北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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この記事の続きだ。


今回の、『希望の党』小池氏らによる、『民進党』の中心部分に対する『選別・排除』の攻撃。
これは、現在のような世の中では、むしろ、『護憲派』が馬鹿にされるきっかけになりうるということを、『護憲派』(私も憲法第9条の改悪に反対である)は知っておいたほうが良い。

というのは、今回の『民進党』のあまりにも、お人好しで、むしろ『間抜け』ではないか(あるいは、ひょっとして、みんなで『騙されたふり』をしているのでは?)と思われるような対応の仕方は、国民から見て、『侮蔑の対象』とされる可能性があるということである。


今回の、『希望の党』への合流の話について、(それの『失敗』が誰の目にも明らかとなる前の段階では)『民進党』の『護憲派』の議員のなかにも、これを(中国共産党と、国民党とが、対日戦争遂行のために『協力』した)『国共合作』となぞらえる人もいた。

しかし、中国の人々は、共産党も国民党も(あるいはどちらも信用しない人々も)、『武装解除』をして、油断しきった態度で『国共合作』の交渉に臨んだ人物などいない。
(仮にいたとしたら、すぐその直後に、相手に殺されていたであろう。)

仮に、(『希望の党』との交渉を)『国共合作』と考えて、交渉を進めるのであれば、その交渉を有利に進めるためには、仮に交渉が決裂した場合のことを考えながら、そのための『武器』(文字通りの武器でなくともよいが)を残しつつ、交渉を行うのが、『基本』である。

これは、何も政党・党派間の交渉に限らず、企業間の交渉でも、あるいは国家間の交渉でも同じことだろう。


ところが、『民進党』の場合は(これは、単なる『交渉下手』というよりも、わざと『騙されたふり』をした可能性もあるが)、全く『武装解除』をして、相手のいうことを『丸のみせざるを得ない』ような姿勢、態勢でこの『交渉』に臨んだ。
その結果、『民進党』はいつのまにか、『事実上、解党』してしまい、『選抜・排除』も自由のまま、そして、『民進党』が保有している資金も、『使い放題』にされてしまいかねないような状況に、自らを追い込んでしまった。


これを見て、『世間』は何というか?
特に、『護憲派』に敵意を抱き、何とかして、『改憲』を実現したいと思う人々は何というか?

『民進党』のこのような『お人好し』で『世間知らず』の対応は、『憲法第9条』のもつ、『お人好し』な部分を象徴しているではないか、というに決まっている。

つまり、『憲法第9条』のもっている、『他の国々が平和愛好国であって、決して侵略してこない』だから、自らも『武装』=『自衛隊』はいらないというような、『一国平和主義』の危うさを、『民進党』の惨めな姿は象徴している、ということだろう。


もちろん、実際は、『憲法第9条』を巡る争点は、このようなところにあるのではない。
いわゆる『護憲派』(特に安倍改悪論に反対する人々)の大半は、中国や北朝鮮の国家として持っている危険性は、十分に認識している。
また、日本という国家を、武装で防衛するための自衛隊の重要性も『認識』していると考える。

だが、『反アベ』の人々のなかにも、『自衛隊はないほうが良い』『中国や北朝鮮とはできるだけ仲良くしていったほうが良い』とか『やっぱり、非武装中立を目指すべきだ』などといったムードが色濃く残っているのは事実であろう。


そうしたことを十分、知った上で、『改憲派』は、『護憲派』に対して『一国平和主義の夢を見ている』とか、(百田尚樹氏あたりは)、経営学で言われる『ゆでガエル症候群』(企業が経営環境の変化を認識できずに、経営破たんに追い込まれていくこと)をさらに、漫画化して、『護憲派』は『カエルの楽園』に住んでいるというようなプロパガンダ小説(童話?)などを書いていたりする。

このような『いじわるな人々』の眼からすると、今回の『民進党の失態』は、<『まだ、消滅するのが民進党だったから良かったではないか?』『日本という国家が、中国や北朝鮮に、甘い言葉の末に侵略された場合、どう戦うつもりなのか?』>という悪罵の対象としてとらえられるに違いない。


実際、今日の『世間の眼』からすると、今回のような『詐欺』の被害に『民進党』があったということは、『騙される方が悪い』『こんな騙されやすい人々についていったら、今度は、自分たちが(再び)騙されることになる』という風にとらえられることが多いというのも事実である。

そういう意味では、『護憲派』は『護憲派』同士で(単に)慰めあうのではなく、どのように『今後、前向きに、闘っていくのか』という方向性を示さなければ、この安倍首相、あるいは小池『希望の党』との競争では、決定的な『負け組』の烙印をおされかねない事態になっていくと思う。

つまり、今や、『改憲の発議』のための国会議員3分の2以上を巡る争いと同時に、『国民投票』で勝利するための、有効投票総数の過半数を巡る争いが既に始まっているのである。






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合同で無い、なんの組織も綱領も具体的な実態の見え無い小池新党へ、公認申請をする何て、、、。馬鹿馬鹿しい。

公選の選挙で党首になったとたんに、無所属で立候補する党首に、ツイテイクらしい国民の代表、、、。馬鹿にしてる。 削除

2017/10/1(日) 午後 1:33 [ ] 返信する

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> ぜさん
まあ、前代未聞の『乗っ取り』事件といえます。本来ならば、『総選挙』自体の停止の『仮処分』を求めたいところですが、そんな仮処分決定を裁判所が出すとも思えません。
それにしても、これをただ、指を加えてあきらめているようでは、『いじめっ子』世にはびこるということで、『いじめられっ子』は見捨てられるのがオチでしょう。
最大限、抵抗し、逆にこれを宣伝していくべきだと思います。前原氏は、本来、『解任』するのが筋でしょう。

2017/10/1(日) 午後 4:14 [ 北京老学生 ] 返信する

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反対勢力の結集と言うリアリティーだけで、ヒジミン村山内閣、、、その末路と重なります。 削除

2017/10/1(日) 午後 9:48 [ ] 返信する

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> ぜさん
希望の党の場合、何に対する反対勢力なのかも、はっきりしません。
あえて言えば、反小池に対する反対勢力でしかない。

2017/10/1(日) 午後 9:57 [ 北京老学生 ] 返信する

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