北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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本日(29日)から、衆議院予算委員会での審議が始まったので、インターネット中継を通してみていた。

(今、台湾にいるが、『NHKワールドプレミアム』という海外放送では、国会審議はなるべく中継しないことと、決めている?ようで、日本では『中継放送』をしている時間帯を、どうでもよいような再放送を繰り返して、しきりに時間をつぶしている。

これは、海外にいる日本人の『有権者』に対して、『知る機会』『政治に参加する機会』を奪っているとも言える。明らかにおかしな、やり方だと思う。
特に留学生等の形で日本人が外国に出た期間は、逆に『日本とは何か?』について意識が高まる機会であることを考えると、日本人の国民意識の向上に向けて、『もったいないことをしている』とも感じる。)



今日は、衆議院予算委員会での(安倍首相も含めた)審議をやっていた。

自民・公明の議員の質問時間を含め、立憲民主党、希望の党の議員などの質問を、結構、目いっぱいやっていた(だが、今日の新聞の『夕刊』を読むと、与党は明日中に、『補正予算』を衆議院通過させたいという予定だという。つまり、この予算委員会も明日で、いちおうの『区切り』をつけるつもりなのだろう)。

特別国会に引き続き、与党(自民・公明)の質問時間が長くなっている。

ただし、何を聞いているかというと、『堀内紹子』という山梨県選出の女性議員(堀内王国=富士急行をバックにして出ている?)の話を聞いていると、普通に考える『国会質問』というより、何か自民党広報番組の司会者のような役回りでしかない。
最後には、時間を少し余らせてしまって(野党に対して自民党が強く主張して、質問時間を延長したせいもあり)、野党からのブーイングも受け、ご本人が『あわてふためく』という態であった。

続いて質問していた、沖縄選出の議員(一番前に質問した自民党議員も沖縄の問題について触れていたようだが)は、普天間飛行場の一連の米軍機による『事故』と、例の松本文明副大臣によるヤジ(何人死んだというんだ?!)問題をも取り上げていた。
現在、(辺野古新基地建設問題で揺れる)名護市長選の選挙期間であるため、結構、ていねいに沖縄の問題を質問していた。

だが、安倍首相は、どこか体調が悪いのか、ぼーっとしたような態度で応答しており、挙句の果ては、国場(という沖縄特有の名前の)議員からの質問であるにもかかわらず、いつの間にかそれを忘れてしまったようで、『宮崎議員?』などと間違って呼んでいた。

沖縄の重要な選挙戦中であるために、国場議員がこうした質問に立っているという『自覚』が安倍首相にはあまりないようだ。これも『長期政権』故の『たるみ』『疲れ』から発しているというべきだろうか?



その後、立憲民主党の長妻議員も質問に立ったが、私は、その後にたった川内博史議員の質問の仕方が印象に残った。
(これまで、川内議員の質問についてあまり印象は持っていなかったが)今日は、辺野古古新基地における米軍機の飛行ルートについて、ていねいに質問し、そこにルートを変更しても相変わらず、市民生活に危険を及ぼす可能性のある『飛び方』を許容しているものであることを暴露していた。

このほか(生活保護の引き下げに関連して)全国消費実態調査のデータの分析についての話など、かなり細かく、専門的な内容についても突っ込んで聞いていた。
さらに、佐川国税庁長官の責任問題なども、(わかりやすい)『べらんめえ調?』のトークもまじえて本音で切り込んでいく。

しかも、いわゆる『断定』『糾弾』口調でなく、相手の矛盾を浮き彫りにしていく。なかなかの腕前だという印象を受けた。
森友学園や加計学園(あるいはスーパーコンピュータ助成金)などの問題は、補正予算が成立しようがしまいが、今後とも安倍内閣の足元を揺るがせ続けるという感じを受けた。
(安倍首相は、その答弁を聞いていると、『すべてフェイクニュースだ』という居直りで突破しようとするつもりらしい。)


安倍内閣は沖縄について、普天間飛行場を辺野古に移転するのが『唯一の解決策』という論法にしがみついているが、しかし、辺野古新基地建設がどういうものなのか?ということを詳しく知れば知るほど、(少なくとも)本土においては、『おかしな話だ』と感じる人が多いことだろう(沖縄のなかでは、ほとんどの人が、既に『態度を決めつつある話』なのかもしれないが…)。


このほか、本日の審議の中では、いわゆる『働き方改革』の問題が取り上げられていた。
これは、希望の党の大西健介議員なども取り上げられていたが、NHKの職員の過労死が長年、隠されてきた問題も含んでいる。

安倍首相は、『働き方改革』という美名でもって、『長時間労働規制』問題の所在を隠し、逆に、『裁量労働制』の拡大(改悪)、また『高度プロフェッショナル労働』という新たな『残業代ゼロ法案』の成立を目論んでいる。

しかし、予算委員会での細かな審議を聞いていると、どうも安倍首相は、労働者が現実にどのような労働をしているかは(沖縄で米軍基地がどのような運用をされているかと同様に?)ほとんど『関心』『興味』『想像力』が及ばないようである。


ひたすら、沖縄については、『世界で最も危険といわれる普天間飛行場の辺野古への移設』を念仏のように語り、また、『働き方改革』については『連合の神津会長からも要望のあった』法案の成立が、『岩盤規制にドリルで穴を開けること』(良いこと)なのだという、『固定観念』でもって押し切ろうとしている。

こうした問題は、本来、国会の予算委員会のように、じっくりとていねいに審議できる場でもって、多くの野党が(一部、分業体制を引き受けながら)集中的に問題を取り上げて、説明を加えていけば、与党のほうが矛盾を来たし、少なくとも『支持率』の面だけ見てもドンドン下がっていく可能性のあるような問題である。
(今のNHKのニュースなどを見ると、国会報道に関してはおよそ『ニュースの態をなしていない』。)

国会内での議員の質問と国会外でのさまざまなレベルでの活動の高まりが連動していけば、少なくとも沖縄や原発、労働問題あるいは介護・保育などの面で安倍内閣をもっと追い詰めることができるはずだと思う。
(現状、北朝鮮や中国などのからんだ、外交や安全保障、『憲法改悪』の問題だけで直接的に安倍内閣を追い詰めるのは、極めて困難な気がする。むしろ、こうした国内の課題に対する『追及』をていねいに行っていくことが『改憲阻止』につながっていくのではと感じる。)






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