茂木大輔:もぎ議録

クラシック音楽は理解して聴けば感動100倍!が活動のモットー。まずは自分が理解しよう・・・(笑)

全体表示

[ リスト ]

NHK文化センター(青山校)でお話しします!

11/1
11/15
12/6
いずれも月曜日:18:30〜20:30

楽譜と音楽のお話。

・オーケストラの総譜とパート譜
・楽譜の言葉、イタリア語とドイツ語
・楽譜はどうやって作られる?
・自筆譜と校訂、「なになに版」とは?
・演奏家が楽譜から読み取るもの
などなど。

ぜひお越し下さい。

テーマにする音楽、楽譜
ベートーヴェン:交響曲第5番、7番、9番
ブライトコプフ旧版、新版、ベーレンライター版

ほか


閉じる コメント(8)

顔アイコン

明日です。明日は、オケのスコア(総譜)とパート譜のこと、スコアの読み方入門などを御話しします。資料として自筆譜、当時のパート譜、初版スコアなどのコピーもお見せします。
題材はベートーヴェンの7番です。

2010/10/31(日) 午後 9:44 [ 茂木大輔 ]

顔アイコン

第3回の授業の際に「レオノーレ」第3番94小節目のfがfzに記号解釈が変わったことについて質問した者です。今期もどうもありがとうございました。毎回大変興味深いお話で2時間があっという間でした。先生に楽譜を見ながらオーケストラを聴く楽しみを教えていただいて、またひとつ音楽の楽しみが増えました。どうもありがとうございました。来期も楽しみにしています。

2010/12/21(火) 午後 2:01 [ yurika ]

顔アイコン

Yurikaさま:
先日、注意深く講義を聴いて頂いて、大変意義ある御質問をいただきました。感謝しています。そのさいきちんと御説明できていなかったので、自分としてももう一度複数の資料からその問題を考えてみなくてはと思っていて、お名前も分からずどのようにそのお答えをお伝えすべきかと困っていたところでしたので、御連絡いただき安心しました。実は講義の中で時間がなく説明できなかった、重要な、新版で新たに生起してしまった強弱法の問題点があり、それはそのブロックの直後にあるpの表記です。もしこのブロックそのものをLvBが確実にピアノと捕らえていたとすれば、そのpが改めて書かれている事の意味を新しく問い直さなくてはならないからです。f,forz,for.fz.などについては本当に混乱が(作家自身にも)あるので、もう一度校訂方針を読んでまたお答えしたいと思います。

2010/12/22(水) 午前 11:15 [ 茂木大輔 ]

顔アイコン

BH新版の校訂基準:短縮された記譜法は構造上意味があると判断される場合を除き、読みやすく変更した。小節線を越えた付点音符は(18世紀当時よくある:茂木注)今日の書法に改めた。(中略)Pp(ベートーヴェン自身によって訂正の入ったプラハ浄書総譜=今回の新資料)と、Pb(LvBは見ていない浄書総譜)において見られるforの記号は、校訂報告書に断る事なくFz,ffz.に改めた。このことは先立ってffが出現していて、音楽的内容から見てfに落とすのではく、音量を強調する(Forzando)と考えられる箇所に相当する。例外箇所は校訂報告の個別のコメントにリストアップした。(後略)

2010/12/22(水) 午後 2:45 [ 茂木大輔 ]

顔アイコン

fz.は小文字です。訂正します。

2010/12/22(水) 午後 2:45 [ 茂木大輔 ]

顔アイコン

ということで、この説明では、結局92〜94がpに落ちたあと、95と98でのfz.が、(100ではffz.)となっている場所の、103105小節などとの演奏上の相違(あるいは統一)が充分には説明されていないことになりますね。ただ、本稿の校訂者が、原稿(浄書譜)にあるfor.の表記をfz.(音量記号ではなく、単音につく強調記号)と解釈している、ということは理解できます。94,95,と98,99小節の、総合全体的な強弱は果たしてpと理解すべきなのか?は、結局演奏者(ここでは指揮者)の解釈・判断に任されることになるでしょう。やっかいなのは、106〜107から113までは、sfpという記号を用いているために、もしLvBが94etc.をsfz.in.pと考えていたなら、なぜここでもそのsfpを使わなかったのか?という問題も発生してきます。指揮者はそこまで考えて設計をしなくてはならない、ということを御理解頂ければ講座の趣旨としては充分かと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。もぎ

2010/12/22(水) 午後 2:54 [ 茂木大輔 ]

顔アイコン

丁寧なお答えをどうもありがとうございました。とても興味深いです。
f,for.などの混乱がある可能性ふまえて、92小節目からのfor.もfzと解釈すべきところだったのか、おっしゃられるように校訂報告書の説明では不十分なように感じます。
92小節目からの2小節毎の強弱のうねるような感じがベートヴェンの歌曲っぽくて好きだったせいもあると思いますが、何となくざっくり変えられてしまったという印象が残ります。
もし92小節目からのブロックをピアノとしてベートーヴェンがイメージしていたのであれば、あらためてあの位置でpを宣言した心情はどんなものだったのだろうと、色々想像しながら素人なりに幾度も聴きなおしてみたのですが、残念ながら想像が膨らみませんでした。
楽譜をながめてもあの箇所は記号が綺麗に2小節ごとに記されていて、やはり旧版のような強弱を作者はイメージしていたのではないかと感じています。
レオノーレは歌曲なだけに解釈の違いで登場人物像もだいぶ変わってくるようにも思います。BH新版で演奏されたものとぜひ聴き比べてみたいです。

2010/12/24(金) 午後 0:26 [ yurika ]

顔アイコン

正直なところいままで指揮者の方がどんなことをしているのかよく判っていなかったのですが、指揮者の方の深い解釈と設計があって私たちの聴く一期一会の演奏会があるのだと思うと、演奏会に行く楽しみが倍増しました。とてもステキなことだと思います。
1月〜3月期は授業がなくてとても残念です。次回の講義を心から楽しみにしています。本当にどうもありがとうございました。

2010/12/24(金) 午後 0:27 [ yurika ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事