北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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19日(だからもう一週間前のことになるが)、再び、『一時帰国』していた日本(横浜)から台湾(台中)に戻ってきた。


この日、桃園国際空港から台中駅まではリムジンバスに乗った。
そして、台中駅から自宅のマンションまでは、タクシーをひろってカミサンと一緒に乗った。
(以下、台湾の人との会話はもっぱら、カミサンが行っている。)

この運転手、ちょうど食事中で、運転席で弁当のようなものを広げていた。
私たちは、トランク(今は、スーツ・ケースと呼ぶのが普通か?)を2つ持っていたのだが、運転手は、自分の脇の助手席に置けという。

その指図をするが、自分では動かない。
そのときは、何となく横着な気がしたが、あとでガイドブックを見ると、台湾ではスーツケースをタクシーの後ろに運転手が手伝って入れる場合は、10元もらうことになっている(実際は、取らないことが多い?とか)などと書いてあった。

この記述が正しいとすれば、この運転手、私たちが無駄に金を使うことのないように、してくれたとも言える。


私たちが日本語で会話をしていたら、この運転手、日本に行ったことがあるというようなことを言い出した。
その前に、日本語で何か言っていたが、忘れてしまった。
横浜だという。

私たちも、横浜に住んでいたと話した。
聞いてみると、20年位前に友人と一緒に横浜を訪れたらしい。
なお、この人、現在50歳代(もしかしたら60歳代)という感じの人だ。

それだけでなく、『日本の中心』にも行ったことがあるという。
どこかと聞いてみると『黒部』らしい、中国語の発音でしゃべるのでわからなかった。
それで、いろんな日本の言葉を思いつく限り、話し始めた。
まあ、日本に対してフレンドリーな気持ちを持っている人なのだろう。


以前、台北の故宮博物院に行って、帰りのバス停(実際は博物院の正面にあるのだが、それがわからず一つ先のバス停に行って待っていた)でバスを待っていた時にも、日本に関心を持っている台湾のおじさんと出会った。
私と同じくらいの年齢らしい。

先日まで、タクシーの運転手をやっていたという(よくよく聞いてみると、タクシーではなく、どこかの会社のお抱え運転手のようだった)。

私が、へたくそな中国語で応答していると、『北京語がお上手ですね』みたいなことを、日本語で言っていた。
『中国語』を『北京語』と呼ぶのが印象的だった。
この人にとっては、『台湾語』が母語なのだろう。
(『台湾語』というのは、考えようによっては、中国語の方言とも言えるような言葉だ。)


そして、さきほどの話に戻るが、日本から台湾に戻った翌日の朝、カミサンと一緒に近所のバス停でバスを待っていた。
すると、(やはり私たちが日本語でしゃべっていたためか)同じくベンチに腰かけていたおばさんが、少し日本語を話すことがわかった。

年齢を聞いてみると、子供のころに日本語で教育を受けた世代の人だった(だから、『おばさん』というよりは『お婆さん』というのが正確なのだろう)。
年齢は82歳とか言っていたが、カミサンによると、こちらの年配の世代は、数え年で年齢をかぞえることがほとんどなので、満年齢と違っているとのこと。

この人と、日本語をまじえて話をしていたが、気が付くとカミサンの話す中国語が向こうに伝わっていない。
確認してみると、この女性は、『中国語』(北京語)はできないということだった。

つまり、普段の生活では、『台湾語』で話していて、ときどき『日本語』が聞こえてくると、昔教わった日本語を思い出してしゃべるようだ。
それだけでなく、仲間内でときどき集まって、日本語をまじえて話をしたり、日本の昔の歌を歌っているらしい。
(そういえば、公民館みたいなスペースで、日本の歌のカラオケをやっているグループを時々、見かける。)


何よりも、蒋介石の軍が台湾にやってきて、70年もたつのに、いまだにこの人が『中国語』(北京語)ができない、という点が面白い。

台北市だとそうでもないようだが、台中市そしてさらに南方になると、『台湾語』で日常会話をする人が(年配の人を中心にして)非常に多いみたいである。


マクドナルドなどに行って、現地の人たちの会話を聞いていても、中国語(北京語)をしゃべっている人は、少なくとも単語が断片的に耳に入ってくる(これが日本であれば、ちょっと会話を聞いただけで、どういう人たちが、どういう話をしているのか、瞬時に把握してしまうのだから、考えてみると言語というのは、恐ろしいものである)。
しかし、台湾語その他を話している人は、ちっともわからない。

韓国語を話している人である場合も、断片的にわかる言葉がまじっているが(これは、外来語や漢語由来の言葉は、日本語と発音が似ているため)、台湾語は今のところ、まったくお手上げだ。
少しでもわかる単語が出てくると面白いのだろうけど…。

ともかく、台湾は多言語の社会である(フィリピン人、インドネシア人その他東南アジアから来ている人も多いし…)。
そしてそのなかで、日本語が大きな影響を与えているのも面白い。

 









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