北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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俳優の加藤剛さんが亡くなられた。80歳だったという。
私は、1948年生まれなので、今年中に70歳になる。10歳ほど年下ということになる。

加藤剛さんというと、私には、『人間の條件』(五味川純平原作)で主人公の梶の役を演じたという印象があった。
だが、何年か前に映画館で、『人間の條件』(小林正樹監督、1959〜61年)を全部見ると、その主演は仲代達矢であった(もちろん、見る時点では、仲代主演とわかってみたわけだが…)。


そうすると、なぜ、加藤剛主演と思っていたのだろうか?
どうやら、テレビドラマ『人間の條件』の記憶が残っていたようだ。

テレビドラマ『人間の條件』(TBSテレビ)は1962年に日本で放送されている。
当時、私は、中学生だった。しかも、親の仕事の関係で、日本とアメリカを行ったり来たりしていた時期である。
当時は、家にテレビは1台しかなかったから、果たして私自身、どの程度、このドラマを見たのかはっきりした記憶はない。

だが、少なくとも『人間の條件』=加藤剛という印象を残すだけのものはあったのだと思う。


ちなみに、仲代達矢主演の映画『人間の條件』のほうは、2016年6月に池袋の新文芸坐で見ている。
https://blogs.yahoo.co.jp/mochimoma/20949240.html
(加藤剛さんの『人間の條件』のほうは、見ることが出来ていない。1960年代のテレビドラマなど映像がほとんど残っていないのだろうとは思うが…)


ただし、私は、菅原文太さんが2014年11月に亡くなられて以降、この人の残した映画や本などに興味を覚え、映画『仁義なき戦い』のシリーズを改めて、映画館で何度か見た。

そして、その延長で、菅原文太、加藤剛のお二人が主演した大河ドラマ『獅子の時代』(1980年放送、山田太一脚本)が面白いということを知り、レンタルビデオ屋からDVDを借りて、2016年の正月に見た。

そのことに関しては、以下の記事で書いている。


同じことを繰り返したくはないが、会津藩の武士=菅原文太と薩摩藩の武士=加藤剛という『2つの鏡』を通して明治維新の裏表を描写する、かつてない『大河ドラマ』だったように思う。

加藤剛は、自分自身の持っている『明治維新の理想』が、裏切られていくのを体現するような形で最期を迎える。
菅原文太は、自由民権運動、秩父困民党などに参加していく。


このドラマは、本当は、『明治維新150年』の今年、再放送(再評価)されるのにふさわしいようなドラマである。
もっとも、『明治維新の黒の歴史』を描いたようなドラマだから、今や、安倍首相官邸のコントロール下に(半分)置かれているようなNHKで、これを再放送する可能性は、ほとんど『ゼロ』に近いと思うが…。


残念ながら、昨日から本日にかけての新聞記事を見ても、この『獅子の時代』について言及するものは、ほとんどなかった。

おそらく、これから本格的な『加藤剛追悼』の記事が掲載されるようになれば、このドラマについて言及するものも出てくると思うが…。












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