北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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政治に(多少の)『嘘』や『誇張』はつきものとも言えるが、安倍首相の場合、『真っ赤な嘘』を平然とつきながら、同時に、『道徳教育』を推進するアンバランスさには、唖然とするばかりである。

(またまた、愛媛県の文書で、15年2月に安倍首相が獣医学部新設の件で、加計学園理事長と面会された件が記録されていたことが判明したと報じられている。

安倍首相は、どう『言い逃れ』するつもりだろうか?
新聞の『首相動静』等で報じられていなくとも、『会っていない』という証明にはならない。)

今日(22日)、最近の2つの法律(新法と法改正)で見られる、『嘘まみれ』の哀しい状況を見つめなおしてみたい。

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最初は、この報道である。
これは、『朝日新聞』の17日付朝刊の1面である。

<議会選挙で男女の候補者数をできる限り「均等」にするよう政党に求める「政治分野における男女共同参画推進法」(候補者男女均等法)が16日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。
あまりに少ない女性の議員を増やすよう促す日本で初めての法律だ。>としている。

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だが、しかしこの法律は、日本の現状を考えると、あまりにも『生ぬるい法律』ではないか?
まず、世界の国会の女性議員比率の調査によると日本はなんと10.1%で『158位』だという(『毎日新聞』17日付記事)。
あまりにも下位ランクに位置している。

(この調査は、二院制の国においては、下院を調査対象としている。なお、『中国』は70位となっているが、これはおそらく全人代=全国人民代表者会議が調査対象となっていると思われる。厳密にいうと『全人代』は、『国会』ではなく、中国共産党の統治に対する『承認機関』のようなものに過ぎない。)


『朝日新聞』16日付記事によると、このうち、フランスなどでは、『パリテ法』とかいって、法律で『男女半々』を強制する仕組みができている。
これは、より広義には『クオータ制(割り当て)』などと呼んで、『候補者数や議席数の一定割合を男女に割り当てる』仕組みとして、さまざまな国で導入が進んでいるという。

(私が、昨年3月から住んでいる台湾でも、<05年、憲法の条文で、定数の約30%を占める比例代表選出議員の5割以上(定数の約15%)を女性にするように規定。国会にあたる立法院の女性比率は約37%になっている。>と16日の『朝日新聞』の記事は伝えている。)

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特徴的なのは、(女性比率が、極端に低いままである)日本で何もそのような制度がなかったことである。
特に問題なのは、自民党で(2017年の衆院選の候補者、当選者どちらのレベルで見ても)8%という比率になっており、非常に低い。

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これが、『女性活躍社会』『女性が光り輝く社会』などをうたう安倍政権のもとでの状況である。

おまけに、麻生大臣の言動に代表的なように、『セクハラ罪はない』などという発言をわざわざ行い、おまけにこのことを『閣議決定』(野党議員の『質問主意書』に対する答弁という形で)までするという、『ピンボケぶり』である。

さらに、今回のこの『候補者男女均等法』成立に関しては、『産経新聞』の報道ぶりなどを見ると、彼らの本音が透けて見えている。

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この法律の成立を報じる17日朝刊を見ると、まず上の記事で、<女性の声を政治に反映するため、政党・政治団体は男女の候補者数の目標設定などに「自主的に取り組むよう努める」と規定した><いずれも努力義務にとどまり、罰則はない>と報じ、『罰則がない』ことを妙に強調している。

さらに、この記事のすぐ下の記事では、「“女性宰相”挫折の歴史」などとして、小池百合子、田中真紀子、土井たか子氏らの写真を掲載して、『これまで「女性初の首相候補」がたびたび登場したが、いずれも挫折し、トップに上り詰めた者はいない』などと書いている。
これは、今回の法律の趣旨を曲解し、『揶揄』しているという風にしか読めない。


このような『態度』で果たして、本気で『候補者男女均等法』の精神で取り組む気があるのかどうか、はなはだ疑問である。

日本のように、安倍首相を含めて、『まじめに取り組む』態度が欠如した社会においては、このような生ぬるい法律で、果たして本当に『効果』を出すことができるのだろうか?

世界で『158位』というランキングが大きく、変動することができるのかどうか、あるいはこうしたランキングで『良いのだ』と逆に居直っているのではないのか、疑問が残るばかりである。
(つづく)








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