北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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今回の一時帰国も、来週の頭には、区切りとなる(つまり、また台湾に戻る)。
もっとも、次は、安倍首相の『衆参ダブル選挙』疑惑?のせいで、一カ月くらいしたら、また(選挙権を行使するために)日本に戻ってくる予定にしている。


さて、今回は、どうやら3本の映画を映画館で見たということで終わりそうである(今回は、映画でなく、『テレビドラマ』などを結構見ていたせいもある。それはそれでまた書く予定)。

見たのは、(順番に)6月3日に『空母いぶき』(若松節朗監督)、5日に『主戦場』(ミキ・デザキ監督)、そして昨日(6日)に『キングダム』(佐藤信介監督)と今週に入って、集中的に見ることとなった。


このうち、『主戦場』というのは、日系アメリカ人の監督が、<『慰安婦問題』論争>を取り上げた映画で、ある意味傑作である。

『慰安婦問題など存在しない』とする論者(杉田水脈議員、ケントギルバート氏、櫻井よしこ氏など)が多数インタビューに応じ、天衣無縫に本音を語り、その後、いわゆる『右派系雑誌』などに、『アメリカ人監督に騙された』『インタビューを受けるときは、十分に注意をせよ』などと、一種の泣き言を書いているので、ご存知のかたも多いことだろう。

この映画は、(こうした自称『右派』の矛盾をあばくという意味で)大変、面白いものだが、これについては、後に取り上げよう。


今回は、まず、『空母いぶき』と『キングダム』という漫画を原作とする2つの実写映画を取り上げる、その導入的なことを書いてみたい。

というのは、この2つの映画、ある意味で対照的であるからだ。

『空母いぶき』は、『ビッグコミック』という漫画雑誌に長期連載(2014年より連載開始)されている漫画(かわぐちかいじ作、原案協力・惠谷治)を原作とする『実写映画』である(5月24日より公開)。

この映画というか、映画の原作の漫画では、いちおう『近未来』の話ということになっているが、中国と日本が、尖閣諸島を巡って、空母と空母がいわば激突する?という設定を描いているので、極めて刺激的な題材を描いて
いる。

それに対して、映画のほうでは、さすがに、『中国』が敵国であるという設定はひっこめて、『東亜連邦』という架空の国が『敵国』ということになっている。


さらに、この映画のなかに登場する、内閣総理大臣・垂水慶一郎役の佐藤浩市さんの、雑誌『ビッグコミック』に掲載されたインタビューでの発言が、安倍首相を誹謗中傷するものではないかというような『反発』を一部から受けていた。
(かの百田尚樹氏などは、『佐藤浩市は、三流役者だから、この映画は見ない』などとツイッターで発信した。)


イメージ 1


イメージ 2

これが、このインタビューの掲載された『ビッグコミック』(5月25日号、実際は、5月11日に発売された)の表紙など、関連の記事である。


これに対して、『キングダム』は、原泰久による漫画で、『週刊ヤングジャンプ』になんと2006年から長期連載されている。

しかも、面白いのは、この漫画、(ウィキペディアの表現を借りると)、<紀元前3世紀の古代中国の戦国時代末期を舞台にしていて、後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である主人公・信の活躍を中心に描かれている中國時代劇である。信は後の秦の大将軍・李信であることがあらかじめ明かされている。>のだという。

つまり、ここでいう『キングダム』というのは、中華を統一する王朝という意味なのである。



要するに、百田尚樹氏などを狂喜させかねない、尖閣諸島を巡る日本と中国の衝突(あるいは、その期待)、さらには、『中国の分裂・解体』に期待を寄せる人々の気持ちを異様に、興奮させかねないそうな素材を扱った映画と、同時に、『中華の王朝』の創設に関する映画が同時に日本では、公開されているのである。

(おまけに、今のところ、映画の動員数においては、圧倒的に『キングダム』のほうがまさっているという結果が出ている、らしい。)


これはどういうことなのか?
そもそも、『空母いぶき』という作品は、どういう映画なのか?

そういったことを知りたくて、この2つの映画を、ほぼ連続して見ることとなった。
(つづく)

















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