北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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朝鮮半島を舞台に、『南北会談』あるいは『慰安婦問題に関する日韓合意についての発言』など、いろいろなニュースが発信されているが、もう少し中身をきちんと把握したうえで、
取り上げることにしたい。

(なお、明日から15日まで台湾を出国して、沖縄・那覇にカミサンとミニ旅行する予定だ。
明日は、夕方の便で桃園国際空港を出発する。だから、明日の朝はまた、ここに記事をアップすることもできると思う。
どうせ、パソコン持参で沖縄に行くので、沖縄からもアップするつもりだが。)


最近、河野太郎外相が興味深い発言をしている。
年始の各所の挨拶で、なるべく『人々が注目するような話』をしているみたいだ。

イメージ 1

こちらは、『朝日新聞デジタル』で一昨日(8日)の夕方に発信されていたもの。
『朝日新聞』の紙面にも同じ記事が出ているかと探したが、見つけることができなかった。
(ネット専用の記事なのかもしれない。)

この内容が、ちょっと面白い。

<「今、日本の外交はかなり危機に直面していると言わざるを得ない」――。河野太郎外相は8日、地元・神奈川県茅ケ崎市での会合でこう強調した。中国の途上国への外交攻勢を引き合いに出しつつ、外相の積極的な海外出張などに理解を求めた。

河野氏は「中近東やアフリカでは、中国が建てたビル、国会議事堂、中国がつくった橋、道路。どこへ行っても建設現場には中国語の看板がかかっている」と指摘。政府の途上国援助(ODA)基準を定める経済協力開発機構(OECD)に中国が加盟していないことから「中国は国際ルールにしばられない」として、「中国が使うお金は、世界中のほとんどで日本のODAと民間投資を足した金額の何倍もだ」と述べた。

そのうえで、「今までと同じことをやっていたのでは、日本の国益を守れない。外交の中身で勝負しなければいけない時代になってきた」と訴えた。

河野氏はさらに、日本の外相が各国を最後に訪問した時期を外務省にまとめさせたことを紹介。「スウェーデンに最後に行ったのは(父の)河野洋平。そういう国が四つばかりあった」と述べ、外相の海外出張を増やす必要性を強調した。

河野氏は外相専用機の導入に前向きな姿勢でも知られる。この日も「どこかへ行こうと思ったら、いろんなところで乗りかえて出かけていくのが現実だ」と語った。>


この記事のなかで、『今までと同じことをやっていたのでは、日本の国益を守れない。外交の中身で勝負しなければいけない時代になってきた』と河野氏は語っているが、『今までと同じこと』云々というのは、何も安倍首相の『地球儀俯瞰外交』なるものを見直すということではなさそうだ。
むしろ、『より一層、推進する』ということのようにも見える。

しかし、GDPの規模の差でもかなりの格差が生じてしまった、日本と中国の関係。
中国の場合は、日本の10倍以上の人口があり、『民主主義』の国でないため、(理屈としては)『いざという時』には、その人口をすべて(戦前の日本のように)『兵力として投入可能』という条件下の国である。

したがって、(そのような要素を含めて考慮すると)軍事的・政治的潜在力はさらに大きなものがあるとも言える。
(それに対して、日本は本来、『民主主義』の国であるということが、『ソフトパワー』であるはずだが、そうした『強み』を安倍政権はどんどん破壊し、捨て去ろうとしている。)


このような(ある意味で)『異質な大国』(日本も別の意味で、『異質』だが)を相手にして、世界中で対峙し『囲い込み』をしようとするような『戦法』を日本が採用していれば、日本が敗北してしまうことは、『明らかなこと』のはずである。

ところが、河野太郎氏は、安倍首相の外交方針を見直すならともかく、(今のところ)それを推進しようとしているようだ。
それで、昨年末には、『自分が中国首脳に対抗して、世界中を飛び回れるように、外相専用の飛行機がほしい』と言っていた。

そんな『飛行機』を購入するだけで、日本の『外交力』が急上昇するのであれば、そのような『買い物』も良いことだろう。
しかし、どうも上記の記事を読むと、さらに『中国と立ち向かおう』としているだけのようだ。

日本のプレゼンスが世界で低下しているのは、日本人全体の発想・行動力が『内向き』になっていたり、あるいは日本企業も基本的に日本国内の(極めて均質的な)マーケットしか相手にしていないところに問題がある(のだと思う)。
(もちろん、日本人の『内向き』志向には、反面のメリットもあり、ただ『何が何でも外向き・積極的になれば良い』というものではないと思う。)


こうした状況のもとで、『外交の中身で勝負しなければいけない時代になってきた』というが、それは『自明のこと』ではないか?

というか、安倍首相は、そのような姿勢で(第2次政権以降だけを数えても)この5年間やってきたのではないか?
5年間もやって、『結果が出ない』ような方針(アベノミクスもそうだが)とは一体どういうことか?

河野外相が、少なくともこの5年間の外交方針の中で、『見直すべきこと』があるとするなら、それは何なのかを明示すべきであろう。
最近の河野氏の発言を見ていると、『思っていたより、日本の外交の現状はひどい』と感じているような印象を受けるが、それはどうしてなのだろうか?








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