北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(31日)、<【参議院予算委】浜野氏(民進党)の赤裸々な原発擁護・推進の『質問』 前篇>と題する記事を書いた。
それの続きのつもりである。

ところが、その後、同じ参議院予算委員会で自民党の宇都隆史(うと・たかし)という議員の口からあきれた『質問』が飛び出した。

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これが、宇都氏。この人は、自民党所属の参議院議員(2期)で現在、参議院外交防衛委員長を務めている。元外務大臣政務官であり、航空自衛官出身(最終階級:一等空尉)という経歴をお持ちのかただ。

イメージ 2


本日(1日)付『朝日新聞』に掲載の記事。これは、昨日の発言直後に、ネットでニュースが配信されていた(『産経』も同様の記事を配信。もちろん、トーンは異なるが…)。
記事の冒頭部分を紹介すると…。

<31日にあった参院予算委員会で質問に立った自民党の宇都隆史氏が、韓国で開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式に安倍晋三首相が出席することについて「首相を見ていると本当は行きたくないと感じる。
インフルエンザもはやっているので罹患(りかん)するという手もある」と発言した。>


この発言を、『質問』の動画を見て確認したが、ご本人は、トクトクとして(単に軽口をたたくといった調子で)しゃべっている。
しかも、この質問は全体のなかのほんの導入部分(自分は、いろいろ外遊して活躍していると選挙民向けにアピールするため?)に過ぎない(このあと、ご本人は、『本題に入る』などといって『補正予算』の質問を行っている)。


だが、このようなことを『軽口』でしゃべれるような薄っぺらな雰囲気が、安倍政権の周辺で漂っていること自体が不気味である。
(しかも、こういう人物が、単なる『ちんぴら議員』などではなく、『参院外交防衛委員長』さま?で、国を代表して外遊されているというのだから、事は冗談ではすまされない。)

これから、『後篇』部分を書く、民進党の浜野氏の場合と同様、これまでは『あからさまに発言すること』は『非常識』とされていたような、裏の『本音』が表に噴出してしまっているような事態である。


安倍首相のような、極めてユニークな人物が総理大臣をいつまでも続けていると(アメリカのトランプ大統領も同様であるが)、これだけ『政治のレベル』が荒れてしまうのかとあきれるばかりである。

仮に百歩というか、一万歩譲ったとしても、国家と国家が『外交』を展開している場で、『仮病を使ったらどうか』などとアドバイスするというのは、かえって我が国の立場を悪くするようなものだという気がする。
(つまり、少しでも『まともな外交』をやろうとしている者にとっても、それはマイナスに影響する。)


さて、昨日(31日)の参院予算委員会での宇都氏の質問の続きである。

イメージ 3

これは、昨年(2017年)9月に就任した原子力規制委員会の更田(ふけた)委員長。
民進党の浜野氏は、質問のなかで、昨年12月13日に広島高裁で下された、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方街)の運転差し止め仮処分決定に対して、『強い違和感を覚える』と『怒り?』をぶちまけている(いかにも、電力業界を代表しての質問らしい)。

そして、更田委員長に対して、(ややとばっちりではないかと思えるほど)『規制委員会では、巨大噴火の可能性についてどのように認識していたか?』と迫っていた。
(更田委員長は、『現在は、巨大噴火の直前の状態ではないと認識している』と述べていた。)

イメージ 4


こちらは、上川法務大臣であるが、浜野氏は、『知財分野については、知財高裁という専門的な裁判所が設けられている。』として、原発裁判といった高度に専門的な分野において、『素人の裁判官』がこのような判決を下すのは問題ではないかと言わんばかりに、『原発裁判でも知財高裁と同様の仕組みを検討すべきではないか』と迫っていた。

イメージ 5


さらに、前の原子力規制委員長の田中氏が、退任直前?にもらした『有識者というものは、責任をもって対応してくれるものではないということがだんだん、分かってきた』といった発言などをパネルにして提示しながら、これらを元に、『田中前委員長と異なる見解なのか』ともう一度呼び出した、更田委員長に迫っていく。

浜野氏に言わせると、『田中前委員長は本音を述べている』ということだそうである。浜野氏はどうやら、原発の立地を検討するにあたって、活断層の存在などについて『有識者会合』でしばしば、疑念が提示されていること、そしてそうした指摘が、裁判所での原発に対する否定的な判決につながっていることが、我慢がならないようである。


このように、昨日(31日)午前の参院予算委員会の質問で『民進党・新緑風会』所属の浜野議員は、堂々と電力業界の利害を代表して、『原発護持擁護』『再生エネルギーの国民負担強調』の論陣をはっていたのである。

もちろん、このような議員が『野党』内部に存在しているのは承知していたが、このように『予算委員会』の締めくくり直前の質疑(しかもNHKの国会中継も入っていた)で堂々と意見を開陳している光景にはびっくりした。
しかも、こうした質問に対して、通常は、ヤジが飛び交いあう会議室内も、ある種『凍り付いたような雰囲気』につつまれていて、ほとんどヤジはなかったように記憶している。


これもまた、安倍内閣の『本心』を露呈した醜悪な場面のように感じた。
安倍首相の場合、(ご本人は)口先できれいごとを述べながら、裏ではこのような人物の増殖(浜野氏であろうと、宇都氏であろうと)を許してしまっているのが、気味が悪いところである。









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