北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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日本に『一時帰国』していた折に見た映画で、これまで紹介していなかった最後の映画は、この作品だ。

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『ザ・シークレットマン』というアメリカ映画。
なぜか、アカデミー賞などでは、全くノミネートの対象になっていない(ようだ)。
あまりにも、『政治的な映画』だからだろうか?

この映画については、前にこのブログの記事にも書いたが、NHK Eテレの『ニュースで英会話』(2月22日放送)で紹介していたので知った。


この映画、一番簡単な紹介の仕方としては、ウィキペディアの記事に出ていた、この一文に尽きるだろう。
<ウォーターゲート事件の情報提供者「ディープ・スロート」こと、当時の連邦捜査局(FBI)副長官マーク・フェルトを描いた作品。>

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ウォーターゲート事件というのは、1972年6月にワシントンの民主党本部で起きた盗聴、侵入事件である。
ニクソン大統領再選委員会の関係者が、民主党のビルに盗聴器を仕掛けようとして捕まった。

その後、ワシントン・ポストの記者たちが執拗にこの事件を追いかけた。
この話は、『大統領の陰謀』という本にもなり、映画にもなったが、この映画のなかでは、情報漏洩者=「ディープ・スロート」の正体は明かされなかった。


いずれにしても、この事件を振り返ると、アメリカ社会における(日本と全く異なるとさえ、言ってもよい)『執拗さ』といったものが思い出される。

日本で、執拗なのは、むしろ『日本会議』関係者くらいだろう。
もちろん、昔は、(天皇の名による戦争犯罪を問題にした)奥崎健三氏など『執拗さ』を感じさせる人物が、多数いたが…。


このウォーターゲート事件の場合、事件の起こったのは、1972年6月である。しかし、ニクソン大統領が、結局、辞任したのは、1974年8月である。2年以上も経過している。
その間、1972年の大統領選では結局、勝利し、再選されている。


そして、この映画の主人公であるマーク・フェルト氏が、『ディープ・スロート』の正体であることをヴァニティ・フェアという雑誌が報じたのは、2005年7月のことらしい(映画のプログラムからの情報)。

さらに、この『ザ・シークレットマン』という映画が公開されたのが、2017年。ウォーターゲート事件が起こってから45年も経過している。
(1972年という年は、私が非常に若い歳でカミサンと結婚した年なので、よく覚えている。)


こんな昔の話をいつまでも取り上げるアメリカという社会。
しかも、今日、トランプ大統領のもとにあって、改めてFBIとかCIAの役割が改めて注目されているおりでもある。
(ヒラリー候補との間の激烈な選挙戦の時から、FBIの動きは、政治の焦点化されていた。)

このような時間の流れを見ると、改めて、アメリカ社会における『格闘のすさまじさ』を感じる。
それに引き換え、日本社会のなんと『淡白な』ことよ。


『淡白』であることは、『良いこと』であるかのように錯覚している向きが多いが、『淡白』とは『無責任』と同義語のこともある。

少しは、アメリカのこういう面(トランプ大統領なども、アメリカの『執拗な側面』をある種、代表しているところがある。まあ、ヒラリーもそうだろう)に学んでみても良いだろう。
もちろん、それは『良いこと』ばかりではない。

東京大空襲や原爆投下で、徹底的に犠牲者を『モルモット』のような存在にしてしまい、さまざまな医学的データ(殺戮のデータ)を根こそぎ、アメリカに持ち帰ってしまったのも、アメリカの『執拗さ』の一側面のようにも見える。


また、この映画、一回しか見ていないので、未消化の部分もあるが、マーク・フェルトという人物について、よく理解できない面も多い。
(必ずしも、フェルトを『正義の人物』として描いている映画ではないのかもしれない。)


いずれにしても、この映画を見て、あの前川喜平という人物を、別の角度から見てみたら面白いかもという気がした。
(もっとも、日本の社会風土では、なかなかそのような映画はできないかもしれないが…。
おそらく、安倍首相がどこかでやめたとしても、安倍夫妻の『悪』を追及する映画など、作られる可能性はゼロに近いのかもしれない。

とても『優しい国』だから??)


なお、アメリカではウォーターゲート事件に関する映画が、外にも作られていて、日本でもこれから公開されるものがあるようだ。











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