北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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『辺野古新基地建設』と『危険な普天間飛行場で相次ぐ米軍事故』の関連で注目される(辺野古地区を抱える)名護市長選の投開票は、明後日(4日)に迫っている。
私は、今、(台湾の)台中市に住んでいるが、この選挙情勢に注目している。

先日(1月30日)のこのブログに、『沖縄タイムス』の世論調査結果(30日付紙面より)について書いた。
https://blogs.yahoo.co.jp/mochimoma/21956564.html

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ところが、同じ30日の(沖縄の2大地方紙の一つ)『琉球新報』にも同様の世論調査結果が掲載されていた。

私は、ふだん、『沖縄タイムス』の電子版を定期購読しているのだが、『琉球新報』のほうも比較しながら読んでみたいと考えた。
幸い、『琉球新報』のほうは、電子版の1部売りもやっていたので、それを購入した。

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ところが、この記事を読み始めてびっくりした。
記事の冒頭は、こうなっていた。

<2月4日投開票の名護市長選を前に、琉球新報社と沖縄タイムス社、共同通信社は28、29日の両日、電話世論調査を合同で実施した。>

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さらに、1面の右下にはこのような『調査の方法』の説明もあった。
なんと、これは『沖縄タイムス』、『琉球新報』、『共同通信』の共同の世論調査で得られたデータについては共有(分析は、各社が独自に行う)して書かれたものだった。

どうも、『沖縄タイムス』の記事では、そうしたことはあまり強調されていなかった。
実際、『沖縄タイムス』の記事の冒頭は、こういう書き出しだった。

<2月4日投開票の名護市長選で、沖縄タイムス社は28、29日の両日、市内の有権者を対象に電話世論調査を行い、取材で得た情報を合わせて情勢を探った。>


ただし、記事の末尾には、やはり『調査の方法』が記されていて、そこには『琉球新報』の記事と同じことが書かれていた。



結局、沖縄では、『沖縄タイムス』と『琉球新報』が圧倒的なシェアを誇っている。そのうえ、激烈な競争を相互に繰り広げている。

少し古い本になるが、2016年6月に発行された、安田浩一著『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版発行)には、次のように書かれている。

<両紙(沖縄タイムスと琉球新報のこと−−引用者注)ともに発行部数は約16万部で拮抗した状態にある。しかも同一圏で二つの有力県紙を持つ地域は、沖縄以外に福島が存在するだけだ。「県内2紙体制」は極めて珍しい。

しかも沖縄は他県とは違い、全国紙の存在感がなきに等しい。沖縄における新聞発行部数は約36万部だが、2紙を合わせたシェアは約9割だ。というのも、沖縄では日本経済新聞を除き、現地印刷をしている全国紙はない。>
(繰り返すが、これは2016年6月発行の本に書かれている内容なので、印刷事情など今では変化してきていることもあるかもしれない。)



ともかく、このような『2大紙が激突?』する状態なので、同じ『世論調査』の調査方法についても、このように報じ方が異なっているのかもしれない。

いずれにしても、『琉球新報』では先に紹介した1面の記事では、次のように報じている。
(冒頭の最初のフレーズは繰り返しになってしまうので、省略する。)

<調査結果に本紙の取材などを加味した選挙戦序盤の情勢を分析すると、無所属現職の稲嶺進氏(72)=社民、共産、社大、自由、民進推薦、立民支持=と、前市議で無所属新人の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=が激しく競り合う展開となっている。

ただ約3分の1を占める無党派層のうち約2割が投票先を決めておらず情勢は流動的な面がある。回答者の9割以上が選挙に関心があると答えており、辺野古移設問題を最大の争点とする今市長選への市民の注目の高さが現れている。>

さらに、2面、3面では次のように報じている。

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つまり、『沖縄タイムス』では『稲峯氏やや先行 渡具知氏猛追』だったのが、『琉球新報』では『稲峯、渡具知氏接戦』と見出しをつける程度の差に過ぎない(もともと、同じ世論調査データを元に分析しており、なおかつ、ともに両紙とも『辺野古新基地建設反対』の立場なので、当然かもしれないが…)。

だが、両紙には多少カラーの違いがあるのか(まだ『沖縄タイムス』を今年になって読み始めた程度の知識しかないので、よくわからない)『琉球新報』の記事のなかにも、『沖縄タイムス』と異なる分析やデータを紹介している部分があった。
そこで、この記事の続きの部分でそれを取り上げてみたい。

また、65票差で翁長知事支持の『オール沖縄』の新人(瑞慶覧市)が現職市長を破って当選した背景についても、『沖縄タイムス』で取り上げている記事があったので、それも合わせて取り上げる。
(つづく)







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