北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(8日)の『日本記者クラブ』主催の党首討論の場で、飛び出した安倍首相による『朝日新聞批判』(実際は、他の新聞も含めたメディアの『加計疑惑』報道批判である)について、本日(9日)の新聞各紙が取り上げている。

昨日の私の記事にも、この経過は書いてある。

ただし、(基本的にそれを呼んで頂いたうえで)もう少し付け加えると、実は、『前段』のやりとりがあった。
この『党首討論』の第二部は、記者クラブの『企画委員?』である各メディアのベテラン・幹部クラスが、各党首に対して、質問を浴びせるというものだった。

そのなかで、(たしか)読売新聞(または日本テレビだったかもしれない)の橋本五郎とかいう名前の人が安倍首相に、次のような質問をした。

『国民の疑惑をはらすために、国会に昭恵夫人と加計孝太郎氏を呼んで、証言をしてもらう考えはないのか?』
すると、安倍首相は、『妻については、私が代わりに何度も答弁している。加計さんについては、ご本人が判断される問題である』と言って、突っぱねた。


このような『前段』があっての、先の私の記事に書いたような、『毎日新聞』と『朝日新聞』の質問であり、安倍首相が『朝日新聞』に対して、まるで『お前の新聞は、嘘ばかり書いているじゃないか?』と言わんばかりの逆襲であった。


今日の新聞のうち、私は(主要紙では、『読売新聞』をのぞく)5紙を見たが、そのなかでは、『朝日』『毎日』『東京』と『産経』の4紙が報じていた。
(『日経』はもしかしたら、報じているのかもしれないが、ざっと見出しをチェックしたところでは、見当たらなかった。)


最初に、各紙の報道ぶりを『写真』でチェックしよう。
その後、具体的に各紙が何をどのように報じているかを見ていく(これは、後篇で書くことになりそうだ)。

イメージ 1


これは、『毎日新聞』の2面に掲載された記事。<気色ばむ首相 朝日批判><加計問題で応酬>という見出しである。
この記事が、全体を見渡すためには、一番、適切なのではないかと私自身は考える。

イメージ 2


こちらは、『東京新聞』の2面の記事。こちらは、<森友・加計で批判集中>という大見出しが付けられた紙面の左下に配置されている。
<首相 気色ばむ><朝日の加計報道を批判>の見出し。『毎日新聞』の記事をやや、小さくしたような記事である。

イメージ 3


こちらは、(肝心の)『朝日新聞』2面に掲載の記事である。
こちらも2面全体に、<森友・加計 かわす首相>という大見出しが付けられているのだが、その下のほうの記事である。

<首相「朝日新聞、ほとんど報道していない」><国家戦略特区WG座長の発言など><3月以降10回以上掲載>などの見出しが付けられている。


私(が紙面編集の担当者)であれば、この記事、2面でなく、1面に掲載する。
これでは、気が付かない読者もいるのではないか?
また、安倍首相がなぜ、このような発言したのか、その『意図』が浮き彫りになるような見出しも考える。

安倍首相は、結局、(ネトウヨと呼ばれる人たちが好んで読むような)いわゆる『右派論壇』の雑誌(『月刊Hanada』や『月刊WiLL』など)と同様に、『森友・加計疑惑というのは、もともと存在していない。メディアの煽り報道が、さもそのような疑惑が存在するかのようなムードを煽り立てたのである』といった論調に乗っかった反撃を、昨日、『試みていた』のである。
(つまり、安倍首相が批判していたのは、『朝日新聞』だけではない。)


イメージ 4


最後に、この『産経新聞』3面に掲載されていたこの記事。

これは阿比留瑠比氏という、産経新聞の『スター記者』(安倍首相の『お気に入り』であり、前にどこかで、安倍首相は『必ず瑠比さんの記事は読む』などと語っていた)の『阿比留瑠比・観戦記』という(まるで、相撲か将棋か何かの観戦記みたいな)記事(コラム?)である(なお、この阿比留さんというかたの肩書は、『論説委員兼政治部編集委員』となっている)。

<加計問題で噴飯質問><朝日 強弁に会場失笑><毎日 仮定で反省要求>と例によって、『挑発的』な見出しを付けている。
書き出しは、次のようなもの。

<日本記者クラブ主催の党首討論会は、会場にいて赤面する思いだった。
学校法人「加計学園」をめぐるベテラン記者(記者クラブ企画委員)らの質問があまりに噴飯もので、聞くに堪えなかったからだ。>



ちなみに、ここで、私が先に述べた読売新聞(か日本テレビか?)の記者の『国民の疑惑をはらすために、国会に昭恵夫人と加計孝太郎氏を呼んで、証言をしてもらう考えはないのか?』という質問(この質問に対する安倍首相のそれこそ『噴飯もの』の答弁を含めて)がある種の『伏線』として、全体に影響を及ぼしていたという気がするのだが)については、阿比留記者は、全く触れていなかった。

では、後半の記事で、具体的にどのようなことを、各新聞が主張していたかを見ていこう。
(あまりたくさんの記事を対象に取り上げても、話が分散化するので、『朝日』『毎日』『産経』を取り上げていく予定だ。)
(つづく)





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