北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(12日)の新聞各紙は、『衆院選情勢調査』なるもの(新聞によっては、『衆院選序盤情勢』などと書いているものもある)を発表している。

この結果、安倍首相の退陣を望んでやまない人々にとっては、『残念』にも見える『予測』が書かれている。

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これは、『朝日新聞』。自民党は単独過半数(233議席)を大きく上回りそうで、公示前勢力(284議席)を上回るかどうかは微妙、と書いている。

『公明は公示前勢力(34議席)を確保できるかどうか』としているので、自公合わせると、(全465議席の)3分の2である310議席以上を確保できそうな見通しということになってしまう(実際の『改憲勢力』は、この自公の数に、『維新』『希望』などがプラスされるので、さらにその可能性が強くなってしまう)。


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こちらは、『読売新聞』。やはり、『自民党単独で過半数(233)を大きく上回る勢い』と書いている。


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こちらは、『日本経済新聞』。
『自民、公明両党で300議席に迫る勢い』などと書いており、さらにダメ押し的に、各党の予想獲得議席数を、数字で示している。


これらの数字や、書きっぷりを見ると、『安倍内閣打倒』どころか、『憲法改悪反対』も突破されそうで、ガッカリしている人が多いのではないかと思う(私自身も、気分は良くない)。


しかし、今回の『調査』というのは、いずれも10、11日に電話調査などを行ってその結果を踏まえて、割り出したものである。
だが、私自身のことを考えても、そもそも、誰が各選挙区で出ているのか、比例の名簿はどうなっているのかなど、(かなり、『選挙』に関心を持っている者でも)分からないことが多い。


ましてや、『選挙』にあまり関心を持っていない人など、『希望の党』とか『立憲民主党』など、意味不明の人もかなりいるに違いない。
(もともと、半数近くの有権者が、『棄権』するという『危険』な国柄ではあるが…。)

逆に、今回の衆院選は、『電撃解散』を行い、おまけに、前原氏らが『希望の党』への『民進党』の合流を提唱し、それが(小池氏らの側の『選別排除』の姿勢によって)『騙し打ち』だという反発が強まるなかでの、極めて異例なことばかりの選挙である。


これらの記事にも書かれているが、『希望の党』に対する有権者の『期待』や『希望』は急速にしぼんでいるという。
他方、『立憲民主党』に対する期待とか、実際に候補者をきちんと見極めながら、大局として望ましい結果が出るように、『戦略的投票行為』を取ろうとする人々も、増えてきている(これは、ある意味では、左右を問わず、そういう考えをする人が増えてきているのではないかと思う。)

そうした中(つまり、『希望』の凋落、どこに投票するか、人々が考えているなか)での、『自民党』の『勢い』である。
今回ばかりは、この1週間強の間に、どういう風になるのか、予想がつかない部分がある。

もともと、投票率が極めて低い。
これが、少しでも高くなっていけば(逆に、『自民党にこれ以上、勝たせると好ましくない』『安倍首相が調子に乗って、ますますデタラメが横行し始めるのは嫌だ』などという傾向が強まれば)、この新聞予想などは、あっという間に、吹き飛んでしまう可能性も『ゼロ』ではない。
(そこが、『小選挙区制』の怖さでもある。)


さらに、今回の『調査』で注意しておきたいのは、次のようなことだ。

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これは、『読売新聞』の『調査の方法』の説明。
まず、『調査は日本経済新聞社と協力して実施した』と書かれている。ただし、『両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った』とある。
つまり、同じ『世論調査データ』をもとにしても、かなり違った、読み方ができるということである。

それと同時に、世論調査の『回答人数は、1小選挙区あたり200〜300人を目標とした。』などの説明もある。つまり、(上記のように極めて流動的な状況において)かなり少ない数の調査で結果を割り出している(らしい)ということである。

安定した状況であれば、少数のサンプルでも全体の動向はわかるだろうが、このように『混とんとした状況』ではどうだろうか?


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こちらは、『朝日新聞』のほうの『調査方法』の説明。<全289小選挙区から、全国の「縮図」となるよう統計的に選んだ約半数の144小選挙区の有権者を対象>に調査し、その調査結果を2倍にしたなどと書かれている。また、<各選挙区の有効回答の目標数は300>などとも書かれている。

おそらく、これだけでは状況が把握できているという自信がないのだろう。調査は引き続き12、13日と行うなどとも書かれている。
このように、調査の中身を見れば、さらに『疑問』を感じるようなシロモノである。


世論調査の結果は、一般に、その内容によって、人々がそれを後押しするような投票行動(棄権を含めて)をする場合と、逆に、それに反発するような投票行動をする場合の両方があると言われている。

今度ばかりは、どちらの結果が出るか、わからない(むしろ、逆の結果になるような、人々の行動が望まれる)と思う。








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及び画像拝借願います

2017/10/16(月) 午前 2:11 [ mokeihiki ] 返信する

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> mokeihikiさん
どうぞ、ご自由にお使いください。

2017/10/16(月) 午後 3:18 [ 北京老学生 ] 返信する

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