北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(4日)の『毎日新聞』の夕刊に、(専門編集委員の)与良正男氏の書いている『熱血!与良政談』というコラムが出ていた。

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<それでも争点は安倍政治>という、ある意味で、極めてまっとうなタイトルであるが、最後につぎのようなくだりがある。

<立ち戻るべきなのは今回、それでもまず問われるのは、約5年が経過し、「安倍1強」のおごりやひずみが見えてきた中で、安倍首相がさらに4年続けることの是非だということだ。

気が早いが、予想される結果は主に3パターンに分かれると思う。
(1)自民党がさほど減らなければ、安倍政権は長期化へ
(2)自民・公明で過半数を取っても自民が大きく減れば、来秋の自民党総裁選で安倍首相の3選は難しくなる。つまり自民党の中で首相が交代へ
(3)自・公過半数割れなら首相は退陣。政界は連立組み替えも含む大混迷に(小池百合子氏の狙いはそれで、自民も揺さぶる気かもしれない)−−。 >



このように(割り切って)『整理』して考えるのも良いかと思うので、『整理の枠組み』として借用させてもらう。
(ただし、もちろん、このような『整理の仕方』で良いのか、という疑問は残ることだろう…。)

このなかで、私自身として一番、嫌なのは(1)のケースである。ただし、(3)のほうもある意味では、『対応不可能?』なような『流動化・激動』をもたらすかと思う。

根が臆病な性格の私としては、あまり、『良い未来』ばかりを見通ししにくい。
ということで、現時点では、上記のうち、(2)のケースの到来を期待している(そして、それは決して実現不可能なようにも思えない)。


今後、投票日までまだ2週間以上がある(そもそも『公示』は10日であり、まだそれすらなされていない。立候補者が確定したわけでもない)ので、さらに一波乱、二波乱もあるかもしれない。

だが、現時点では、『希望の党』の小池百合子氏も、『勢い』を失いつつある。
今後、彼女自身の『立候補』が宣言されても、されなくとも、果たして『民進党が、両院議員総会で<希望の党>への流れ込み?を決定した時点』でもっていたような、ある種の『期待感』『嫌悪感』のピークまで戻り、それを超えられるかどうかは、大いに疑問である。


さらに、安倍自民党にしても、安倍首相自身は、(私は今、台湾にいるので、よくわからないが)あちこちの街頭に出没して、演説をして回っているようである。
だが、どういう場所に出かけているのか、そこに集まっている人たちはどのくらいいて、どれほどの熱気を持って迎えられているのか?
それもまた、大いに疑問である。

安倍首相の『マジック』はそろそろ、(左右を問わず)多くの国民から『飽きられ』『反発』されつつあるのではないか?
ご本人も、いつも、疲れ切ったような表情を浮かべている。


他方、『民進党』の実質『解党』によって、茫然自失の状態になったかに見えた(何と言って呼んだら、もっとも適切なのかわからないので、安易に『リベラル』などと呼びたくないが)人々は、枝野氏らの『立憲民進党』の結党宣言によって、ある種、『息を吹き返した?』ようにも見える。

そればかりでなく、(『裏切り』というイメージの濃い)前原氏とは、(いちおう)縁を切ることができたし、むしろ、『すっきり感』すら漂っているような雰囲気すらある。

『立憲民進党』の公式ツイッターのフォロワーの数も(もちろん、『アンチ』も多数、フォローしているに違いないが)ぐんぐん伸びているという。

これまでは、『反アベ』の行動などと言うと、『シルバー層』がどうしても中心部分であるという印象が強いが、もしかしたら、一連の『小池・前原劇場』が『枝野劇場』に変わっていく中で、(ある程度)若い人々の関心を集めることに、成功?しつつあるのかもしれない、という気すらする。

(まあ、この辺は、まだ『幻想』である可能性があるので)そうそう『楽観視』はできないが、ともかく、『リングに上がる』状態にまでなったのは、『ほっとした』気がする。


『朝日新聞』によれば、昨日(4日)の『立憲民主党』の東京都内の立候補者の共同記者会見で、長妻代表代行が、面白い発言をしているようだ。

<「これまでの野党は自民が放つ光を受ける惑星。これからは我々自身が光を放ち、めざす社会像を実現する」と力を込めた。>


これは、(ご本人がどういう意味で言われているのか、はっきりしない部分もあるが)私自身の思いと共通する。
これまでは、安倍首相が何か『提起する』と『反アベ』で人々が集まる。いわく『○○反対』といったことになる(ならざるを得ない?)。

しかし、それが一段落すると、人々は集まらなくなる。
つまり、『太陽の光を受ける惑星』という立場でしかなかった。
(だからこそ、『憲法第9条』を過度に美化してしまうような運動にもつながる。)

このようなスタイルでは、まじめに『政治』や『社会』に関心を持つ人々を持続的に、拡大していくことなど、『夢のまた夢』にしか思えない。


自分たちが、どのような社会の実現を目指すのか、それを『具体化』していく作業ができなければ、こうした運動の『未来』が開けてくることはないのでは、と感じてきた。

そのような『問題意識』を共通にする人々が、増えていき、しかも、ゆるやかな『結びつき』を拡大していくことができるなら、それに越したことはない。







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枝野、応援してやろうじゃありませんか。

これが、今回の選挙のワタシの意味と結論です。
後は、ごちゃごちゃ、言うだけです。

私は口先、そっと陰ながら、、、では有りません。

友人家族は、もちろん会う人知っている人全員に言います。
間違い、見損なったら謝ればよいし、、、いかん、許さん、ソウイウ政治的な事はと眉をひそめる人など、ずっと付き合っていく意味、ないもの。

自己決定、自己責任、っちゅうのはソウイウモンでしょう。 削除

2017/10/6(金) 午前 11:17 [ ] 返信する

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> ぜさん
頑張ってください。
やっぱり、『政治が好き』なんですかね。
もっとも、『立憲民主党』という看板であっても、おかしな人物が紛れ込んでいる可能性もある(選別・排除をしないというのは、マイナス面ももちろんありえます)ので、その辺のチェックもよろしくお願いします。

2017/10/6(金) 午後 0:24 [ 北京老学生 ] 返信する

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自分自身の現在のくらと、子供や将来の社会に責任、少なくとも当事者である者のminimum、最低限の責務です。

ワタシの努力や歯軋りの強弱ではありません。

正確な数字で此の国の人間、民主のレベルが検出します。

政治的な嫌悪、アノミー、きけんや熱狂的アベノミクスも当然ですが、見事に反映したマスメディアに踊るらしい、私とみんなの統合意志が出るだけでしょう。

政治好きとか云々では、ありません。

ひょっとしたら、アナタは私を、選挙好きとでも思っているのかも知れませんが、ヘドが出るほど選挙、セイジカ嫌いです。 削除

2017/10/7(土) 午後 10:28 [ ] 返信する

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> ぜさん
ネットの言葉というのは、決して『わかりやすい』ものではありません。現実の世の中では、発言する人が、どのような人で、どのような態度でその発言をするのかが見えています。
つまり、『文字以外の情報』を含めて、総合的に判断をします。

『ぜ』さんのコメントは、いつも、皮肉交じりのものに見えます。
(文面だけの話です。)

おまけに、以前書かれていた雰囲気と大きく違って、急に『票集め』をしましょうなどという感じで、書かれていたので『どうしたのだろう』と思って、あのように書いたまでです。
私にとって、『ぜ』さんという人は、いまだに『謎の人』です。

2017/10/8(日) 午前 11:42 [ 北京老学生 ] 返信する

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