北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(7日)の『ネット党首討論』に引き続き、本日(8日)は、NHKの『日曜討論』の枠内の『党首討論』、そして、日本記者クラブ主催のものをNHKで中継していた『党首討論』の2つを(台湾から)見ていた。

昨日の『ネット党首討論』は、テーマを『安全保障問題』と『憲法問題』の2つに限定するという無茶ぶりで、おまけに発言時間が、『1分以内』(あるいはもっと短い)という制限を課したものなので、安倍首相はあまり破綻していなかった。
(その代わりに、『討論慣れ』していない?小池百合子氏は、この時点からデタラメな討論ぶりを露呈させていた。)

本日の2つの『党首討論』は、昨日の『ネット党首討論』よりも、制限が少なかったので、いよいよ安倍晋三と小池百合子という2人の『総理候補』(小池氏の場合は、『出馬』したらという前提付きだが)の『弱点』が浮き彫りになった。

特に私が、注目したのは、後者(『日本記者クラブ主催』)のほうである。
午後1時5分からスタートした(『時間だけは、いつも精確』というのは、いかにも日本らしい。ただし、内容は非常にお粗末という、最近の日本の特徴をよく表している)。

イメージ 1

途中から、途端に面白くなったので、あわててテレビの中継画面を、iPadで写真を撮った。
これを、改めて見ると、『立憲民主党』の枝野氏が、うとうとした様子で、少しでも『休憩をとろう?』としているのが、痛々しい。

『立憲民主党』は、必ず誰か、医者を枝野氏のそばに付けているべきで、仮に『過労』で選挙戦の途中で、『万一』のことがあれば、喜ぶのは安倍晋三ばかりである。


面白くなったのは、『第二部』で日本記者クラブの(ベテラン?)記者たち(おそらく編集員クラス以上)が代表して、各政党代表に質問を浴びせ始めたところからである。

それでも、最初は、(たしか)読売新聞の記者などいつも通りの『遠慮だらけ』『忖度がふんだんにきいた』質問の仕方だった。

しかし、安倍首相のあまりにも、人を食った態度(都合の悪い質問があると、必ず論点をずらせて、『関係のないこと』を延々としゃべる)に、この読売新聞記者もいら立ちを隠せないような質問の仕方になった。


続いて、毎日新聞の記者が、『森友・加計疑惑』について問いただした。
この人は、『総理の友人が、結果として、トクをしたのではないかという結果責任をどのように感じているのか』と聞いた。

しかし、安倍首相は、これも『私が直接指示をしたというような証言は、前川氏からもなかった』といった(この討論のなかの前のほうで答えたことを、再び繰り返した)。
ところが、これに対して、記者は『私の聞いていることと、違うことを答えている』といって、再び質問した。

このやりとりが何回か続いた。
安倍首相は、いら立ちを隠せなくなった。また、安倍首相はわざわざ相手の名前を挙げて(たしか『クラシゲさんは、そのように言われるが…』といった調子で)答え始めた。

これはあたかも、『悪い記者』の名前を挙げて、あとで、新聞社のほうで処分をしてくれ、とでもいうような態度だった。

この辺から、私は、テレビの画面の写真を撮り始めた。

イメージ 2

イメージ 3


困ったような表情の安倍首相。
『奇跡』というか、『連鎖反応』が起き始めたのは、このあたりからである。

毎日新聞記者の質問の仕方(それは、東京新聞の望月記者の、菅官房長官に対する質問の仕方に似ている)に刺激されたのか、朝日新聞の記者(名前はわからない)が、同様に鋭い質問(やはり、森友加計関連)を浴びせ始めた。

すると、安倍首相は、驚いたことに『あなたの属している朝日新聞は、嘘ばかり報道しているではないか』と『逆ギレ』しはじめた。

そして、『産経新聞』『月刊Hanada』や『月刊WiLL』といった一部の『右派論壇?』で共有化されている、国会での加戸氏の証言を、朝日新聞などは報じなかったといった主張を、安倍首相は、声高に主張し始めた。

何人かの人が、そのやりとりを再現しようとしているので、それを借用しながら復元すると、こんな感じである。


朝日『1月20日に、加計学園が獣医学部の申請をしていると初めて知ったというのは、本当か?』

安倍『まず朝日新聞は、八田さん(八田達夫・ワーキンググループ座長)、加戸さん(加戸守行・前愛媛県知事)の報道をしていない』

朝日『しています!』

安倍『それはほんの、ほんのちょっと。胸を張ってやっていると言えますか?』
****************************************


また、別の人は、同じやり取りを次のようにツイートしていた。
(これは、その後、再確認したら、あの活動家兼作家の百田尚樹氏がリツイートしているものだった。

それでも、彼らからすると、どう見えたのかという、ある種の雰囲気がわかると思うので、そのまま掲載しておく。
かなり、『彼ら』流にアレンジされたもの、つまり、安倍首相が『力強く迫っている?』ように、解釈替えしたものであることは、間違いがない。)

安倍『朝日は八田証言をほとんど報じていない!』

朝日『してます!』

安倍『ほんのちょっとだけでアリバイ作り程度で、加戸氏証言を次の日にしていない』

朝日『してる』

安倍『胸を張ってしてると言えます?』

朝日『はい』

安倍『是非、ファクトチェックをして下さい』


どうも、これを今、そのまま引用すると、安倍首相が理路整然と聞いているような印象を抱かれるかもしれないが、全体として見ると、明らかに『追い込まれた』と感じた安倍首相が、トランプ大統領のマネをしている(フェイクニュースだとぶちまけている)状況だった。

イメージ 4


以上のような流れで、緊迫した場面があったので、これは『毎日新聞』の記者(クラシゲさん?)なのか、それとも『朝日新聞』の記者だったのか、よくわからなくなってきた。


イメージ 5


そしてこれは、質問の対象が隣の小池百合子氏に移ったもので、ほっとした表情の安倍首相である。


こうしたやりとりを見ていると、おそらく、先の国会でまともに、『森友・加計問題』で野党による追及が始まっていれば、安倍首相はこれ以上に、うろたえ、たちろぎかねないという状況だったのであろう。
だからこそ、安倍首相は、『国会冒頭解散』をあえて行った。


それだけでなく、『森友・加計疑惑』の追及の主力部隊だったとも言える『民進党議員たち』(もちろん、共産党も内容的には良い質問をしていたが、時間的にたくさんの質問を安倍首相に浴びせていたのは、民進党の衆議院議員たちである)を『希望の党』への合流話というえさでもって、『政治的な虐殺』をはかるという『トリック』を仕掛けたのも、『森友・加計疑惑』の隠蔽という意図があったのではないかと、改めて感じる。

以上、少々長くなったが、関心のある方は、この『日本記者クラブ・党首討論』の第二部(後半部分)をじっくりとご覧いただきたい(おそらく、ネットに動画がアップされていると思う)。






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