北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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実は、明日(10日)また台湾から日本に『一時帰国』ということで、台北から成田行きの飛行機に乗らなければならない(今度は、カミサンと一緒)。

今日(9日)はそれの準備もしなかればならないところだが、しょっちゅう、飛行機(と言ってもLCCだが)で行き来していると、だんだんマヒしてくる。
本日、参議院決算員会で安倍首相も呼んで集中審議をしていた。おそらく、このあと『決算案』を参議院でも可決する運びにでもなっているのだろう。


今日は、日本のNHKテレビでは国会中継をやっているようだが、(海外放送ではなるべく『国会中継』をやらないというのがNHKの方針のようで)『NHKワールドプレミアム』では国会中継は放送せず、明らかに『時間つぶし』の番組を流している。

この調子でいくと、(仮に、今後)朝鮮半島有事の場合でも、韓国に在住する日本人は、ぎりぎりまで(国会中継など)国内での政治状況の把握などの情報を与えられない恐れがあるのでは、という気がする。


今日の国会では、新たに財務省の太田理財局長が、自民党の西田昌司議員の質問のなかで、理財局の職員と森友学園の弁護士との間の『口裏合わせ』を認めるなどの場面もあったようだ。
(その時間帯は、まだ見ていなかった。)

安倍政権の側は、一種の『焦土作戦』(認めなければならない最小限を認めて、さらなる『延焼』を防止するという作戦?)を展開しようとしているようにも見える。
ある意味では、『ちゃぶ台返し』の『居直り作戦』のようにも感じる。


こうした状況のなか、いろいろ面白い質問もあった(やはり共産党の議員の質問が鋭い。民進党の議員の質問は、ぬる過ぎるか、逆に小西議員のように、『反安倍』の気持ちをもっているのはわかるが、あまりにも『一人よがり』で刀を振り回しているが、やたらに空を切ってばかりである。何とかならないものか)。


だが、妙に印象に残ったのが、最後の二人の質問である。
それは『国民の声』という会派の藤末健三議員と、『立憲民主党』の有田芳生議員である。


藤末氏というのは、もともと民進党の議員(旧通産省の役人出身)だが今は、離党して無所属議員を集めた『国民の声』という会派に所属しているようだ(今、調べてみると『国民の声』というのはたった2人の所属議員しかいない)。

藤末氏の質問が注目されたのは、『憲法改正』(特に憲法9条の改正というか改悪)について、ある意味で真正面から安倍首相と議論していた点である。

よく聞いていると、藤末氏自身は、安倍首相の『9条改正』に対して批判的でそれなりに、なぜ反対するかを自分でも説明していた。
しかし、安倍首相の側は、明らかに自分が『9条改正案』を説明する機会を得たととらえて、原稿を見ながら、かなり詳細にその内容を話していたというのが印象的だ。

明らかに、一種のバーター(取引)で、このような質疑を行うことを首相官邸側に事前に(詳細に)説明して、安倍首相の答弁を準備させていたのであろう。

よくよく聞いていると、藤末氏自身は『9条改正』に反対であるという真意はわかるのだが、明らかに安倍首相の側は、少しでも『9条改正』のムード作りに、こうした場を利用しようと、藤末氏が極めて『少数会派』であるにもかかわらず、妙にていねいな答弁を行っていた。


藤末氏の議論で気になるのは、『誤解』を招きかねないようなことを言っていたことだ。彼は、あたかも『国民投票』が有権者の半数を超える賛成がないと成立しないと思わせるような表現もしていた。
しかし、実際は、国民投票の投票率はどれくらい低くても構わず、少しでも『〇』が『×』を上回れば、国民投票は成立するはずである。

それから、国民投票に向けて、どれだけ金を使って宣伝戦をやっても自由であることなどについても『問題提起』していなかった。


この議論の全体を見ていると、安倍首相の側が、『少しでも改憲のムードを高めるために』藤末質問を利用したことが明々白々である。
安倍首相は、現在の危機を突破して(あるいは突破するためにも)『憲法改悪実現』という(彼の)『野望』の実現に向けて突進する可能性は、十分ありうるような気がした。


もう一人、注目をしたのは、最後の有田芳生氏である。彼は『立憲民主党』で決算委員会では、(本来、『委員』を出す議席数がないところ)『委員外議員』ということで、持ち時間10分間で質問していた。

有田氏が取り上げたのは、『拉致問題』。彼が集中的に(攻撃?の)対象としたのは河野洋平外相である。
河野氏は、この間、『北朝鮮は、核実験の準備を着々と進めている』とか、『北朝鮮との国交断絶に踏み切る』ようにと、いろんな国々に働きかけているようだ。

私自身も、北朝鮮が別に『平和愛好国』だとは考えないし、北朝鮮や中国に対する警戒心を(簡単に)解くのは問題があるとも感じる。

しかし、同時に、アメリカのトランプ政権などもトラブルメーカーであり、仮に河野外相などが騒ぎ立てるようなことをやっていると、日本はそれこそ、『ヤクザの大きな組同士の抗争』のなかで、『鉄砲玉』扱いされるような道化師的な役割を果たすことになるだろう。


また、北朝鮮や韓国に対する『警戒心』を大声で叫ぶほど、(結果として)逆に『朝鮮半島全体』の人々の心が日本から離れてしまうことは、(ほとんど)明らかなことであろう。
こんな態度を、日本がとればとるほど、将来的に(北朝鮮がリードする形で)『朝鮮半島が統一される』可能性は高くなる。

安倍首相と河野外相は、北朝鮮を結果的に『利する』ようなことをやってしまっている(ようにさえ見える)。


河野太郎という人物は、ある意味で、麻生太郎という人物以上に危険である。
自分の父=河野洋平氏に対する『対抗意識』だけで動いているのようなので、どんなピエロ的な役割でも平気で演じてしまう。

安倍首相は(普通に考えると)この秋には、総理大臣の座から離れていると考えるべきだろうが、間違っても『河野太郎』のような人物を、安倍晋三の後継者にしてはならないと思う。












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補足:この記事を書いていた時、西田昌司議員の質問は聞いていなかった。
先ほど、改めて西田質問の冒頭部分(太田理財局長の説明=理財局の職員が口裏合わせを持ち掛けていたと認めたとする話=を聞いて、西田氏が『馬鹿か、本当に!』と起こって見せたという部分)を見た。

しかし、ひどいものである。まるっきり、『辻褄』があっていない。ただ、NHKが報じて、『バレてしまった部分』を認めただけということだ。これでは、全く、何が起こっているのかの説明になっていない。

にも関わらず、西田氏は安倍首相に対して、役人に対して『倫理』を高めるように申し入れているだけである。
こんな話で、国民が納得すると思うほうが、どうかしているが『仲間内』だとそれすらも、わからなくなってしまうのだろうか…。

2018/4/9(月) 午後 10:55 [ 北京老学生 ] 返信する

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