モッチーの『話音場(WainBar)』

つらつらと見聞きしたことを、思いのままに・・・酔人のたわごと

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【アインシュタインの思考パターン図】

未来に「点」をうち、新しい世界を構築する人間の創造性について、あれこれ考えてたりしている。
NHKスペシャルで「アインシュタインロマン」という番組があり、その中でアインシュタインがどのような思考方法で相対性理論にいたったかについて紹介していたことを思い出した。

NHKの番組内で「アインシュタインが検証や観測の力を借りずに、『証拠』もない中でただ紙とエンピツの力で『世界はこうあるはずだ』という信念(審美観とでも言おうか)の下に相対性理論を作りあげてきた」(アインシュタインロマン2/P156)と紹介している。

アインシュタインの思考パターン図について、モーリス・ソロビーヌとの往復書簡の中に「私のものの見方」という言い方で解説していたとのことである。

【ソロビーヌへの手紙の引用】
「認識論上の疑問については、君は私を根本的に誤解しています。恐らく、私の言い表し方が悪かったのでしょう。私のものの見方は、図式的には、次のようになります。
(1)E(じかの経験)がわれわれに与えられる
(2)Aは公理系であり、我々がそれから結論を引き出すものである。心理学的にはAはEに依存している。しかし我々をEからAに導く論理的経路は存在しない。そこにはただ直観的(心理的)なつながりがあるだけであり、それも、いつも単に“おって知らせがあるまで”のつながりである。
(3)SはEと関係づけられる(つまり経験によってテストされる)。この過程もまた論理のほかの(直感的)領域に属する。とうのもSに現れる概念と直接経験Eとの間の関連は、本質的に論理的なものではないからである。
・・・事の核心は常に、思考世界と経験世界の(直接の感覚経験)とのおぼつかない結びつきにあります」
           (アインシュタインロマン2/P146〜147より)

アインシュタインは宇宙や自然の成り立たせているいくつもの原理・原則はもっとも単純な公式で表わすことができると信じていた。だからこそ、いくつもの命題(S)は公理(A)によって美しくまとめられているという確信があり、それにより相対性理論にまで到達したということであろうか。

私たちはたくさんの現象や経験(E)といった感覚を現実世界から与えられる。それがいったい何なのかについて追求するとき、公理(A)にいたるためにはアインシュタインが指摘するジャンプが必要になる。どんなに現実世界をみて分析しても、それらのすべてを統べる公理はみえてこないからである。

つまり、なぜこのような現実があるのかについて、それを統合する「原理原則」というような仮説を立てることができなければ、たんに現実を認識したにしかすぎず、なんの創造的行為にもつながらない。

その仮説は「ひらめき」「直観」などの論理を超えた世界から生まれることは、誰もがよくわかっているらしい。心理学的には「Aha!」体験であろうか。私はその創造性をもたらす「ひらめき」や「直観」にいたる原動力は「美」ではないかと密かに思っている。

未来を切り拓くベンチャー精神や創造性は、現実をどのように観るかという公理(A)点にいたるようにジャンプしなければ啓発されていかないとの思いを強くしている。

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初めましてハルキです<^^>アインシュタインロマンが見たいのですがどうすれば見れるでしょうか??

2007/3/24(土) 午後 1:21 [ bun*ga*u1* ] 返信する

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ハルキさん、訪問してくださりありがとうございます。アインシュタインロマンは多分再放送はないかと思いますね。ただ本とビデオがNHKから出ています。ヤフーオークションの中古ビデオは6巻で2万円くらいでした。

2007/3/24(土) 午後 3:14 [ mochy2156 ] 返信する

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