北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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この記事の続きだ。


この日、私が国会前に到着したのは、14時少し過ぎ(いちおう国会前の行動は14時スタートの予定だった)。
私の見たところ、大して人は集まっていないように見えた。
(私自身の期待が大きすぎたのかもしれない。それに無意識のうちに、国会前に最も人が多く集まっていたころと比較していた。)

それでいつものように、集会での発言に注意を集中させているというより、旧知の人を参加者の中から見つけて、声をかけたりしていた。

(おかげで、30年前は独身だった青年が、その後、40代で結婚して、今は高3の娘がいるという話なども聞けた。30年前は、私は彼が自分より、随分若いように感じていたが、60代になってしまえば、多少の年齢差など関係がない。)


だが、そのような『不真面目な?』行動をとっていると、集会の発言をきちんと聞きたいと思っている人には迷惑きわまりないということくらいは、自分でも承知している。
そこで、その参加者たちの群れから離れて行った。

(初対面の人も含め)いろんな人たちに声をかけて話していると(日本人は、あまりこういう行動をとらないが、どうやら『開放的な?』台湾の文化に影響されてしまっていたようだった)、そのうち、『日の丸を持った集団が首相官邸前に集まっている』という話を、ある人から聞いた(これは完全に、初対面の人だった)。
それで、(国会前の行動予定も長いので)それを『見物』に出かけることにした。

イメージ 1

イメージ 2


これが、私が見かけた人たち。
私は、『改憲賛成派』の集会にも出かけたりしているので、別にこういう人を見かけても『恐い』と感じることはない。
(そもそも、私自身、若いころは『右翼』だか『左翼』だかわからないような心情を持っていたし、逆に、この年齢になってまたそのころの心情に近くなっていると感じることも多い。)

そこで、彼らに近寄って行って、『何かチラシのようなものがあったら、ください』と声をかけた。
すると、声をかけられた人は、ちょっと動揺したような感じで、『そんなものはありません』という。


私は、彼らの主張を書いた横断幕を見ながら(それほど凶暴そうな集団にも見えなかったので)、少し意地悪な声掛けをした。
(基本的に、彼らは以前、渋谷のNHKの前でよく、『籾井NHKは頑張れ』とか『左翼NHKは解体せよ』『NHKは受信料の強制徴収をやめよ』などと宣伝を行っていた集団と同様のように見えた。)

私は、『ここに、安倍首相を批判するのは、中国などの反日勢力の代弁者みたいに書かれていますが、違うのではないでしょうか』と言った。
私が声をかけた人物は、どう対応していいのかわからないような表情だった。


私は、わざと周りに聞こえるように、少し大きめの声で、次のように言った。
『むしろ、習近平やプーチンなどは、安倍首相が継続してもらったほうがうれしいのではないでしょうか?』
『安倍首相は、習近平やプーチンと同じ体質だから、安倍首相が交渉相手として居続けてもらったほうが、自分たちの支配がやりやすいと考えているのではと思います』


そのうち、連中のなかから少し、年齢が高く、ある種の貫禄を備えた人物が奥のほうから出てきて、『おれが相手にしよう』などと言ってくる。
そこで、私は、さらに同じ主張を継続する。

この人物は、私がこのような主張をするとは思わなかったようで、少しとまどったようだった。
私が、『私は、中国にも台湾にも住んだことがあるので、中国共産党の支配の実態は知っているつもりだ』と少し、背伸びして、自分の主張を裏付けようとした。
この人物も、『俺も中国も、台湾もどちらもよく知っている』と言っていた。

ただし、『習近平もプーチンも、権力基盤が軟弱な相手と交渉するのは、面倒だから、安倍政権が続いてほしいと思っているはずだ』『安倍首相のやっていることは、習近平やプーチンと同じような政治手法だ』というような私の主張に対しては、とまどっているのは明らかだった。


そのうち、周りの『周辺分子』が、『我々の宣伝活動を妨害していると言って、公安を呼んできましょうか?』などと『助け舟』を出すみたいな発言をする。
これに対しては、『親分』(もしくは『先生』風の人物)は、『待て、俺が話をしようと言ったんだ』と制止していた。


しかし、『親分』は反撃の糸口をつかんだようだった。
彼は、『従軍慰安婦問題について、どう考えるか?』『南京大虐殺についてはどうか?』『尖閣はどこの領土だと考えるか?』などといった設問を持ち掛けてきた。
私は、次のように主張した。


『従軍慰安婦は、形式的には日本という国家は関係がなくて、業者がやったような形になっているかもしれないが、今日で考えるとあまり<名誉ある話>とは言えない。反省すべきは反省すべきだと思う。』

『南京虐殺は、そもそも蒋介石の軍隊の撤退の仕方が出鱈目である。それに毛沢東の中国が、自らの宣伝するために事態を誇張しているのだろう。しかし、だからと言って、日本軍に非がなかったとは言えない。現に南京戦当時、のちに東京裁判で戦犯として処刑された松井石根・陸軍大将自身が、皇軍の規律が弛緩していると現地で叱責していたではないか?
このような問題を、日本に全く責任がないとほおかむりすることこそ、全く無責任な行為である。』

すると、『親分』(もしくは『先生』)は、『お前は誰々の本を読んでそんなことを言うのか』などと聞いてくる。
どうやら、彼の頭のなかは、『こういう主張に対しては、このように反撃する』というようなマニュアルが存在しているらしい。


私は、いい加減こういう人たちの相手をするのが面倒になってきた。
そこで、『尖閣の領有』の問題に対して、『そんなことは、それぞれの主張があるような話であって、大した問題ではない』と述べた。

すると『親分』(もしくは『先生』)は、『ようやく、馬脚を現したな』というような表情を浮かべ、『こんな馬鹿は相手にしてもしようがない』(表現は正確ではないが…)といった調子の『勝利宣言?』をしていた。

イメージ 3


なお、彼らの仲間は、その少し先の場所にもいた。
それでも、せいぜい、100人か150人かそこらであって、大した数ではない。

おまけに、『教育訓練中?』の人が多いようで、自分自身で意見を述べられる人は少ないようだった。
『日本会議』などと言って、彼らを過度に恐れるのは禁物である。
(もちろん、『軽視』することはできない。私は日ごろ感じているのだが、いわゆる『右派』系の人々のほうがずっとしつこく、執念深い。

いわゆる『左派』系の人々は、何か具合が悪くなると、『○○の陰謀だ』とか『日本の国民の民度が低い』などと言って、逃げようとする傾向がたえず見え隠れする、そういう人たちが意外多い。もちろん、まじめな人は『左右』を問わず、存在しているが…。)







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