北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨日(10日)の新潟県知事選挙は、接戦ながらもう一歩及ばず(この『もう一歩』がかなり大きいのだが…)、池田ちかこ氏は、花角英世候補に敗退してしまった。

だが、負け惜しみをいうようだが、この選挙もともとは、米山前知事の『女性スキャンダル』の露呈による一方的な辞任によって、余儀なくされたものである。


そういう意味では、普通ならば、『今回は、野党は1回、お休みだね』となってもおかしくないような状況である。
にも拘わらず、(少なくとも)開票即、『当確』が出るという通常の『選挙速報パターン』を打ち破り、開票率40%以上を過ぎるまでNHKが『当確』を打つことができないという状況にまで持っていくことができたのは、それはそれとして評価すべきであろう。

新潟県知事選挙であったからこそ、『与党候補』は勝利することができたのであり、現時点で、『安倍首相の3選は可か不可か?』というストレートな争点で投票が行われたとすれば、結果は違っていた可能性がかなりある。
(もちろん、与党は、間違いなくこの選挙結果をもって、『安倍内閣は国民に信任されている』という証拠としようとするであろうが…。)


それにしても、野党は『新潟のことは新潟にまかせて』と言いながら、大量に大物政治家や有名人を新潟に投票するなど、やや『選挙戦のメッセージ』に統一性を欠いていたきらいがあったことは否めないと(台湾から評論家風にコメントさせてもらうと)感じた。


さて、話を変える。
昨日(10日)の記事にも書いた、カナダで開催されていたG7サミットの話。

イメージ 1


これは、昨日(11日)付の『産経新聞』3面の紙面。

安倍首相が、『昨年に続いて北朝鮮問題などで議論を主導した』、『気候変動問題や貿易問題でも「裁定役」を務めるなど、存在感を発揮している』と共産主義国の国営メディアなみに、安倍首相を持ち上げる田北真樹子記者の『ちょうちん記事』である。

<トランプ氏が日本を除く5カ国の反発を受ける度に、困って振り向く先は安倍首相だった。
「シンゾーの言うことに従う」「シンゾーはこれについてはどう思うか?」>

<結局、再び「シンゾーどうだ?」が繰り返され、トランプ氏は最後にこう言って去っていったという。
「きょうは、素晴らしい会議だった」>

まさに、『素晴らしい作文』としかいいようのないような記事である。


イメージ 2


ところが、実際には、上記のような写真が出回っている。
これは、『G7サミット、各国のイメージ戦略で繰り広げられた写真バトル』というAFP=時事配信のニュース記事で、ヤフーニュースにアップされたものの一部。

もちろん、写真などというのは、『全体の一部』を『瞬間的』に『好みの視角』から切り取ったものに過ぎず、(ある意味では)どのような写真でも撮りうる、といっても過言ではない。

それにしても、上記の写真は、まるで安倍首相がアメリカ・サイドに付いていて、親分?(トランプ大統領)と同じような腕組みをして、(いくら好意的に解釈しても)傍観者的にメルケル首相ら(トランプ大統領に)詰め寄る首脳たちと対峙している姿にしか見えず、(産経新聞のいうように)終始、議論をリードしていたという『姿』とは、ずいぶん、乖離している。


イメージ 3



こんな写真が出回っていては、かなわないということでか、昨日の『フェイスブック』の『首相官邸』のページを見ると、こんな記事と写真(静止画)がアップされていた。
(これは、10日の9時52分発信になっていた。)

随分と芸が細かく、先ほどのAFP=時事の配信ニュースの写真と前後して撮られたもののようだ。
なるほど、この写真だと、安倍首相は、あまり傍観者的でないポジションにいる。

付けられた文章は、こんなもの。
<本年は貿易を巡り激しい意見のやりとりとなりました。しかし、会議場の外に出てからも、昨日は夜遅くまで、本日も朝早くから、首脳同士が、直接、膝詰めで議論を重ね、合意に達しました。
課題はあっても、自由で公正なルールに基づく貿易システムを発展させる中で解決を目指す。G7の一致した意志を示すことができました。>

イメージ 4


さらに、昨日の18時35分で、今度は(静止画でなく)動画で安倍首相がいろんな首脳たちと会談する姿などをおさめたものがアップされている。
安倍首相のナレーションみたいなものとそれを字幕にしたものまで付けられている。
その中には、上記のようなシーンもある。

これは、9時52分発信の静止画だけだと、かえって議論を紛糾しかねないということで、動画にして両方の場面をおりこんだものを流し、結果的にAFP=時事の配信しているような写真の衝撃度を弱めようとの『作戦』であろう。

ともかく、いろんなことをやっているが、これ全て、これまでは『プラスの財産』であったはずの、『トランプ大統領との親密な関係』がかえって、『マイナスの財産』に転化しかねないということで、『リスクの分散』をはかっているつもりなのだろう。


いずれにしても、安倍首相の『こうもり作戦』(これは、安倍首相のすべての政策で見られるものである)もそろそろ『化けの皮』がはがれかけてきている、ようだ。

内外の『総路線』をどのように転換するのか(あるいは、誤魔化していくのか)?
問われているのは、(トランプ大統領や)金正恩委員長だけではないのだと思う。












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