣補佐官(マイナンバー制度担当)に登用された(これは、当時の甘利明大臣のひきによるものらしい)。
また8月の第3次安倍第3次改造内閣では、内閣府副大臣に任命されている。

おや、ようやく彼も『出世』したのか、と思っていたら、今回の新党への合流の話である。
(もっとも、『臨時国会冒頭解散』になれば、せっかくの『副大臣』も任期2カ月弱で、実質的に『クビ』であろう。いろいろ『面白くない』状況であっただろうとは思われる。)


私は、2013年に日本に戻って以降、例えば、(地元の)江田憲司氏の系統の政治集会などには参加したことがある。
したがって、江田憲司氏の話は、この集会でも街頭でも多少聞いている。

だが、考えてみると、福田峰之氏の話というのは、さほど『真剣』に聞いたことがなかった。
だから、この人が、どういう考えの人なのかは、良くわからない。


経歴などを見ていると、見えてくるのは、神奈川県選出の元自民党衆議院議員であった亀井善之氏(既に2006年に70歳で病死。運輸大臣、農水大臣などを務めた)の議員秘書になることから、政治家人生を歩み始めたようである(1988年12月)。

1999年には、横浜市議会議員に初当選している。
ところがこの亀井氏が、上述のように、70歳という比較的若い年齢で、亡くなってしまったところから、福田氏の『不運?』は始まっているのかもしれない。
(民間のサラリーマンでいえば、会社が突然、『倒産してしまった』というような状況だろうか?)


福田氏は、その後、甘利明氏に近づき(ただし、甘利氏は『金銭授受疑惑』により、いわば失脚状態に)、今年の2月には甘利明氏を含めた5人で、麻生派に入会している。
ところが、この『麻生派』というのも、必ずしも居心地の良い場所ではないのだろう。
そして、今回の『小池新党』への合流報道である。

ところが、この『小池新党』というもの。最近では、自民党の福田氏だけではなく、『日本のこころ』の代表・中山恭子参議院議員(元拉致問題担当相)や、その夫でもある中山成彬(元文部科学相)氏も合流するという。
これでは、まるで露骨に『日本会議』系の新党発足である。


しかし、このような『新党』になってしまうと、果たして現在の『神奈川8区』で福田氏は当選できるのか?
私は、無理ではないかと思う。
『神奈川8区』には、それほど『日本会議』大好き人間はいないように感じる。

だから、福田峰之氏が選挙での勝利を目指すならば、東京か神奈川の他の選挙区に『国替え』をするしかないのではなかろうか?

それが、今回の選挙に間に合うのかどうか?
一種の『博打』には違いない。


安倍首相が、『臨時国会冒頭選挙』という『博打』をうってきたために、小池百合子氏をはじめとする、多数の政治家が、それぞれ『博打』をうつのを始めることになった。

小池百合子氏が、都知事の座を投げ出して、今回、国政に進出したら、それこそ『大博打』だが、それは普通に考えると、ないだろう。

本日(25日)、安倍首相が、記者会見をするというが、どのような『大芝居』をするのか、見守ることとしたい。

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最後に、『参考資料』の意味で、このニュース報道の一部を紹介したい。
(『東洋経済オンライン』の記事を、ヤフーニュースで配信したもの)

現職の副大臣が自民党を離党し、新党に参加する――。そんな珍事ともいえるような驚愕のニュースが飛び込んできた。

9月24日午前、福田峰之衆院議員は若狭勝衆院議員とともに東京・豊島区にある若狭氏の事務所で会見。福田氏は「私の考えと若狭さんの考えについてはほぼ一致する」と発言した。
福田氏の言葉からは、若狭氏側と水面下で交渉してきたことがうかがえる。福田氏は「新しい社会の中に望まれる人材、政治家を輩出することをやりたい」と説明。25日に自民党に離党届を提出するという。

しかしながら福田氏は、8月の内閣改造で内閣府副大臣を拝命したばかり。まがりなりにも安倍晋三内閣の一員だ。しかも今回の表明に際し、所属派閥の領袖である麻生太郎副総理兼財務相に断りを入れていないとのことである。この離党劇は異例中の異例といえるだろう。


■自民党から噴出する福田議員への批判

「故・亀井善之農水相の秘書だった福田氏は、甘利グループの一員。甘利明元経済財政政策担当相らと共に、今年2月に麻生派に入会した。しかし甘利氏にも離党の件を話していないようだ」

「福田氏は、河野太郎外相を総理にするという名目の“火曜会”のメンバーでもあったはず。いつのまにか小池総理を目指す方向に変わったということなのか」

一報が報じられて以来、自民党内から福田氏に対する批判の声が相次いで聞こえてくる。中でも最も辛辣なのは、「福田氏が内閣府副大臣に任命されたのは、選挙に弱いという事情を菅義偉官房長官が考慮したため。それなのにその恩を仇で返そうというのだから相当罪深い」というものだ。


神奈川8区を地盤とする福田氏は、選挙に極めて弱い。自民党が圧勝した2005年の郵政民営化選挙が福田氏のデビュー戦だが、追い風が吹きまくったこの選挙でも、江田憲司氏(無所属)、岩國哲人氏(民主党)に後塵を拝し、比例での復活当選だった。

民主党(現・民進党)が優勢だった2009年の政権交代選挙ではもちろん落選しているし、2012年と2014年の衆議院選では比例復活で当選したが、いずれも得票数は江田氏に遠く及ばなかった。

そこまで選挙に弱いからだろう、次期衆院選に備えて自民党神奈川県連は、福田氏の神奈川8区を「超重点区」に決定したばかりだった。

「どうりで昨日(23日)行われた自民党横浜市連の会合に、福田氏は姿を見せなかったはずだ」。福田氏離党のニュースを聞いた自民党神奈川県連関係者は、突然の裏切りに怒りを抑えきれずにこう話す。

同じ自民党神奈川県連関係者はこう続けた。「今回の福田氏の裏切りは本当にショックだ。7月30日に行われた横浜市議補選(緑区)に福田氏の秘書の樗木(おてき)彰氏が出馬して、その応援を全面的に行ってきたばかり。樗木氏は福田事務所で青葉区担当だったらしく、地元との関係が薄かった。それを必死で補おうと、我々は猛暑の中、全力を尽くして頑張った。それなのにそうした気持ちを福田氏は踏みにじった」。


だがそのような選挙区のしがらみは、むしろ邪魔ということなのかもしれない。福田氏は神奈川8区を打ち捨て、他の選挙区での出馬を模索しているようだ。おそらくは小池百合子知事の影響の強い東京都内の選挙区から落下傘で出馬すると見られている。
(省略)>




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