茂木大輔:もぎ議録

クラシック音楽は理解して聴けば感動100倍!が活動のモットー。まずは自分が理解しよう・・・(笑)

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通称PAC.
世界中から集まってきた、オーケストラ・プレーヤーを目指す若者が、3年間の間だけ一緒に演奏し、世界中のオーケストラへと巣立って行く・・
という構想のもとに運営されている世界的にも稀な演奏団体です。
このオーケストラの「室内オケシリーズ」で、ハイドンやベートーヴェンの交響曲などを、宮廷管弦楽団と同規模の編成で演奏するコンサート。
昨年に引き続き今年も行ってきた。
今年はハイドンの交響曲第38、44番と、ベートーヴェンの2番。(昨年は一番。来年は・・・3番です!)

印象的だったのは韓国のオーボエ奏者韓承和(ハン・スンハ)。
ハイドンの38番は、エステルハージ宮廷にイタリアからのオーボエ奏者が新規採用された紹介のためのシンフォニーと考えられており、3,4楽章にはオーボエ協奏曲のような素敵な、しかし長く難しいソロがある。
「めっちゃ緊張する〜」とか自分で作ったカデンツァが「聞いたら〜、なんかダサいから〜、わたしはやめたよ!」と日本語で話して笑っているが、プレッシャーはきっと大変なものでしょう。(おれだったら吹くのは怖い曲です。)しかし、練習、本番と本当に頑張ってくれて、初日の本番のあとは焼き肉をみんなでごっそり食べた。去年、ブランデンブルク協奏曲の1番をやったから、彼女も、ほかのメンバーも、着実にうまくなっていることがよくわかった。指揮者はすました顔でときどきやってくるが、楽団員のそうした努力や進境は、本当に嬉しいことに感じるものだ。
パリで名手キャペザリに師事してフランス語も堪能な彼女だが、本当に気さくで、みんなから可愛がられている存在だった。
しかし、日本の女の子たちとも一緒に旅行したりするような、親しい関係になっても、3年が終ればそれぞれに、自分の人生と仕事を探して旅立って行かなくてはならない。
そのタイムリミットがあるから、限られた時間の中で彼らは必死でなにかをつかもうしたり、その時間を心から楽しもうとしたり、オーケストラという人生のあり方を深く見つめて考えたりするのかもしれないな。
自分も夢を追って勉強を続ける身であるし、年齢は行っていても、そうした彼らの気持ちに自分は深く共感しながら一緒に音楽をやっていた。
3日のリハ、2日の本番、小さいが素晴らしい雰囲気と音響のホールで、お客さんたちは笑顔で彼らのハイドンとベートーヴェンを受け取っていた。
とても楽しい、前向きで、ちょっと感傷的な1週間でした。
終って、メンバーから、「去年より(指揮が)うまくなりましたね!」と誉められたことも嬉しかった。
スンハはこのあと、チャレンジのためにフランスに出かけていった。オケは、マーラーチェンバーと一緒い、佐渡さんの指揮するマーラーの3番に取り組んでいる筈だ。
世界のどこかで、このオケのそれぞれがプロになって、10年後、20年後に、自分はここにいて、モギという人物と演奏したよ!あははは!!と、思い出してくれたらいいな、と思いました。
終り。
(写真は楽団から御提供いただいたゲネプロ時のものです。)
イメージ 1



来年は6/15,16に第3回、ベートーヴェン「英雄」ほかを予定しています。ぜひ御越し下さい。

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