北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

全体表示

[ リスト ]

この記事の続きである。


新聞の記事の取り上げの順番であるけれど、『産経』を最初にする。
もう一度、『産経』の記事の写真を載せる。

イメージ 1


この記事のなかから、ポイントを紹介する。
<加計問題で噴飯質問><朝日 強弁に会場失笑><毎日 仮定で反省要求>という見出しだった。

<8日の日本記者クラブ主催の党首討論会は、会場にいて赤面する思いだった。学校法人「加計学園」をめぐるベテラン記者(記者クラブ企画委員)らの質問があまりに噴飯もので、聞くに堪えなかったからだ。例えばこんなやりとりがあった。



安倍晋三首相「朝日新聞は(獣医学部新設の審査に一点の曇りもないと証言する)八田達夫・国家戦略特区諮問会議議員の報道はしていない」

朝日新聞・坪井ゆづる論説委員「しています」

安倍首相「ほとんどしていない。ほんのちょっとですよ。アリバイづくりでしかない。加戸守行・前愛媛県知事が(7月10日の国会でゆがめられていた行政が正されたと)証言した次の日は全く報道していない」

坪井氏「しています」

安倍首相「本当に胸を張って(報道を)しているということができますか」

坪井氏「できます」



会場から笑い声が漏れる中、坪井氏はあくまで、社の論調と異なる加戸氏らの意見もきちんと報道していると言い張っていた。安倍首相も苦笑を浮かべつつ、国民に新聞のファクト・チェックをするよう求めるにとどめていたが、実際はどうだったか。

7月11日付の朝日新聞と毎日新聞の朝刊は、加計学園誘致を進めた当事者である加戸氏の証言について、一般記事中で一行も取り上げず、審査の詳報の中でごく短く触れただけだった。
(略)>



<また、毎日新聞の倉重篤郎専門編集委員の安倍首相の返答をさえぎりながらの傲岸不遜で稚拙な質問も、テレビ視聴者らに不快感を与えたのではないか。


「あなたのお友達が、獣医学部の新設を認められたこと、行政的な厚遇を受けたことについてあなたは何のアレもないんですか。反省もないんですか。問題も感じないんですか」

加計学園の理事長が、安倍首相の友人であることで行政的な厚遇を受けたといつ証明されたのか。ここ数カ月の不毛な議論や報道を振り返っても、そんな「事実」は見当たらない。

しかも、倉重氏は質問の中で「安倍さんが関与したかしないかは分かりません」と認めている。事実の裏付けもなく相手に問題があると仮定の上に仮定を重ねて決め付け、反省を強いるのが記者の仕事だと思われたらかなわない。>


この記事についての私の意見を書く。

『朝日新聞』が加戸氏の証言らを重要視してこなかったのは、(ある意味で)明らかである。しかし、それは、『メディアの自由』である。内容にほとんど意味がないから、軽視しただけである。全く報道しなかったわけではない。何を重視し、何を軽視するか、その『自由』なくして、『表現の自由』も『思想信条の自由』も存在しえない。


また、後者(倉重氏の質問)について、これは安倍首相の『結果責任』に対しての質問である。
安倍首相は、堂々と答えれば、それで足りる問題である。

ここで、うろたえたり、誤魔化したりするような答え方をするから、話がこじれるのである。

(それから、もともとは、この前にあった『昭恵氏の国会での証言の必要性』などについての橋本五郎氏?の質問に対して、『夫人については、私が代わって答えている』、『加計については、ご本人が判断すべき問題』などとしゃあしゃあと答えているのがおかしいのだ。

『女性の活躍』『女性が輝く』をうたう内閣で、妻の代わりに夫が証言するのを許容するということ自体が、大いなる矛盾である。)


イメージ 2


つづいて、『毎日新聞』の2面に掲載された記事。<気色ばむ首相 朝日批判><加計問題で応酬>という見出しである。
主な内容を紹介する。

<8日の党首討論会では、安倍晋三首相が衆院解散の判断に至った要因の一つとされる森友学園・加計学園の問題も取り上げられ、首相が気色ばんで朝日新聞を批判する場面があった。
 
きっかけは日本記者クラブの企画委員の質問。加計問題での首相の説明が「不十分」とする回答が79%を占めた朝日新聞の調査に触れた。

応答で首相は7月10日の加計問題に関する国会の閉会中審査に言及。
参考人で出席した加戸守行・前愛媛県知事の発言を「次の日に全く(朝日が報道)していない」と続け、「胸を張ってしていると言えますか」と聞いた。「はい、できます」と応じられると、首相が「チェック」を呼びかけた。



朝日新聞は7月11日付の朝刊に審議の詳報を載せ、「愛媛は12年間加計ありき」の見出しで加戸氏の発言を掲載した。

この問題では、希望の党の小池百合子代表も「情報公開が足りない」と指摘。共産党の志位和夫委員長は「冒頭解散強行の理由は疑惑隠し以外にない」と追及した。別の企画委員も「結果的に一番偉い人の友達が優遇された。ゴルフも会食もした方が厚遇を受けたことに、何の反省も問題も感じないんですか」と質問した。

首相の答えはこれまでと同様で、「私自身がもっと慎重であるべきだった。しかし私が何か(権限)を行使したとは、前川さん(喜平・前文部科学事務次官)を含めて誰も証言していないことが明らかになっている」と繰り返すにとどまった。(略)>

この記事は、このあと、『首相には自民党内からも注文が付く。』として小泉進次郎氏などの発言も載せている。


イメージ 3


最後に、(肝心の)『朝日新聞』2面に掲載の記事である。
こちらも2面全体に、<森友・加計 かわす首相>という大見出しが付けられているのだが、その下のほうの記事である。

<首相「朝日新聞、ほとんど報道していない」><国家戦略特区WG座長の発言など><3月以降10回以上掲載>などの見出しが付けられている。
この記事は、次のような内容だ。

<8日の党首討論会では、安倍首相が加計学園問題についての報道のあり方に注文をつける場面があった。首相はこれまでも民放の番組などで、国家戦略特区での獣医学部新設を推進する側が「手続きに問題はなかった」などと主張していることを、もっと報じるよう求めてきた。

党首討論会で朝日新聞の坪井ゆづる論説委員は、今年7月の衆参予算委員会の閉会中審査で、首相が加計学園の獣医学部新設計画を知ったのは今年1月20日だったとした発言をただした。

だが、安倍首相は直接答えず、「まず、朝日新聞は八田(達夫・国家戦略特区ワーキンググループ座長)さんの報道もしておられない」と返した。坪井論説委員が「しています」と反論すると、「ほとんどしておられない。しているというのはちょっとですよ。アリバイ作りにしかしておられない。加戸(守行・前愛媛県知事)さんについては、(国会で)証言された次の日には全くしておられない」と述べ、坪井論説委員は再度、「しています」と反論した。



朝日新聞(東京本社発行の最終版)は、閉会中審査での八田氏の発言について、7月25日付の朝刊で獣医学部新設の決定プロセスを「一点の曇りもない」とした答弁や、「不公平な行政が正された」とする見解を掲載した。

また、こうした国会での発言も含め、八田氏に単独取材した今年3月下旬以降に10回以上、八田氏の発言や内閣府のホームページで公表された見解などを掲載してきた。

加戸氏については、閉会中審査が開かれた翌日の7月11日と25日付の朝刊で、国会でのやりとりの詳細を伝える記事で見出しを立てて報じたり、総合2面の「時時刻刻」の中で発言を引用したりしている。>


この記事だけでは、何となく、『自社の報道』のみについて書いていて『受け身』のように見えるが、実は、この紙面全体で、安倍首相の『答弁の仕方そのもの』について反論していた。


イメージ 4


これが『朝日新聞』9日付の2面の上半分である(東京本社版)。
ここには、次のように書かれている。

<「森友・加計問題で、結果的に一番偉い方(首相)の友達が優遇されたことに、安倍さんはこれまで何もおっしゃっていない。その辺はいかがか」。



党首討論会の質疑で、毎日新聞の倉重篤郎・専門編集委員は、森友学園への国有地売却や加計学園の獣医学部の新設問題について、首相の「結果責任」を問うた。

だが安倍首相は、森友学園の籠池泰典・前理事長について「一回もお目にかかったことはない」と述べて「友達」ではないとことわり、質問には直接答えずに「獣医学部の申請をしてきたのは15年間、加計学園のみで、安倍内閣でも5回却下している」と手続きに問題はないことを強調した。

倉重氏は「聞いているのはそこではない。最高責任者として責任を感じないのか」と改めてただしたが、首相は「15年間、(申請は)1校しかなく、50年間、獣医学部が設立されなかったことがよかったのか」と主張。

倉重氏が「(獣医学部の)必要性を聞いているのではない」と遮り、「他の候補も手を挙げているところで、ゴルフも会食もしている方(加計学園の加計孝太郎理事長)が結果的に厚遇を受けたことに何も感じないのか」と詰めると、ここで首相は「疑いをもたれることは当然のことで、もっと慎重であるべきだった」と答えた。


この日の首相の答え方にはパターンのようなものがあった。

加計学園に関する質問には、まず「国会で丁寧に説明を重ねてきた」と主張。次に「(国会の中で)私が関与したと言った方は一人もいない」と強調して、さらに、国家戦略特区ワーキンググループの八田達夫座長や加戸守行・前愛媛県知事ら、特区での獣医学部新設を推進する側の主張が十分に報道されていないと指摘する。質問に答えるというより、自らの主張を述べることに重点があったようにもみえる。



もう一つ、討論で活発なやりとりになったのが安倍首相自身の国会答弁だ。

7月の衆院予算委員会の閉会中審査で、今回の加計学園の獣医学部計画をいつ知ったのか問われた首相は、「申請が正式に認められた(今年1月20日の)国家戦略特区諮問会議で知るに至った」と答えていた。

その一方で、「腹心の友」と呼ぶ加計理事長について「時代のニーズに合わせて、新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいという趣旨の話は聞いたことがある」とも答弁しており、1月20日より前に計画を知っていたのではないかとの疑念が残る。


朝日新聞の坪井ゆづる論説委員が「『新しい学部や学科』について、具体的に何も言わなかったのか」と問うと、首相は「それ以上、話に興味がありませんでしたから、そうだなと思った」と否定。「私がそう言っているだけではなかなか信用されないので、朝日新聞にも加戸さんや八田さんの証言もたくさん載せて欲しい」と述べた。

国と学園側とのやりとりとみられる録音データが発覚した森友学園問題については「まず捜査当局が真相を明らかにするべきだ」と述べつつ、「国会で聞かれたら当然、答弁する義務がある。丁寧にお答えをしたい」と語った。


加計問題については、首相や首相官邸側の関与をうかがわせる文書や証言がいくつも明らかになっているが、関係者は「記憶にない」「記録はない」などと繰り返してきた。朝日新聞の9月の全国世論調査(電話)では、森友・加計学園問題をめぐる安倍首相の説明を79%が「十分でない」と答えている。(略)>


このように(『朝日新聞』の記事全体を読むと)、『朝日』と『毎日』はお互いに、ある意味で『連携』をしながら、安倍首相の答弁の仕方について追及をしている。
(『読売新聞』が何を書いているかも気になるところだが、それは分からない。)

それに対して、『産経新聞』が、自分たち(そして安倍首相)にとって都合のいいように、『事実のつまみ食い』をして、安倍首相の『擁護』に終始しているのが顕著である。

『産経』は最後まで安倍首相につき従うつもりなのだろうか?






https://politics.blogmura.com/politicalissue/ranking_out.html にほんブログ村 政治・社会問題]
にほんブログ村のランキングに参加しています。
よかったら、この記事にクリックをお願いします。 


この記事に

閉じる コメント(2)

顔アイコン

朝日、毎日、東京新聞は反日の最低メディアですね。
本当に日本から追放するべきだと思いますよ。
フェイクニュースに騙されるのは朝鮮人ぐらいでしょうね。 削除

2017/10/9(月) 午後 1:01 [ マリア ] 返信する

顔アイコン

> マリアさん
典型的な『ヘイトコメント』ですね。記念に、そのまま、『保存』させて頂きます。
ただし、あまりにも『典型的』すぎて、どこかの『愉快犯』がネトウヨのふりをして書いているわけではあるまいな、と疑心暗鬼に陥ります。

2017/10/9(月) 午後 2:32 [ 北京老学生 ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事