北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

全体表示

[ リスト ]

昨日(30日)行われた『党首討論』について、新聞4紙(朝日、毎日、日経、産経)の『デジタル版』を比較した。
ほぼ予想していた通り、『朝日、毎日』と『日経、産経』とで論調ははっきりと割れている。

前者は、安倍首相の発言の仕方に対して疑問を呈している(もともと、安倍政権批判派の新聞だが)。
ただし、意外とその批判の仕方が、弱いようにも見えるのは、『自民党内の情勢』を考えると、どうせ『安倍首相の総裁3選』がこの秋に進行し、当面、安倍政権は続行する可能性が、かなり高いと(本心では)考えているせいかもしれない。


それに対して、『日経、産経』ははっきり安倍擁護である。
昨日の『党首討論』についても、『立憲民主党や共産党などモリカケ一辺倒』であって、日本を取り巻く国際情勢、経済情勢などの重要課題について取り上げていない、『政権担当能力のなさ』を示していると決めつけている。


しかし、私自身は、現状の野党の状況では、もともと『政権担当能力』などないと割り切って考えている。
このような状態で、下手に『政権』が転がり込んできたら、かえって『悲劇』である。
すぐさま、『(野党)政権』が崩壊し、さらなる混乱(そして、『安倍もどきの復活・逆襲』)が待ち構えているであろう。

だから、よっぽどの状況(『選挙管理内閣』として機能するような場合)でない限り、現状では自民党中心の政権(公明党はどうするかしらないが)が次の政権にならざるを得ないと考える。


だが、問題はそんなことにあるのではない。
今の安倍首相に、果たしてまともに政権を運営し続ける『資格』と『能力』があるかということである。
それほど、現状は危機になっていると感じる。

イメージ 1


これは、本日の『朝日新聞』朝刊の2面に出ていた図表である。
昨日の討論で、安倍首相が各政党の代表との質疑において、どのようにお互い時間を使ったか、あるいはテーマはなんであったかを分析している。

これはなかなか面白い図表だ。
安倍首相は、明らかに『長め、長め』にしゃべって時間をつぶし、論点をそらせていた。


さて、『朝日新聞』の今日の社説(2本あるうちの1つ)は『党首討論 安倍論法もうんざりだ』
というタイトルである。
(ちなみに、もう片方は、『麻生財務相 もはや辞めるしかない』となっている。こちらの方が、メインの社説であり、その下に上記の社説が配置されている。)

つまり、『朝日』の社説上では、麻生氏はやめるべきだが、安倍首相はまだ『辞めるべき』という時期ではないと判断しているようだ。

これは、従来の『優等生』的な政局観からいうと、『安倍辞任』を迫るのは、次の段階にすべきという考え方なのだろうか?
しかし、このような<従来の『優等生』的な政局観>に基づいて、新聞紙面を作成しているから、逆に国民にメッセージ(政治の現状の危険性)が伝わりにくいようにも感じる。


『党首討論 安倍論法もうんざりだ』のほうだが、こんな記述がある。

<質問に正面から答えず、一方的に自説を述べる。論点をすり替え、時間を空費させる――。1年半ぶりにようやく開かれた党首討論は、そんな「安倍論法」のおかげで、議論の体を成さない空しい45分となった。>

<立憲民主党の枝野代表は、首相の妻・昭恵氏付の職員が、森友学園の求める優遇措置を財務省に問い合わせたことを「いいことだと思うか」とただした。

 首相は、それは「問題の本質」ではないと反論。従来の説明を延々と繰り返した最後に「私の個人の事務所に(問い合わせを)回してもらった方が良かった」と答えた。

 加計学園が理事長と首相の面会を捏造(ねつぞう)していたと発表した問題では「訴訟になれば時間がかかる。私の感情のために総理の時間を費やすべきではない」と述べた。枝野氏は首相が問題視していないことに疑問を呈しただけで、学園を訴えるべきだと迫ったわけではない。明らかに論点をずらしている。>

<共産党の志位委員長は、公文書の改ざん、隠蔽(いんぺい)、廃棄、虚偽答弁が安倍政権下で相次いでいることの原因を繰り返し首相に問うた。しかし、首相はそれに答えず、「うみを出し切り、組織を立て直したい」と今後の対策に話をすり替えた。>


このように、安倍首相がまともに答えないで、ダラダラと関係のないことをしゃべり、果ては、『ヤジはやめてください』という、いつもの『お笑い芸人』の芸のような『誤魔化し技』を披露していく。
こんな『猿芝居』を演じている、その責任はまさに安倍首相自身にある。

そして、このやりとりでやけに、安倍首相が長々としゃべっているなと感じたものだが、その数量的なデータは、先ほどの『朝日新聞』の図表が示すとおりである。



それだけではない。
国民民主党の玉木代表の質問に対しても、次のようであった(これは、昨日の私の記事に書いたことを再掲する)。

<<玉木氏は、『日米問題』と『日ロ問題』を取り上げた。
自動車の関税引き上げについて、『トランプ大統領からの通告はあったのか?』と聞かれてもまともに答えない。
玉木氏は、<『WTO違反』のアメリカのような行為に対しては、堂々と批判し、反論すべきではないか>、<現状ではむしろ、中国政府のほうがWTOの手続きに沿って批判を展開して、中国が『WTOルールの擁護者』のように映っている。日本がむしろ、そういう役割を果たすべきではないか。>と批判した。

また、『日ロ交渉』についても、『領土問題の交渉は、少しも進んでいない。』『ロシアに餌の「先食い」を許しているのではないか。』と批判したが、こちらも『交渉の内容は今、オープンにできない。』というのみ。>>

このように、いわゆる『建設的野党?』からの提言に対しても、まともに打ち返すことができず、『空振り』に終わっていたのである。


これらを総合すると、昨日の『党首討論』に見られた安倍首相の状態は、極めて深刻である。
『精神的』『肉体的』にどこか、部品がぶっとんだ?ような『変調』を感じさせる(もともと、この程度の人だったのだと言ってしまえば、それまでだが…)。

あのように、普通の国民が、きちんと全体の話を聞いていれば、『ちょっと、これはひどいな』と感じるであろう『話し方』を延々と続ける。

このような総理大臣が、世界中、あちこち駆け回って、一体、どのような話し方を各国首脳としているのか?
考えただけで、『恐ろしい』という気がしてくる。

トランプにせよ、プーチンにせよ、『良い金づる』だと思って、その限りでチヤホヤしているだけなのではなかろうか?


安倍首相が『外交が得意』だとか、『深い人間関係』をトランプ、プーチンなど外国首脳と築いているというのは、単なる『悪い冗談』でしかないという気がしてくる。

昨日の『党首討論』での安倍首相のふるまい方の『異常さ』を単に、『党首討論のやり方が悪い』などといった問題に矮小化してはならないと感じる。

自民党は、さっさと『安倍首相の次』の選定プロセスに入るべきだし、野党もさまざまな地方選挙での勝利を実現することで、『安倍・麻生』という時限爆弾のような『総理・副総理コンビ』をさっさと退場させるように、うながしていくべきだろう。

今こそ、私たち(国民)自身の姿勢が問われている。








https://politics.blogmura.com/politicalissue/ranking_out.html にほんブログ村 政治・社会問題]
にほんブログ村のランキングに参加しています。
よかったら、この記事にクリックをお願いします。 

この記事に

閉じる コメント(4)

顔アイコン

「嘘吐きの馬鹿恥知らずアナクロ軍事主義売国奴訂正云々」率いる「貧乏人の不自由&民主主義の正面からの徹底した破壊党」が真面な訳ない。

2018/5/31(木) 午前 8:32 [ 櫻(N) ] 返信する

顔アイコン

嘘吐きの恥知らずとは枝野党首、志位委員長等野党6党と朝日捏造情報テロ新聞等の共産主義・左翼思想集団で有ることが日本国家機能の三権分立である司法当局である今日の大坂特捜部の捜査の結果不起訴処分の結論が下されたのである、要するに野党6党とそれに忖度して捏造フエイク記事・報道を続けた朝日等のマスMDである事が明々白々に証明されたのである。 削除

2018/5/31(木) 午後 10:49 [ 菖蒲&藤&紫陽花は満開 ] 返信する

顔アイコン

また、記事無しアドレス、二重登録疑いの、鹿を馬と言えが出た。

2018/6/1(金) 午前 7:21 [ 櫻(N) ] 返信する

顔アイコン

> 櫻(N)さん
有難うございます。また、記事のほうで大阪地検の『不起訴処分』等については、書きたいと思います。

2018/6/1(金) 午前 10:47 [ 北京老学生 ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事