北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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本日(7日)、(日本時間で)午後2時から、例の加計(かけ)孝太郎氏が記者会見を行うらしい。

(台湾に住んでいるので、よくわからないが)日本は、連休の谷間、しかも今治市の加計学園のキャンパスで地元メディア(もしかしたら、東京の大手メディアも可能なのか?)を対象に行われる特別に『閉鎖的』な記者会見であるらしい。
(独立ジャーナリストである)IWJの岩上安身氏は、取材の申し込みをしたが、学園側から断られたという。


(内閣改造後、そして臨時国会開会前の)このようなタイミングで、こうした会見をやるというのも、おそらく首相官邸の入れ知恵もあるのではないかと、邪推?する。少なくとも、首相官邸の了解がなくして、こうした会見がおこなわれるはずもないだろう。

調べてみると、NHKで地上波やBS放送での中継は行わないようだが、『NHKニュース防災』のアプリを使えば、(iPadという)タブレット端末でも、インターネット中継を見ることができるらしい(ツイッターでそういう情報が、拡散されている)。

私は、台湾に住んでいるので、このアプリを使って中継を見ようとしても『日本国外のかたは視聴できません』という表示がされてしまうのではないかという気もするが、一応、挑戦?してみようかと思っている。



さて、昨日(6日)は、このような加計問題の進展?の可能性も出てきたこともあって、『週刊文春』の最新号(10月11日号)の電子書籍版などをダウンロードして目を通した。
というのは、この号に小川榮太郎という人の記事が出ているとの報道がされていたからだ。


小川榮太郎というのは、安倍首相の『応援団長』みたいな役回りをしている文芸評論家である。
『応援団長』といって悪ければ、かつて、百田尚樹という作家がしていた役回りである。

そして、一時期は、(伊藤詩織さんに対する準強姦疑惑で悪名が高くなった)元TBS記者の山口敬之氏も似たような役回りを演じていた。

最近では、小川榮太郎氏は、雑誌『新潮45』の10月号の『そんなにおかしいか「杉田水脈」論文』という特集に、『政治は「生きづらさ」という主観を救えない』と題する文章を寄稿。あたかも、『痴漢症候群の男の困苦』を擁護するような雑文であり、LGBTを差別する杉田水脈に加担するのかと、批判が殺到。
この雑誌が『休刊』(事実上の『廃刊』)へと追い込まれるきっかけとなった文章である。


私は、このような形で雑誌が『休刊』=『廃刊』となって、結果的に物事をうやむやにしてしまうような風潮は、決して好ましいと思っていない。

なぜなら、この事件は、1995年に『マルコポーロ』という文芸春秋社が発行していた雑誌が、『ホロコーストはなかった』かのような文章を掲載して、『廃刊』に追い込まれた事件を限りなく想起させるからである。
(ちなみに、この雑誌の編集長だったのが、以前は雑誌『WiLL』編集長、現在はそこから分裂した『月刊 Hanada』の編集長を務めている花田紀凱氏である。)

『マルコポーロ』はあっという間に廃刊になってしまったが、結局、今でも『何が問題なのか』が必ずしも明らかにされておらず、何となく『陰謀でつぶされてしまった』というようないわば『フェイクニュース』の存在する余地を残してしまっている。


私は、やはりこうした問題は、『何が問題なのか』を徹底して、議論することが、むしろ重要だと思っている。
だから、『夜逃げ』みたいな形の『休刊』=『廃刊』を許すことは、むしろ『ひき逃げ』を許すようなことに近いと感じる。
(今回も、そもそも『新潮45』は電子書籍版も発行していないし、実際に、こうした問題になった文章を読んでいる人も少ないことだろう。私自身、『休刊』となって、改めて読む必要があると感じたが、台湾に住んでいるせいで、こちらの紀伊国屋書店にも行ってみたが、置いてなかった。)

ともかく、小川榮太郎というのは、こういう面でも最近、話題になっている人物である。

イメージ 1


これは(『産経新聞』に掲載されていた)『週刊文春』10月11日号の広告である。これで、どんな内容なのか、イメージを作っていただきたい。


記事は、実は4ページしかない(まあ、いつも『週刊文春』のメインの記事というのは、この程度しかないのが普通なのだが。しかも、やたらに、大見出しで紙面をつぶしているので、実際は、3ページ半程度の内容に過ぎない)。

私が、この記事で特に関心があったのは、<1 小川氏と安倍首相との間が、どのような『つながり』で結ばれているのか>ということ、また、彼が<2 『放送法遵守を求める視聴者の会』の事務局長をやっていたのに、その後、辞めてしまったのはどうしてなのか>ということ、さらに、『週刊文春』の広告を見ると、彼が<3 『ネットワークビジネス』と関連したように受け取れるが、それはどういうことなのか>といった点である。
(『新潮45』に書いた文章そのものは読んでいないので、そちらの関心は、私のなかでは現時点では多少、優先順位が低くなってしまっている。また、この記事そのものでは、さほど触れられてはいなかったような印象だ。)


順番に、わかったこと(『週刊文春』に書かれていたこと)と私の感想を書きたい。

<1 小川氏と安倍首相との間が、どのような『つながり』で結ばれているのか>
小川氏は、2012年8月に、第一次安倍政権の挫折を描いた『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎刊)でデビューしている。
(私は、この本は、前から持っているが、なかなか読む気になれず、実際には昨晩、読み始めたばかりである。)

文芸評論家などと言ってみても、全く『無名の存在』だった小川氏は、この本が、約9万5000部売れたことで、一躍注目されることになったという。

その直後、9月の自民党総裁選で勝利しさらに総選挙の勝利で首相に返り咲く、こうして『安倍晋三』という政治家が復権を果たしたことと、この本の『ヒット』は軌を一にして進行した。

だが、この本の成立そのものとさらにその『販売』に対して、実は安倍首相が、手厚い手助けをしていたことを『週刊文春』の記事は指摘している。
(つづく)






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【補足】記事のなかで、本日、加計孝太郎氏の記者会見を「NHKニュース防災」アプリを通して、ネット中継するという話を書きましたが、どうもガセネタっぽいです。失礼しました。
結局は、『密室』のなかでやるだけなのでしょうか?
国会に呼ばないとダメみたいです。

2018/10/7(日) 午後 1:07 [ 北京老学生 ] 返信する

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