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クリスマスコンサートへの御案内
クリスマスも近づき、アドヴェントと呼ばれる時期に入ると、ヨーロッパの各都市ではバッハ、ハイドン、モーツアルトなどの音楽を小さな編成のオーケストラで演奏するコンサートが多数開かれます。
ぼくが留学していたミュンヘンでも、ミュンヘン・フィル、バイエルン放送交響楽団など一流のオーケストラ・メンバーたちが交互にソリストとして登場して、こうした演奏会をいっぱい、自主的に開催していました。
寒いヨーロッパの冬、イエスの生誕を待ち望む幸福で静かなクリスマスに、おおがかりな交響曲とは違った室内オーケストラの家庭的サウンドは、とてもよく似合っていたものでした。
今回、東京でもこうしたコンサートを実現したいと考え、N響の仲間たち、および「N響アカデミー」に学ぶ若手や、交流のある素晴らしいソリストの皆さん15人とともに、以下のごとく開催するハコビとなりました。忙しい日本の年末ですが、美しい音楽とともに心休まる時間を過ごして頂ければ幸いです。
平日の夜ということで、まだ客席に余裕がございます。
大勢でお越し下さい。お待ちしています。
12月15日
19:00開演
渋谷文化総合センター大和田:さくらホール
「アドヴェントの贈り物」
茂木大輔と仲間たちの室内オーケストラ
ゴージャス・クリスマス・ガラコンサート
主催・お問い合わせ:リブロ・コーポーレション
03-3372-4531
ウエブサイト
コンサート詳細
・クリスマス期のバッハ・カンタータの代表作147番から「主よ,人の望みの喜びよ」で知られるコラールで開幕します。
・現在日本のホルン奏者の人気・実力ともにナンバー1であるN響首席ホルン奏者;福川伸陽が、モーツアルトの命日(12/5)に寄せて、「ホルン協奏曲第1番」を演奏します。この曲はモーツアルトの死後に弟子のジュスマイヤが補筆、中間部に「エレミヤ哀悼の賛歌」を挿入していることから、「ホルン協奏曲のレクイエム」とも言われています。今回、管楽器パートには茂木が編曲を施して、オルガンの響きに近づける試みを加えています。
・従姉妹同士でユニット「Duo Prima」を結成していることでも知られる、ヴァイオリンのソリスト礒絵里子と、仙台フィル:コンサートマスターの神谷未穂が、クライスラー「愛の喜び」「美しきロスマリン」「チャルダッシュ」など、よく知られたヴァイオリンの名曲を華やかに演奏します。
・「交響曲の父」ハイドンは106曲ものシンフォニーを残していますが、初期には僅か13人の楽団のために書かれていました。今回その時期の、美しくも繊細な第43番「マーキュリー(水星)」を取り上げます。音楽の大理石のような味わいをお楽しみ下さい。
・聴き所のひとつは、「おもちゃ交響曲」です。
以前はハイドンの作と考えられて来ましたが、いまではアイブラーというザルツブルクの作曲家の作品とされています。木の、子供用の楽器がたくさん登場するユーモラスな交響曲ですが、実は、18世紀当時、ザルツブルクの山にあったベルヒスガルテンという村では、こうした木製の玩具を作ることが産業として発展しており、クリスマスにはこうした木製楽器玩具のセットをプレゼントすることが流行したそうです。今回、こうした小さな楽器をN響メンバーなどが大真面目に練習して、楽しい時間を作りたいと頑張っております。お楽しみに!
・最後は日本音楽コンクール一位のフルート;竹山愛、仙台フィルコンサートマスター神谷未穂、N響オーボエ新人坪池泉美、トランペットの新進ソリスト多田将太郎が、バッハの輝かしい合奏協奏曲「ブランデンブルク協奏曲第2番」を演奏します。ピッコロ・トランペットの輝かしい響きと、オーボエ、フルート、ヴァイオリンが見事に調和する,音楽の興奮とスペクタクルの頂点は、イエスの生誕を祝うクリスマスにもぴったりの音楽・合奏の喜びそのものです。
オーケストラ(総勢15人)は、それぞれにソロパートを受け持ちながら合奏にも参加します。企画・お話しと指揮は、N響首席オーボエ奏者であり、指揮者としても活躍する茂木大輔(「のだめカンタービレ」クラシック音楽監修、エッセイストとしても活躍)が担当いたします。
以上
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