爺の趣味だった「エアチェック」。
今でもこの言葉が通用するのか知りませんがラジオ放送を録音することが好きではまっていました。
一番最初は1969年頃、友人の兄さんから安く譲ってもらったモノラルのカセットテープレコーダーを使い、ラジオのスピーカー部にテレコのマイクを近づけ直接録音していました。
録音していたのは歌謡曲。
そして録音中は物音を立てずに息を殺してやらなければならず大変でした。
もちろんテレコにポーズ機構などついておらずいきなり録音、停止の繰り返しで曲を集めておりました。
当時、カセットテープの値段は60分用で500円もし、当然ながら1本を使いまわしていました。
1972年、この趣味は勤め始めてからも続き、給料をためてステレオセット導入、それにともないステレオデッキも導入しFM放送を録音するのが楽しみでテープが増えていくのが最大の楽しみでした。
本当はLPレコードが欲しかったんですが高くて新譜が出るたび買うという事ができなかったのでFMより録音してました。
当時、寮に住んでいたのですがFM放送の入りが悪く室内のフィーダーアンテナ(ふんどしアンテナ)ではどうにもならず3素子ですがFM専用アンテナを屋上に内緒で設置して受信していました。
録音しているとどうしても好きな曲だけ集めたいとい欲求が出てくるのは必然でデッキを追加導入しダビングで対応。
カセット同士だとどうしてもノイズが増えたり、きめ細かなダビングが出来ないということでオープンデッキの導入。
そうすると長時間録音が可能になり、留守録するためにプログラムタイマーとプログラムチューナーの導入。
ノイズ対策の為、ノイズリダクションの導入。
こうなるとテープの消費も馬鹿にならず箱買いが当たり前になり一円でも安いテープを見つけ買っていました。
カセットテープでは「TDK」、オープンテープは「マクセル」がメインでした。
こうしてエアチェックしたカセットテープは今でも秘密の屋根裏に隠してあります。
恐らく2000本近くあるんではないかと思っていますが数えたことはありません。
最近はネットで比較的簡単に取り込めるようなのでこのような面倒なことをやっている人はいないと思いますが、苦労して集めたテープは捨てれません。
参考 手持ちの録音テープ
テープの種類判りますか?。
左の大きなカセットは「Lカセット」でオープンテープの性能をカセットでということで規格化されましたが、普通のカセットテープの性能向上が著しく市場で見かける事は少なかったです。
一番右はコンピューターデータ用で「DDS」と言いますがオーディオ用の「DAT」と互換性があります。
オープンテープは屋根裏から持ってくるの面倒だから省略です。
最近はすべてCDやDVD、或いはメモリーカードで保存しこうしたテープを使って保存するということ自体が無くなっており化石になりそうです。