北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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今回、昨日(12日)の米朝会談に向けて、いくつかの本を読んでいた。
ほとんどの本は、『北朝鮮』あるいは、『朝鮮半島情勢』に関連した本だった。
だが、こういう本もあった。

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これは、今年の1月に原書が出された『炎と怒り トランプ政権の内幕』という暴露本である。
マイケル・ウォルフという人物が書いている。彼は、『ニューヨークタイムズ・マガジン』(ニューヨークタイムズの週末版に入っている雑誌)の定期コラムニストだったというが、いわゆる『政治記者』ではない。
『人と人との関係』『ゴシップ』などを追いかけながら、『人間を浮き彫りにする』のが得意な文章の書き手のようだ。


この『炎と怒り』、実は、1月に原書がアマゾンで電子版が発売になった時にも、買ってみた。
しかし、私の英語力(あるいは、アメリカの政界や人間関係に関する知識)では内容がさっぱり理解できないので、『日本語版』が出るのを待って、前に日本に『一時帰国』した時に購入した。

それで、その時から読みだしたのだが、実は今でも、半分も読み終えていない。
というのが、文章が、まさに『カオス』の状態である。

これは、言うならば、『週刊文春』の不倫すっぱ抜き記事を、日本の芸能界などの事情を全く知らずに読むようなもので、はなはだゴチャゴチャして、どうでも良いようなことが、わんさと書いてある。
だが、今回、また少し読んでみて、この本に書かれていることは、『嘘ではない』という気がした。


この本で書かれているのは、『トランプ陣営は、誰も、大統領選で勝利すると本気で考えていなかった』、だから、『当選してしまった』と知った時、『呆然とした』というような話である。

メラニー夫人は、『涙(うれし涙ではない)を流した』とも書いてある。
この本を読んだ時点は、これは『誇張であろう』とか、そもそも、『ウォルフ氏の取材の仕方がフェアではない』というような気がしたが、それ(後者の論点)はこの際、どうでも良い。


結論として、今改めて感じるのは、実際にトランプという男は、『中身がからっぽの人物である』ということである。
彼は、次々と部下が入れ替わっていく、ということで知られている。

それは、トランプ自身が、『解任』を乱発するのと、部下となった人物が、『こんな親分の下で働き続けるのはごめんだ』と感じて辞めてしまうためである(のだという)。

また、トランプは平気で矛盾した政策を持つ複数の人物に、ある問題を任せたりする。
今回の北朝鮮との対策でいうと、ポンぺオ国務長官とボルトン大統領補佐官の両方に担当させたりしている。
しかし、彼ら二人は『水と油』であり、もともとの政策も全く異なっている(後者は、武力で『言うことを聞かせる』という路線)。

それに、ポンぺオ氏の前のティラーソン国務長官はさっさと辞めてしまった。
(彼は、トランプ大統領について、『馬鹿だ』と発言したといううわさが流れていた。)

それだけでなく、トランプは『飽きっぽい』『長い文章を読むことができない』などと言ったことが、この本には満載である。
(最近のニュースでも、トランプは、パワーポイントなどで、複雑なレクチャーを会議のなかで受け始めると、途中で嫌になって会議から抜け出してしまうというような話が出ていた。)



いくら何でもという思いで、こうした記述が出てくるこの本を、これまで何回かつまみ読みしていたが、どうも、この間の『北朝鮮対策』を巡る状況、あるいは昨日という一日間で、何度もテレビの画面に出てきたときの、トランプ氏のふるまい方を見ると、『やはり、この人は一種の病気ではなかろうか?』という疑念を抱かざるを得ない。

どうやら、アメリカはとんでもない人物を大統領に当選させてしまったようである。


トランプとは、『劣等感の塊』の癖に、『自己愛』に支配された、『大きな赤ん坊』のような政治家である。
テレビであるいはネット上で、自分をどうしたら、『ビッグに見せることができるか』、そんなことを考えているようだ。

問題なのは、いち早く、トランプ大統領と会って、多くの時間を一緒に過ごしたはずの、(我が)安倍首相はトランプ大統領のこの困った『欠陥』に気が付かなかったのだろうか?ということである。
もし本当に気が付かなかったとすれば、それは安倍首相もまた、『ミニトランプ』の『裸の王様』であるせいなのかもしれない。

おそらく、習近平もプーチンもそれに気が付いていて(プーチンなどは、選挙戦の時からそれを知って、選挙に介入した疑惑が持たれている)、それを最大限、利用しようとしているのだろう。
また、金正恩も昨日、それを知って、それでかえって『口数少ない?』ようなふるまい方に見えたのかもしれない。


トランプ氏がこのような(一種の)病人であることは、世界の人々にとって、(ある種の)『天災』のようなものである。
(もちろん、結果的に、『瓢箪から駒』ということが『全くない』とは言えない。)
そして、おそらく『EUの首脳たち』もそれを知って、G7サミットであのようなふるまい方をしたのであろう。


それに対して、安倍首相は相変わらず、『トランプの犬』気取りである。
こういう安倍首相に対して、EUの首脳たちの(本当の意味での)『評価』が高いとは思えない。

もちろん、(外国の首脳たちは)誰しも安倍首相にも、トランプと似た『病状』があることを知れば、それを最大限、自分たちにとって都合の良いように利用しようとすることだろう。
親切に、日本国民に対して、『気を付けたほうがいいですよ』と忠告してくれるような外国の政治家は、どこにもいないことだろう。


だから、現時点で考えるべきことは、トランプがあのような『病状』であり、また安倍首相も(トランプの『病状』を認識できないくらい、ご本人も何らかの)『認識をする上での欠陥をかかえている』疑いが濃い以上、どうしたらこの『災難』(これこそが、『国難』であろう)から逃れることができるか、あるいは、『リスクを最小化できるか』、それを考えるべき時に、来ていると言えるのではなかろうか?

そんな気がしている。











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