北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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本日は、6月4日。1989年(ちょうど、昭和から平成に改元した年)6月4日に、『天安門事件』が起きてからちょうど29年である。

先ほど、正午の『NHKニュース』で『天安門事件』の映像が流れるのを、『NHKワールド・プレミアム』(海外放送)で台湾から見ていたが、おそらく中国大陸では、この映像を見ることができないように、当局から措置がなされたはずである。

(中国大陸では)ネット上でも『天安門』などの文字は検索不能になっているはず。
中国では、この事件で、死者は319人とか言っているらしい(先ほどのNHKのニュースではそのように言っていた)が、実際は、その10倍なのか、30倍なのか?

この『天安門事件』は、1989年の4月15日に、(2年前に失脚していた)胡耀邦・中国共産党総書記が病死したことを受けて(73歳で没)、その死を悼む、民主化推進の学生たちが天安門広場で座り込みを開始したことをきっかにおこっている。


当時の趙紫陽総書記は、彼らに対して、できるだけ(その意向を受け入れて)穏便に対応しようとしたために、小平や李鵬らの怒りを買い、戦車を投入しての血の鎮圧路線が決行された。


趙紫陽氏はその後、6月下旬に全職務を解任されて、失脚した。2005年に、病気で亡くなっている。享年85歳。


イメージ 1


住んでいるマンションのほとんど隣のビルに、コンビニが入っているのだが(こんなに近くても意外と行くのが面倒だ)、まだ今日になってから行っていないので、本日付の新聞は購入していない。

これは、昨日(3日)の英字紙『TAIPEI TIMES』である。
この新聞は、『自由時報』という『台湾優先 自由第一』を新聞のトップにいつも掲げている新聞と同じ発行元から出されている。

(その他、中国の影響を受けて、台湾の『国民党』寄りの新聞も台湾には幾つかある。何せ、台湾は中国の経済的影響も大きいので、中国の影は意外と大きい。)

イメージ 2


そのような新聞の編集方針によるものだろう、8面にこのような記事が掲載されていた。
イメージ 3

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特に、紙面の上のほうに掲げられていたこれらの写真。

最初のは、当時の『自由時報』の紙面である。
『天安門事件』に抗議して、台湾の学生たちが各地(台北・台中・高雄と書かれている)で集会を行っている模様を伝えている。

また、下の方の写真は、台北市の『自由広場』(これは、蒋介石を祭る『中正紀念堂』の前の広場ではなかったかと記憶する)におけるものである。

印象的なのはこれらの写真を紹介しながら、『台湾においては当時、自由というものは依然として制限されたものであったにもかかわらず、台湾の人々はこの事件に対して強い反応を示し、中国の共産主義者を非難し、大陸の同胞たちに民主主義がもたらされることを要求した。』と書かれていることだ。


中国政府の間違った仕打ちを批判することは重要である。
しかし、それだけでなく、おのれの社会(例えば日本)がどういう状況にあるかを考えながら、自らの社会の『前進』のために声をあげていくことが必要なのだろう。







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転載しました。感謝です。

2018/6/8(金) 午後 4:58 [ イエスちゃん ] 返信する

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> イエスちゃんさん
有難うございます。

2018/6/8(金) 午後 7:46 [ 北京老学生 ] 返信する

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