北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

全体表示

[ リスト ]

昨日(11日)は、午前10時半〜午後5時ころまで、衆議院の予算委員会で『公文書問題』(自衛隊日報隠し、森友・加計疑惑など)に関する集中審議が行われ、それのNHK中継があった。


一昨日(10日)の夜、『一時帰国』で日本に戻ったばかりで寝不足気味であったが、NHKで国会中継を見るのは久しぶりなので、ずっと見ていた。
(ただし、途中、うとうとしてしまった時間があったのも事実だ。)

また、NHKは、立憲民主党の川内議員が、財務省関係者と菅官房長官の対策打ち合わせの詳細を質問している途中に、午前中の『国会中継』を打ち切ってしまった(放送予定時間が終了したからということなのだろうが…)ので、『肝心なところでなんということを』とあわてて、パソコンで『インターネット審議中継』を見ようと切り替えたりした。


昨日の『国会審議』の印象は、これまでになく、安倍首相(とそれを一生懸命擁護しようとする側近たち)の『孤立無援』ぶりを示しているような気がした。

もちろん、麻生財務大臣も菅官房長官も安倍首相のそばに座っていて、決して安倍首相と対立しているわけではないが、たまに、この3人が一つの画面に映っている様子などを見ていると、3人が三者三様で、それぞれベクトルが別々の方向に向いているようにさえ見える瞬間があった。


麻生氏も、菅氏も『全身全霊』をささげて安倍首相を守ろうという気は、やや冷めてしまっているようにも感じる。
そのため、希望の党の玉木氏の質問の最中に、安倍首相の秘書官が玉木氏に対して、野次を飛ばしていたということで、玉木氏が『切れ気味』になるような場面もあった。
(秘書官のほうは、玉木氏に『野次』を飛ばしているのではなく、安倍首相にアドバイスをしているだけだという言い分のようだったが、それにしてもそういうことなら、安倍首相のすぐそばから耳打ちするというのが、普通の国会での『作法』である。)


いろんな問題が取り上げられていたが、決定的なのは、(愛媛県知事がわざわざ記者会見まで開いてみせた)『愛媛県文書』と安倍首相の元秘書官だった、柳瀬氏との『見解の対立』だろう。

愛媛県の側は、2015年4月2日に、今治市の職員らとともに、首相官邸を訪問し、柳瀬唯夫首相秘書官(現・経産省審議官)と内閣府の藤原豊地方創生推進室次長(現・経産省審議官)の2人とそれぞれ面会をし、種々のアドバイスを受けたことを、『備忘録』として書き残していた。
(柳瀬氏は、この件が『首相案件』となっていると述べたという。)

この両者の対立は、はっきり〇か×かの対立のようでいて、実は柳瀬氏は『記憶の限りでは、会ったことがない』と極めてあいまいな態度である。

それなのに、この『備忘録』を証拠として突き付けられた安倍首相は、柳瀬氏の証言を『自分の部下だから』と言って信用すると言い、また、(愛媛県の文書については)『コメントする立場にはない』などと言って逃げて回る。

その挙句、『私あるいは、妻が指示をした』と証言する者は誰もいないなどと言って、『疑惑は晴れた』などと言い張っていた。
(もともとは、『私あるいは妻、または事務所の関係者』が関わっていたら、首相および国会議員を辞めるという話だったはずなのが、いつの間にか、表現を変えてきている。)


安倍首相の疑惑がちっとも晴れていなくて、むしろ『いよいよ強まっている』ことは明らかだろう。
だいたい、安倍首相が自分にとって都合が悪い状態になると、質問と関係のない答弁をだらだらと続ける。

そして、野党議員らの野次が起こるように挑発し、挙句の果ては、『皆さんが野次を飛ばすから、話ができないじゃありませんか…』あるいは『そもそも民主党政権の時代から…』『反対するだけで対案がない』などと『逆切れ』したふりをして(まあ、半分は切れているのだろうけど)、議場の混乱を作り出して、同時に『時間稼ぎ』をするというのが、『得意戦法』である。
(というか、そういうパターンしかないみたいではある。)

こういう『戦法』が成功するのも、河村予算委員長の『協力』『一方的な采配』があってこそである。
また、翌日の『ワイドショー』などで、細かく国会での状況が視聴者に紹介されると、こういう『戦法』はむしろ『墓穴を掘る』状態に近くなる。

現在の状況は、まさに、この『墓穴を掘っている』状況なのだろう。
こんな状況になってしまうと、自民党支持者もどんどん『安倍離れ』を加速させていくことだろう。

私は、(日本に『一時帰国』して以来)『読売新聞』をコンビニ等で買って、読むようにしている。
(なぜなら、『読売新聞』は、全国紙で唯一?、『電子版のみ』の購読を認めていない。『電子版』は『紙の定期購読』とセットでしか申し込めないようだ。これはおそらく、『紙で日本一の発行部数』というステータス?をどうしても失いたくないためだろう。)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


それで、11日付の『読売新聞』を見るとこんな感じだ。
ひところの『安倍応援団』の色彩が、(少なくともこの時点では)かなり薄れてしまっている。結構、『中立』的な見出しを付けて報じている。

イメージ 4



『読売新聞』だけではない。
もっと熱烈に『安倍応援団』であり、同時に、ネットの過激とも思えるような(いわゆる)『ネットウヨク』の『庇護者?』のようにふるまってきた『産経新聞』ですら、このような社説を掲載している始末である。
(これは、12日付のもの。)

以下、最後にこの社説の内容を引用するが、この文章ではかなり『安倍熱』が冷めてしまっている(あるいは、『ポスト安倍』に備えようとしている?)状況がうかがえる。
もちろん、一般の紙面では、もっと安倍寄りの内容になっている。

また、今後、『産経』の安倍信者の看板記者たち(それから、常連の『論客?』たちも加わって)が、『巻き返し』を図っていく状況も、十分、考えられる。


だが、今や、状況は『2週間前』くらいまでとは大きく、変わっている。

このような状況をさらに、『前に進めていく』ような運動が必要なのだろうと思う。そうでないと、安倍首相の『外遊』を含めた巻き返しや、『飽き』と『疲れ』ですぐに、『あきらめ』と『忘却』が開始されるというのが、日本人の非常に残念な『国民性』と見られているようだから…。
(私も、明後日=14日に国会前で予定されている集会、デモなどには参加してみたいと思っている。)



以下に引用する本日の『産経新聞』の社説のタイトルは、『加計文書 一体どちらが真実なのか』というものである。

安倍晋三政権の国家戦略特区に基づく学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、地元である愛媛県から出てきた文書と政権側の言い分が食い違う事態となった。

 獣医学部新設に関して愛媛県職員が作った平成27年4月の面会の備忘録に、当時の柳瀬唯夫首相秘書官(現経済産業審議官)が「首相案件」と語ったとする記載があった。
 柳瀬氏は面会については「記憶の限りではお会いしたことはない」とし、首相案件と述べたことは「あり得ない」と否定した。

 首相は11日の衆院予算委員会で再調査の考えを示した。これに先立ち、菅義偉官房長官は各府省庁に関係文書の確認を命じた。


 北朝鮮問題への対応などで正念場を迎えるときに、政権の信頼を損なう事案を放置することは許されない。首相は経緯の説明など真摯(しんし)に努めるべきだ。


 備忘録には「先日安倍首相と同学園理事長が会食した際に、下村(博文)文部科学相(当時)が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があった」との記述もあった。
 下村氏は自身がしたとされる発言を否定した。

 一体、何が本当なのか。国民は戸惑うばかりである。
 首相は獣医学部の新設を知ったのは、特区諮問会議が加計学園を事業者に決定した29年1月20日だと説明してきた。首相秘書官が2年近く前に関わっていたとすれば話が異なると思われかねない。

 立憲民主など野党6党は、首相主導の疑いが濃くなったと批判し、柳瀬氏らの証人喚問を求めている。希望や民進、共産などは首相の退陣を主張している。


 国家戦略特区の趣旨は、省庁の「岩盤規制」に政治主導で穴を開けて政策を遂行するもので、特区を扱う日本経済再生本部の本部長は首相である。特区諮問会議などの手続きもとられており、首相らが関わること自体について、違法性は指摘されていない。
 この点は踏まえておくべきだが、当の首相が関与を強く否定してきただけに、首相の周辺人物の関わりの有無は見過ごせない。

 森友問題をめぐる財務省の不祥事や自衛隊の日報問題を含め、行政の信頼を傷つける事案が重なっている。自民党の二階俊博幹事長が言うまでもなく、国民は「うんざりしている」のである。>














https://politics.blogmura.com/politicalissue/ranking_out.html にほんブログ村 政治・社会問題]
にほんブログ村のランキングに参加しています。
よかったら、クリックをお願いします。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事