北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(30日)、補正予算案が衆議院予算員会と本会議で可決された。
今日(31日)あたりは、国会審議はお休みなのか(どうせ、『補正予算』に野党が本気で反対することはあまりないし…)と思ったら、引き続き参議院予算員会で審議をやっている。

そこで、『どうせ付き合い?』のような気分にもなって、本日も、アイパッド(タブレット端末)で参議院予算委員会のインターネット中継を見ながら、パソコンでこの記事を書いている(台湾では、NHKの海外放送でもほとんど国会中継はやっていないので…)。

(『どうせ付き合い?』というのは、私も今年70歳になる。
考えてみると、『国会中継』をじっくり見る余裕?は、若いころはなかった。

『若いころ』に限らず、ここ数年を考えても、いわゆる『重要法案』の審議の山場の時などはそれなりに見ているが、それ以外はあまり見ていない。
そういうこともあって、『憲法改悪』あるいは『安倍自民党総裁3選』がかかっている、今の時期は、国会中継を見てもよいかな…と思っている。)


ただし、見ていると、いろいろ気が付くことがある。
一つは、自分の『政治的見解』を踏まえての『不満』等々。
もう一つは、私の『政治的見解』をひとまず、おいておくにしても、もう少し何とかならないのかという一般的な『視聴者』として感じる『不満』等々である。

後者についてもそのうち書きたいが、今回は余裕がないので、前者のほうを書く。


今日の国会審議は、トップバッターとして参議院民進党の小川敏夫議員が『民進・新緑』という会派として質問している。

小川氏の質問は、比較的メリハリが聞いていて、聞いていて面白かったことが多かったように記憶するが、どうも今日の質問は、『準備不足』なのか、パンチがきいていない。

『エンゲル係数が高くなるなど、国民の生活は悪化しているのではないか?』『日銀黒田総裁の進める政策は破綻しつつあるのではないか?』『森友学園の問題』など、いろんなことを少しずつ聞いているが、どこをどう詰めていきたいのか、質問の趣旨もはっきりせず、(一言でいうと、繰り返しになるが)パンチがきいていない。


国会中継の画面を見ていると、民進党の小西洋之議員の姿が小川氏の後方に映っているが、何となく元気がなく、不満そうな表情を浮かべている。これは安倍首相の答弁に対して不満であるというよりも(仮にそうであれば、この人の場合、大いにヤジを飛ばしそうな印象である)、むしろ小川氏の質問の内容、あるいは仕方に対して不満なようにも見える。


小川氏の『森友学園』に関連した質問には、例の『安倍晋三記念小学校』というネーミングのことも含まれていて、この部分では、むしろ安倍首相からの反論を受けていた。それは、最近、『産経新聞』などが宣伝している視点で、森友学園の側から出されていた『小学校の設立申請書?』には、『安倍晋三記念小学校』ではなく、『カイセイ小学校』と書かれていた。
それを野党も『安倍晋三記念小学校』と決めつけて国会質問を行い、『朝日新聞』などもそのように報道した。

これは、『フェイクニュース』であるというのが、『産経新聞』などの主張である。
(これは、『本質的な問題』でなく、些末な部分を大きく取り上げているに過ぎないと私は考えている。)
そして実際、本日の答弁でも安倍首相は、このような話を延々としていた。

現在というタイミングで、何を聞きたいのかという趣旨が不明確なままに、『森友学園』とか『安倍晋三記念小学校』などという言葉を口にすれば、『待ってました』とばかりに、こうした反撃をしてくるのは、当然、十分、予想しうることだろう?

小川氏は、そういう『判断』でこのような質問をしているのだろうか?
単純に『準備不足』のもとでの質問なのか?

それとも、これは一種の『誘導質問』で、安倍首相から『昭恵夫人と森友学園との間の細かなやりとりは知らない』という答弁を引き出して、それを『証人喚問』『参考人召致』につなげるつもりだったのか?
どうも、意図不明である。


『意図不明』と言えば、小川氏の後に(『民進・新緑』から)質問にたった浜野喜史議員は、『高度プロフェッショナル労働制度』や『裁量労働制の拡大』などいわゆる『働き方改革』に関する法案について、批判的な立場から質問していた。

どうも、この議員の雰囲気から、労働組合の出身議員らしいな、それにしても、やけに『官僚的な?』人物だなと思って、審議のやりとりを聞きながら、パソコンで検索すると、この人物は、『電力総連』(電力会社の労働組合の連合体)の出身であった。

やはり、そういう人物かと思い、審議をそのまま聞いていると(この記事を書きながらなので、あんまり集中して聞いてはいない)、そのうち、『環境問題』そして『原子力規制委員会』の問題に移っていった。
どうやら、『ながら視聴』をしていると、原発再稼働を(側面から)推進するような視点から、いろいろ聞いているようである。

もともと、民進党には、このような労働組合勢力が存在している(むしろ、『連合』のなかでは、こうした勢力のほうが、主流派である)ことは承知している。
しかし、『民進党』『希望の党』『立憲民主党』といった相互牽制の状態のなかで、こういった勢力が公然と出てきているようにも感じる。

そういう意味では、実際に『バラバラ』であるものが『バラバラ』であることを露呈することは、直ちに『悪いこと』とは必ずしも言えない。

しかし、逆にこのような状況が露呈している以上、こうしたなかで、『何を目指していくのか』そのことが、明示されないと、一般の国民は、単純に『政治不信』を増して、その結果、安倍首相のような人物が、好き勝手なことをやり続けることになりかねない。

(ちなみに、浜野氏のあとに同じく『民進・新緑』から質問にたった、森本真治議員は、今度は核兵器禁止条約について取り上げていた。この人は、広島県選出の参議院議員であるが、その質問に流れている理屈を考えながら、先の浜野氏の質問と比べると見事に?バラバラな質問だという気がした。)

民進党は、当面『分党』をしたほうが良いのかどうかは判断できない(私自身は、現時点では『立憲民主党』に注目している)が、矛盾だらけの『質問』を国会で行って、国民に戸惑いや失望を与え続けているのでは、(同じく)矛盾だらけの『安倍政権』を追及しきることはできなくなってしまう。








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