|
1980年(昭和55年) カブスの中心選手であったスティーブ・オンティベロスを西武が獲得。 スティーブの加入により西武は、常勝軍団へ歩む事となります。
1969年(昭和44年)のMLBドラフトにおいて、サンフランシスコ・ジャイアンツより6巡目で指名され入団。
1973年(昭和48年)にメジャー昇格すると、翌1974年には120試合に出場し、343打数 91安打 打率265 の成績をあげレギュラー並みの活躍。 1975年も108試合 325打数 94安打 打率289 と活躍。
1977年(昭和52年) カブスに移籍すると、レギュラーとして定着。
156試合 546打数 163安打 10本塁打 打率299 と、チームを代表する打者に成長。
更に1979年(昭和54年)には、152試合に出場し、519打数 148安打 4本塁打 打率285 と活躍。
一発長打には欠けるものの、確実性の高い打撃は評価され、過酷なレギュラー争いのメジャーにおいて、カブスの正三塁手としての地位を築きます。
そんなバリバリのメジャー・リーガーに目をつけたのが西武ライオンズ。 1980年(昭和55年)の後半戦(後期)に合わせて獲得を発表。 契約期間3年半という変則契約も話題となりました。
後にヤクルトに入団するボブ・ホーナーは、メジャーの主軸打者としての誇りが高く、日本野球を軽蔑したり、マイナーあがりの助っ人を馬鹿にする態度で批判されましたが、スティーブは気さくな性格もあって、すぐにチームにとけ込みます。
デビューは1980年7月4日 近鉄戦。 後期戦スタートとなったこの試合は、1失策を含む、4打数0安打と散々でしたが、徐々に調子をあげ65試合に出場 258打数 81安打 16本塁打 打率314 と現役メジャーの実力を披露。 スティーブの活躍により、前期最下位に沈んだ西武が、後期の一時期、首位に立つ事も。
1981年は石毛の入団でショートが固定された為、一塁や三塁と守備位置が安定せず、精彩を欠いた感がありましたが、翌1982年より三塁を固定された事により復調。 以後、毎年安定した好成績を残します。
当初は3年半契約でしたが、2年延長して5年半もの間、西武の主力として活躍する事に。
1981年(昭和56年) ・・・ 380打数 103安打 7本塁打 0盗塁 打率271
1982年(昭和57年) ・・・ 420打数 129安打 11本塁打 3盗塁 打率307
1983年(昭和58年) ・・・ 476打数 153安打 17本塁打 0盗塁 打率321
1984年(昭和59年) ・・・ 461打数 156安打 20本塁打 0盗塁 打率338
1985年(昭和60年) ・・・ 463打数 146安打 11本塁打 0盗塁 打率315
1982年〜85年にかけ、4年連続で打率3割以上をマーク。
1983年はパ・リーグのシーズン最多安打王。 1984年〜85年にかけ、パ・リーグ最高出塁率のタイトルを獲得。 1982年〜83年にかけ、ベストナインを受賞。 1982年の日本シリーズでは、優秀選手賞を受賞しています。
真面目な職人肌選手で、「チームに貢献したい」が口癖。 大振りをせず、確実性のあるバッティングは、管理野球で名高い理論派の廣岡達朗監督(1982年に就任)にも認められ、外人だろうが容赦しない廣岡が気に入った数少ない選手と言われました。 本人も廣岡監督を 「ボス」 と呼び、廣岡の助言等に対して、「ボスの言う事はわかる」 と従順姿勢で接した事が、お互いの信頼関係を築けた要因だと思います。
反面、短気な部分もあり、度々エスカレートしては衝突。西武球団 退場第1号でもあります。
試合中はハゲ頭でしたが、プライベートでは3種のカツラを使い分ける事も有名。
1985年も西武はリーグ優勝を果たしますが、日本シリーズではバース・掛布・岡田のいる阪神・重量打線に敗れ、日本一ならず・・・。 この年は秋山幸二の台頭で、西武でも一発長打が見直されており、理解者であったはずの廣岡までが、「一発のない助っ人なんて・・」と文句を言うようになりました。
スティーブ談=「俺にホームランを期待しされても困るよ。俺はチームの為に、大切な場面でヒットを打つ事しか考えていないからね。」 と語るように、20本前後の中距離ヒッター。 結果、この年も3割の高打率を残しながら契約更新はなく、日本球界を去っていきました。
= 通算成績 =
(メジャー) 600安打 24本塁打 224打点 5盗塁 打率274
(日本) 768安打 82本塁打 390打点 6盗塁 打率312
最高出塁率2回 最多安打王1回 ベストナイン2回 最多勝利打点1回 月間MVP1回
日本シリーズ・優秀選手賞1回 オールスター出場1回 シーズン最多犠飛1回
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2019年02月19日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]







