北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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本日(31日)午前中の国会審議を『インターネット中継』でながら視聴をしながら、別記事を書いた。


これをアップした後、(ここで取り上げた)民進党・新緑風会の浜野喜史氏の質問について、何を正確に発言していたのか、どうにも気になって、もう一度(ネットで動画を探して)視聴してみた。
その結果、わかったこと。

これは、完全な『電力業界の代弁者』としての質問である。
おまかに『自民党もびっくり』するほど、むき出しで赤裸々にその『立場』を話している。

このような人物の予算委員会での総括質問を聞いていて、一般の国民は『安倍政権』と野党の違いは全くわからないに違いあるまい。
なぜなら、浜野氏の言っていることは、安倍政権では表面から隠されている『本音』をずばすばしゃべっているからだ。

こうした人物を、『民進党・新緑風会』の一員として1時間強も総括質問させることは、まったくふさわしくない。
彼の、驚くべき質問を、簡単に紹介する。

イメージ 1


これが、浜野喜史氏である。
ネットで調べると、浜野氏は大学を卒業後に関西電力に入社し、電力会社の組合である電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)会長代理を務めた後、2010年の参院選において、(当時の)民主党から立候補し、『比例区』で23万票を獲得し、当選した(現在、第1期目)。

つまり、(普通に考えて)電力会社の利害を代弁するために、『国会議員』になった人物である。

イメージ 2

イメージ 3


その質問内容を聞くと、こうした『一般的な評価』以上に、さらに踏み込んで本音をしゃべっている。

浜野氏は、全体で1時間3分という質問時間のなかで、(1)働き方改革、(2)地球温暖化問題、(3)再生可能エネルギー問題、(4)エネルギー基本計画・原子力行政について質問している。
『働き方改革』は、あまり迫力のない質問の仕方で、『裁量労働の拡大』『高度プロフェッショナル労働の導入』について批判していた。
(これは、19分くらいかけていた。)


問題は、残りの40分間に彼が発した言葉である。

先ほど写真を掲載した場面では、2030年度と2050年に向けた『温室効果ガス削減計画』について、中川環境大臣に対して、『削減目標が高すぎる』『経済界が大反対している』と批判した。さらに、環境省の有識者の検討会議で、カーボンプライシング(炭素税の導入?)を議題としていることに対しても批判。

そしてこれは、『環境省が、結論ありきで突っ走っているのではないか?』『産業界の活力をそぐ』『閣議決定に立ち戻って、慎重に進めるべき』といわば、環境省をつるし上げていた。
(こうしたやりとりに対して、茂木経済再生担当大臣は、どちらかというとニヤニヤしたような表情を浮かべて聞いている。)

イメージ 4


次に『再生エネルギーの活用』に関して、浜野氏は再生可能エネルギー発電促進賦課金について取り上げた。
これは、『FIT制度(再生可能エネルギーの固定買い取り制度)』によって電力会社に発生した費用を、電力料金に上乗せする制度であるが、この金額が、2020年?には総額が日本全体で2.1兆円(消費税額の1%を上回る?)に上ると指摘してみせた。
(2030年には、再生可能エネルギーの比率を、現在の目標である22%→24%への上昇を実現しようとすると、3.1兆円にも上ると、脅してみせた。)

イメージ 5


しかもこうした事柄を、世耕経済産業大臣に答弁させるというやり方である。
世耕大臣も、どちらかというと、ニヤニヤした感じ(あるいは、『我が意を得たり』という感じ)で、浜野氏の質問に答えていく(この写真ではたまたま、眉をひそめているような表情になってしまっているが、これは『例外的なス瞬間』である)。

結局、浜野氏は電力業界を代表して、経済産業省とタイアップしながら、環境省を締め上げ、『再生可能エネルギー』の比率を引き上げる計画を進めないように、あるいは『野心的な温室効果ガス削減目標』をかかげないようにと圧力をかけているのである。

これが、『野党』である『民進党』の質問かと驚くばかりである。
むしろ、安倍内閣を応援するような質問であり、『野党』である意味のない質問といえる。
(つづく)









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