北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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この記事の続きである。


この記事、タイトルの付け方を間違えてしまったような気もしている。
私がここで触れたかったのは、『ウインストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』と『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』という(私自身が見た)日本の映画についてである。

後者は安倍首相は見ていない。
(何でもかんでも『安倍首相』という文字をタイトルに入れるのは、このタイトルを付けた時は、そのほうがインパクトがあると思ったから。
しかし、前回の記事を書いてから10日もたってしまった現時点で考えると、今や世間には、『安倍的なもの』に対する嫌悪感、反発が拡大してしまっているので、逆効果なような気もする。
ただし、面倒なので同じタイトルのままで続ける。)


『ペンタゴン・ペーパーズ』の話に入る前に、『チャーチル』について、もう少し書きたい。

4月17日に(他の記事でも何度か書いたように)東京・杉並で開かれた前川喜平氏の講演集会に出掛けた。
その時、長蛇の列が出来ていて、見知らぬ人たち(特に女性たち)と雑談をする機会があった。
その人たちは、もちろん?、『安倍嫌い』の人たちで、ある人は『ペンタゴン・ペーパーズを3回見た』と話していた。

私が、『ペンタゴン・ペーパーズも面白かったけど、チャーチルのほうも面白かったですよ』と何気なく話した。
この時の彼女の反応が私の予想を超えたものだった。

要するに、『チャーチルという人は、悪い人なので、その人を肯定的に描いた映画が良い映画であるはずがない』という論理なのであった。

私は、それに対し、『この映画では、チャーチルを理想化して描いているので、必ずしも事実通りのチャーチルではないだろう。しかし、この映画のチャーチルの姿は、現在の安倍首相と比べると雲泥の差であった。
一体、どういう気持ちで、安倍首相がこの映画を見に行ったのか、現場で一般の観客と一緒にこの映画を見て何を感じたのか、いろいろ興味深い』
などと話したのだが、彼女にはあまり通用しなかったようだ。


そもそも、チャーチルとは何か、それを現在、どう評価するかを考えるとなかなか難しいものがある。
というのは、第二次世界大戦をどのように、今日、評価するのかということにも通じる。

今の時点で、第二次世界大戦というものを振り返ると、ヒトラー、スターリン、毛沢東、蒋介石などが、チャーチル、ルーズベルトと並立していた時代で、なかなか混とんとしていた。

今日の独裁者(あるいは、それまがいの政治家たち)が林立する時代と、どこか似ている。
改めて、1930年代をどうとらえるか、その『過ち』を再び繰り返させないためには、どうすればよいのか、いろいろ考えてみると興味深い。


さて、この記事、『ペンタゴン・ペーパーズ』のほうに話を転換したいと思う。

私の場合、こちらのほうを、『チャーチル』よりも先に見た。

ただし、『ペンタゴン・ペーパーズ』を見た直後は、結構、感激したという印象だったが、逆に、『チャーチル』を見た後には、こちらのほうが、強い印象を受けてしまった。
『ペンタゴン・ペーパーズ』で受けた感激?は何だったのだろうかという気もしている。

この映画については、いろいろ不思議な点がある。
一つは、明らかに今日の安倍首相を巡る、さまざまな疑惑に関する論点と重複するものを、この映画は描いているはずなのだが、不思議なことに、(ほとんど)すべての『新聞』がこの映画をほめたたえていることである。

つまり『朝日』『毎日』だけでなく、『読売』も『産経』もほめていたようだ。
(私は、上記のうち『読売』以外は電子版を現在、定期購読しているので、その記憶は間違いない。『読売』もたまたま買った新聞に、そういう記事があったと記憶する。)
なぜ、こうした神業が可能なのか?


それから、もう一つ、実はこの映画は、大方の人が予想しているであろう映画と、多少中身が異なっている。
(だからこそ、『産経』までもが、この映画をほめることが可能なのかもしれないが…。)
そのあたり、なるべく、ネタバレにならない程度に、次回、書いていきたい。
(つづく)










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