北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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本日(7日)の朝から、アメリカの中間選挙の開票が行われている。
英語がさほどわかるわけでもないが、CNNのニュースで(台湾において)見ていた。

最近は、(こちらも半分も理解できているわけではないが)『ニューヨーク・タイムズ』電子版なども読んでいる。
(画面で見ても頭になかなか入ってこないので)いちいち紙にプリントアウトして読んでいる(そのため、紙がどんどん消費されてしまう)。

アメリカの事情がおぼろげながら、頭に入ってくる(その他、一昨年の大統領選挙の背景を伝える本なども、いまさらながら読んでいるが…)。


今回の中間選挙、下院は民主党、上院は共和党がそれぞれ制するという『ねじれ議会』の結果を生み出すことになった。
(ただし、上院は改選対象議席が、もともと民主党が6年前に勝利しすぎていたものであり、そこを基準にすると結構、『過半数獲得』が大変な状況だったようだ。)

いずれにしても、トランプの非道に対して、上院、下院両方で『圧倒的な反撃』を示すというわけにはいかなかったようだ。


しかし、トランプ大統領が、『不法移民の流入』(特に、メキシコとの国境にせまっている『キャラバン』の脅威?)を過大に煽り立て、投石に対して銃撃で報いよ、あるいは『アメリカ国籍の出生地主義を変更すべし』などとアメリカ憲法の修正に等しきことを、いきなり提起する(あたかも、大統領令でそれができるかのように)という、疑似的な『戦争状態』の雰囲気を盛り上げようとする中で、とにもかくにも下院において、多数派を奪還できたというのは、大きな前進だと思う。

おそらく、今回の『敗北』について、トランプ大統領は『敗北ではない』と言いつくろおうとするであろう。
『中間選挙では与党の議席が減少するのが、普通のことだ』『それに自分は、下院ではなく上院をメインに応援演説をして回ったのだ』と言うのではなかろうか?


だが、どちらにしても、私が現在まで知り得た限りでも(まだ結果が出ていない選挙区もあるようだが)、トランプ大統領が今回、(6月20日から11月5日までに2回以上応援演説に入った)10州(これは『朝日新聞』の7日付の記事による)のうち、結果が全く出ていないらしいネバダ州をのぞいた9州の結果を見ると、そのうち、ミネソタ、ペンシルベニア、オハイオ、ウェストバージニアの4州で共和党は敗北している。残り5州が勝利または優勢ということで、それほど成績は良くない。

さらに、大統領選挙の時に話題になった『ラストベルト地帯』(特に2012年の大統領選で共和党が敗北し、2016年においてトランプが勝利した州、岩波新書の金成隆一著『ルポ トランプ王国』で取り上げられていた)を見ると、ここで取り上げられていた5州のうち、オハイオ、ペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガンの4州の上院選で今回、共和党が敗北していた。残るアイオワ州は、今回、上院選が実施されていない。

つまり、『トランプの勝利の奇跡』とたたえられた、この『ラストベルト地帯』でも異変が生じていたようである。
(NHKの中間選挙特集だったかで、2年前にトランプを支持した労働組合幹部が、民主党への応援を行う映像が流れていた。たしかトランプの言った通りに、『物事は進まなかった』というような話をしていた。)


もちろん、NHKの番組も、一面では国内のニュースでは『安倍批判』が禁じられている?ため、江戸のかたきを長崎でうつみたいに、安倍首相の代わりにトランプ批判をやっているのではないか、というような雰囲気の時も、ないこともない。

しかし、最近ではこうした風潮に対しても、アメリカ総局長か何かの肩書を持つ人物が、要所要所で『トランプ批判の行き過ぎがない?ように』ブレーキ役を務めているのが、感じられる。
やはり、『トランプ批判』が『安倍批判』に転化していくのが、恐いのだろう。


ともかく、ニューヨークタイムズなど見ても、(もしかしたら、そのような現象がアメリカの大手メディアでは、一般的なのではないかと思われたような)『ニューヨーク、ワシントンからの目線』でアメリカの地方(田舎)を蔑視するような感じは、極力ないように抑えているような印象を受ける。

そして、今回も、トランプ大統領の勝利の予測が全くできなかったことを反省しているのであろう。あらかじめ、幾通りもの選挙結果の予測(シナリオ)を示していて、いわば保険をかけた論調だった。


どちらにしても、アメリカで好ましいと思われるのは、若者とか女性などが、『トランプのアメリカ』に危機感を募らせて、動き出していると感じられることである。

女性についても、トランプの大統領選のときのように、ヒラリーのような『エスタブリッシュメント』の賢い女性が、無知の大衆に『正しい教義を教えてやる』といわんばかりの態度ではなく、むしろ、あまり経験もない人たちが、自ら共に歩み出すといった感じが強く出ているようなのが、希望が持てる点である。

こうしたアメリカの国内の動きなどに刺激を受けて、日本のなかでも、若者や女性の動きなどが活発化していけば、希望を感じることができる。
(先の沖縄の県知事選では、まさに、女性や若者が主導的な役割を果たしていたようである。)






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