北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

全体表示

[ リスト ]

一昨日(30日)の『党首討論』を受けての(例えば)『朝日新聞』などの『戦意喪失』したかのような紙面の論調、あるいは、昨日(31日)の大阪地検による、佐川氏らの不起訴処分などの発表、それらを受けて、『もう日本のリベラル勢力はダメだ』『日本には愛想をつかした』『毎朝新聞を見るが憂鬱でならぬ』などとSNSでお書きになっておられる方を散見する。

私は、そういう方には、『SNS中毒には気をつけてください。SNSはしばらく休止するという手もあります。』(そういう方は、私などとは比較にならないくらい、SNSに時間を割いているようだ)、それから(疲れるなら)『毎朝新聞を読む』のも、お休みされたらいかが?かと声をかけてやりたいくらいである。


もちろん、人によって『考え』は千差万別であるというのが真実なのであろうが、どうも極端に『疲れた』と吐露するような人は、やや(かなり?)『現状認識』がずれているようである。
(それをいちいち、指摘するのは面倒なので、また必ずしも『建設的な作業』とも思えないのでやめておく。)

ただ言えることは、安倍首相に対して『批判的』なのは、決して『リベラル』だとか『左派』だとか言われるような人たちだけではない、ということだ。

むしろ、そういう人たちは、『頭で考える癖』があるから、ある意味では、『もともと、安倍政権など悪に決まっている』と思っている。
あるいは『自民党政権』とか『保守』など『悪に決まっている』と思っている人もいるので、どちらかと言えば、そうした『歴代の政権のやってきた悪事』に対する感度がにぶっている。


むしろ、今、本当に怒っているのは、従来の『保守』の基盤を支えてきたような人たちなのではなかろうか?

というのは、『森友』『加計』あるいは『自衛隊PKO』問題ではかずかずの、『内部文書』の暴露が行われている。
これらは、常識的に言って、『組織の内部告発』『官僚たちのリーク』によるものがかなりまじっている、と考えるのが『普通』であろう。
(もちろん、『共産党』などが国会で取り上げているものもあるが、それらも『共産党』などにリークしたのは、こうした『内部告発者』であろう。)

こうした『内部告発』は、個人の『良心にめざめた人』が行うこともあるだろう。
しかし、それ以外に『官僚たち』自身の行為として行われることもあるだろう、と感じる。


つまり、安倍政権による(従来の慣行をふみにじる)『暴挙』に対して、『官僚たち』の一部が、意識的にサボタージュや、情報リークを行って、抵抗・告発を続けているのである。


昨日発表された、佐川氏等に対する『不起訴処分』についても同様の力学が働いているようだ。

そもそも、大阪地検特捜部の女性部長が、極めて熱心にこの問題に取り組んできたと言われるのも、メディアの一部では、『田中角栄もしなかった、法務・検察人事への介入に及んだ安倍政権に対する怒りが検察の現場にはある』とも指摘されている(某メディアの記事から)。

つまり、『将来の検事総長といわれてきた、法務省の林真琴刑事局長を順当に法務事務次官へ昇格させる人事案が2度にわたって官邸サイドに拒否されたこと』、このような『人事介入』に対する反発が、そのエネルギーになっているというのである。

そのように考えると、今回の『不起訴処分』でこうした『抵抗』は一回敗退したかに見えるが、決してこれで終わるものではないだろう。


また、『朝日新聞』などで森友・加計問題を熱心に取り上げてきたのは事実であるが、実際に執拗なまでに取材を続けてきたのは、大阪や愛媛・今治などの現地の記者の努力があったからこそではないだろうか?
(少なくとも、『森友問題』に関して、最初、『朝日新聞』で報じられたのは、大阪の記者たちの書いた記事だった。)

このように考えると、『もりかけ』問題というのは、『産経』や『月刊Hanada』などのいうように、(安倍首相に復讐?を誓う)『朝日新聞』が描いた『妄想』であるというのは、むしろ、そちらこそが『ストーリーに過ぎない』と言っても良い。


それに、(細かい話はさておいて)安倍首相が、この間、国会で行っている『答弁』はどうだろう。
誰が見ても『横綱相撲』などとは言えない、『奇手』『猫だまし』等の連発ではないか?
(もちろん、実際の『大相撲』において、いわゆる『国技』にふさわしい『横綱相撲』というのが、どれほどあったのか、ということ自体はなはだ疑問であるが…。)


安倍首相の言っている『言い訳』を続けてみていくと、『内閣総理大臣』を続けている人物としては、まことにふさわしくない、『珍奇な答弁』『笑止千万な態度』の連続であることに気が付くであろう。

安倍首相は、『美しい国、日本』などと称し『JAPAN ブランド』『クール ジャパン』などという言葉を政策のなかで乱発しているが、実際に自身がやっていることは、『日本』というブランドを傷つける行為である。

そして、『日本人』の精神というのは、今や『総理大臣の地位に恋々としがみつき』ひたすら『醜い詭弁を続ける』ことこそが、まるで『道徳の基準』であるかのようなイメージをふりまいている。
『嘘をつく』=『総理大臣の言葉』という新たな『常識』が、小学生や中学生の頭のなかにも注入され続けている。


先日、安倍首相に対して、石原慎太郎、亀井静香の二人が何やら『提言』か何かをしたというような新聞記事が出ていた。

そこに書かれていた限りでは、『トランプにがつんと言わせろ』とか『改憲はしっかりやれ』というような(わざわざ会見したにしては、意味のわからない)話ばかりであった。
(それに対して、『Hanada』だか『WiLL』だかは)『最新号を読めば、彼らの真意はわかる』などと宣伝している。


しかし、本来、石原慎太郎、亀井静香の二人が、(もし彼らが、いまだに『保守』であると言うのなら。また、いまだに『保守』が健在であるとするのなら)安倍首相に対して伝えるべきは、『みっともない悪あがきはやめよ。』『腹をくくれ。』ということではないだろうか。

もちろん、そこから先は、(2人の考え次第で)『改憲をしっかり進めろ』などというかどうかは、彼らの勝手である。


しかし、この間の、安倍首相、麻生副総理らの態度が示しているのは、いかに彼らがまず『現行憲法を理解していないか』『現行憲法を踏みにじっているか』でしかない。
そういう意味で、彼らが『憲法改正』などを主張・実行するのは、『百年早い』と言わざるをえない。









https://politics.blogmura.com/politicalissue/ranking_out.html にほんブログ村 政治・社会問題]
にほんブログ村のランキングに参加しています。
よかったら、この記事にクリックをお願いします。 

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事