茂木大輔:もぎ議録

クラシック音楽は理解して聴けば感動100倍!が活動のモットー。まずは自分が理解しよう・・・(笑)

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出演者として御紹介させていただきます。

*来る1/20(現時点から見て明後日!),山下洋輔ニューイヤー・ジャズコンサートが開催されます。
山下さんが作曲されたふたつの管弦楽曲、「チェイシン・ザ・フェーズ」と、筒井康隆著「ダンシング・ヴァニティ」に基づく交響詩が初演されます。場所は東京オペラシティ(初台):タケミツ・メモリアルホール。
「チェイシン・ザ・フェーズ」は、松原勝也さんとのために書かれたヴァイオリン・ソナタの管弦楽バージョンで、挟間美帆さんによる精密なオーケストレーションが施されています。二人の演奏者のギリギリのチェイスで演奏されていたフレーズは、オケの楽譜にすると9/16。11/16.13/16などの恐ろしく風雑な変拍子となり、それを一斉に合わせるのですから大変です!美しい第2主題は昨年の「エクスプローラー」にも転用されていました。
今回の呼び物は筒井康隆「ダンシング・ヴァニティ」の交響詩。
作曲はもちろん山下洋輔氏。オーケストレーション天才少女挟間美帆さんを得て、あの筒井康隆の名作が管弦楽絵巻として眼前に出現します。
原作の、「コピー*ペースト効果」をそのまま音楽にも持ち込んだ(同じ音楽にもどってしまう)「事件」を扱う第1楽章、フクロウは舞台上方に別配置されたアルト・フルート(大型の特殊なフルート)によってその意味深い存在感を強調しています。パーティのシーンは美しいワルツに、そして妹摩耶子の「落とし!」も、スーパーマンになる息子も、おかしな号令も、ちゃんとあります。
古代の日本にタイムスリップし、戦場に出現してしまう第2楽章には、「号令と匍匐前進」の音楽化も。戦場で撃たれてしまい、入院して「目玉ちゃん」に逢うあのシーンは、筒井さんの愛する「ベティ・ブープ」のテーマ音楽をかすかに響かせるというあまりにも愛らしい演出によって表現されます。
第3楽章ではいよいよ、フクロウに習うキトクロの歌、「コロス」のイメージそのままの女声アカペラユニット「XUXU」が登場して、夫婦再会シーンのIts been a long long time やソフトブリーズのショウで歌われたMr.・サンドマン、功刀さんとのロマンティックなシーンを彩る「私の心はヴァイオリン」などをつぎつぎと歌ってくれます。美しくも不思議な音楽コラージュは、筒井さんのイチ押し!というこのXUXUのみなさんの不思議な創作歌詞(擬音?)の世界によって幻燈のように過ぎていきます。ソフトブリーズはキトクロの歌を大ヒットさせますが、そのシーンでは聴衆も巻き込んだキトクロの大合唱が実現します!御一緒に歌いましょう。
http://3361black.com/xuxu/
第4楽章は虎の出現、中国旅行、年老いた主人公が孫に歌う子守歌。そしてあの「家具の対話」が音楽化。
自宅前での喧嘩、そして迎える荘厳にして華麗なる死のイメージは、これ以上ありえないという筒井康隆への長年の畏敬と敬愛をもって、山下さんによって音楽化されております。
御自身のピアノであちこちにフリーやジャズが演奏されるのはもちろん、テナー・サックスに平野崇公をソリストに、舞台上方にはXUXUとフクロウが配置され、管弦楽は山下洋輔の交響曲、ピアノ協奏曲をつぎつぎ演奏してきた東京フィルハーモニー交響楽団です。
詳細はこちら:
http://www.operacity.jp/concert/2008/090120/interview.php

ぼくも含めて筒井ファン必聴の大音楽会です。残席僅少とのことですが、ぜひお聴きのがしなく。どうぞよろしくお願いいたします。茂木大輔(出演者:今回、山下さんに出演をプロデュースしていただきました。身に余る光栄に深く感謝しております。)


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