|
フジテレビ様のロケ弁当は美味しい。昨晩は洗足で撮影。リード削りシーンの監修だが、N響のリハは朝からで1時間で終り、そのあと外山先生のレッスン(ベト7)を受けても昼過ぎで終り。久しぶりにゆっくり空き時間。移動のため6じ起きして車で行ったので昼寝して、先々の楽譜借りたりロッカーの掃除して、梶ケ谷の模型店に寄って(ちょうどセール中だった)無駄遣いをして、艦船模型をグレードアップする高価な金属パーツ(フォトエッチングという技術で精密に金属板を彫刻し、抜いたもの)を大量に買ってしまう。写真は350分の1のロシア駆逐艦の手すりやレーダーのセットで8000円。これに吹き付け塗装して、これらを切り出して、折り曲げて、瞬間接着剤で作業するわけだが、そんなめんどくさいこといつするのかなあ。でも、パーツは金ぴかで見ていても楽しいのでついつい・・・こんど模型でテレビ取材もあるというし。
そのまま洗足に回る。平日の音大は久しぶり。入って行くなり、N響の偉い先生がむこうからポルシエで走ってきたりする。怖いところだ。音大キライなので、行くたびにストレスになる。
リード削り監修はナイフの持ち方、プラークを差し込む事、最終作業ならそばにオーボエがあること、水の配置など決めたらもぎぎの仕事は終りで、自分のナイフやリードが映るのはせめてものヨロコビである。あとはしばらく見学。このドラマ、リハーサルを見ていても爆笑してしまう。マンガで見慣れたシーンでも、実際に演じられるともう一度オカシイ。笑わすのは一番難しいに違いないから、演技力も達者ということなのだ。
監督(武内さん)の熱心さも相変わらず。演奏のないシーンの現場にいったのは初めてで、こういうシーンも動き、声色、間の取り方、カメラワーク、物凄く丁寧に作っている事が改めて実感された。同じ芝居を何回やってもオカシイ、というのも凄いことだ・・・
まもなく撮影に入るRSオケの黒木にとっての重要シーンは茂木・池田ともにスケジュールNGなので現場に行けず、代わりの人材を音楽アシスタントの方と調整した。古部けんちゃんと最上君という「二人の黒木(愛知・西ノ宮)」に、「行きがかり上の責任だから!」とお願いして快諾をいただく。プロデューサーの清水さんといろいろ話し、6話の感想、Sオケの子たちへの思いや原作の解釈、「上を目指す」というひとことの意味、扱いをめぐって監督、プロデューサー、脚本家が何時間も激論したことなどを伺う。
こっちは演奏シーンだけを監修して、専門分野のことを偉そうに指摘していればよいと偉そうに思っていたわけだが、制作のメインにいる人々の原作の読み込みやそれぞれの思い入れ、ストーリー展開全体への見通し方、セリフのヒトコト目線の角度への執着はほんとう熱く、これだけの大きな仕事を成功させている人の原動力が、原作と人間への愛であることを間近に感じて、あったかい気持ちになって帰宅した。自分も気がついていない原作の小さな描写や、ドラマでも実は様々に張り巡らされた図像的象徴やイメージの網は、現代映画作法の講義を聞いているようで、「そこまで深いのか!」と感動的だった。
もらったロケ弁は帰宅してから食べた。韓国弁当でうまかった。食い過ぎ・・・
さあ、自分も今日は現実のリード作り。夕方からN響80周年記念演奏パーティ。
|
のだめに「黒木くん」というオーボエ吹きの重要人物が出てくるのは、茂木さんありきだからかと思ってますが・・・違います!?原作とドラマの両方を見ている素人(私)としては、原作に思い入れがあり、ドラマに対して「なんかイメージと違う!!」とか「原作にあったあの科白飛ばすなよっ!!」とかイチャモンつけるのですが、ドラマ制作側もプロの集まり、いろんな角度で激論を交わしつつ製作しているですね。ある意味、心して観ようと思います(!?)いろいろとお忙しそうですが、お身体に気をつけて頑張ってください。
2006/11/22(水) 午前 11:34 [ 笛吹きタヌキ ]
いえ、僕が先生とご面識いただいたのは7巻からですから!ご自分で探してきた楽器だったと思いますよ。ただ、オーボエがお好きだったので、楽器別相性診断としては良好であったのかもしれません。イチャモン・・・コワイですね。
2006/11/22(水) 午前 11:54 [ 茂木大輔 ]
プロデューサーの清水さんが、「三善家がなかったから・・」とか「ニナ・ルッツ(音楽祭)がなかったから・・」と、原作から省略を余儀なくされた(時間的に全部は無理)箇所について語られるとき、まるで自分の、なくしてしまった大事なもののことでも話すように、痛みを感じながら顔をゆがめているのが、ものすごく印象的だった。のだめを愛しているのはおれたち音楽家だけじゃないんだ、と初めて知った様な気がした。
2006/11/22(水) 午後 1:20 [ 茂木大輔 ]
1/200大和のエッチングパーツはキット本体より高いですよ(涙)
2006/11/22(水) 午後 2:20
のだめのように、原作に忠実に沿って展開していくドラマを制作するときの「時間的に無理」という部分と「これをカットするのはつらい」という部分でのジレンマは、ただ見てるだけの、私達には想像できないくらい大変なものなのでしょうね。そういう場面を知ることができる茂木さんのブログは、私にとって、すごく勉強になる(というべきなのか・・・)し、物事をいろんな視点から見るきっかけを作ってくれる貴重なものです。
2006/11/22(水) 午後 3:30 [ 笛吹きタヌキ ]
じつは私洗足出身なんです。ドラマを見てて「あれ?この校舎見たことあるなぁ。この練習棟も…。」ドラマに自分の出身校が映るとは思わなかったのですごくビックリしました。池田氏の音源楽しみにしてます。茂木先生の大ファンでもありますが、池田氏のファンでもあります。数ヶ月前にBS2で池田氏のリサイタルを見てから惚れてしまいました。カリヴォダのサロン風小品。この曲は大学2年の進級実技試験で吹いたんですが、吹きこなすだけでいっぱいいっぱいだった私…。あんなに簡単にさらっとなぜ吹けるの?すごく勉強になりました。
2006/11/22(水) 午後 4:35 [ なっち ]
たぬきさま:そういって頂けると有り難いですよ。裏話を書くつもりもないのですが、感動している事にはすなおでありたいですね。なっちさま:学校立派になったよね。池田昭子天才です。大事なオーボエの仕事は全部彼女にまかせて、隠居してぴ〜ぴ〜と吹いてます!
2006/11/23(木) 午前 0:06 [ 茂木大輔 ]
模型屋さんって通りかかるけど、なかなか入ってみる勇気はないですねえ(* *) 岐阜にもありますよ〜、なんだかマニアックなところ(笑) 今日の回、いよいよくろきんが本登場でしたね♪ リードの箱もばっちりチェックしましたよ。そうそう、ピンクになったときの演奏、母とめちゃくちゃ笑ってしまいました(^^) でもステキ〜〜☆ 花が咲いて、ちょうちょが飛んでいました。次週も楽しみです。と言っても失恋しちゃうからちょっとかわいそうかな・・・(; ;) 乗り越えてがんばれ黒木君!
2006/11/27(月) 午後 11:13 [ klavierchan ]
はじめまして。もぎぎさんのことを『のだめ〜』のCDブック等で知り、ここにやってきました。 『のだめ〜』は勉強にもなりますね。読んだ後で「あの曲はあーいう感じで吹いたらよかった。」とか、思ってしまいました。 で、ドラマの黒木君もよかったですね。ピンク色のモーツァルト!!これから終盤ですが、まだまだ楽しみです。 これをきっかけに、コンサートも行きたくなってきました。是非行きたいです。 もぎぎさん、これからもがんばってください。
2006/11/28(火) 午前 10:19 [ tororou ]
質問なのですが、リードを買いに行ってリードを選ばせてもらっている時がありじゃないですか。その時に小さなコップをよく渡されるんです。
あれって何のためのコップかわかります??
2008/8/27(水) 午後 5:58 [ sei**ro63 ]
たぶん、リードを湿らせるためではないかと思います。
2008/9/1(月) 午後 6:19 [ 茂木大輔 ]
ありがとうございます。
もう一つ聞きたいことがあるのですが、ノナカ・ダブルリードギャラリーのリードは買ったことがないのですが買ったことがありますか?また、お勧めのリードショップはありますか?
2008/9/3(水) 午後 6:39 [ sei**ro63 ]