出雲の宿泊地は持田屋旅館である。
ここをインターネットで見つけて、山陰旅行が確定したといっても言い過ぎではない。
素泊まり、アウトバス・トイレは当たり前だが
それにしても二人で一泊4000円というのは、安すぎである。
エッセでのくるまたびをしてから、
格安宿を利用してきているので狭い古い汚いは承知の上のこと、
どんなところかと期待して楽しんでいる。
辿り着たいた持田屋旅館は古かった。
もう30年以上前に常宿としていた長野は白馬のスキー民宿に似ていた。
部屋和室で襖でとなりと仕切られているだけ。
建具も古い。しかし部屋に入って関心したことがあった。古いけど掃除が行き届いているのだ。
部屋のすみにはありがちなゴミがないのである。かび臭いにおいもない。
シーツや枕カバーは清潔である。また今年の夏の暑さは異常である。
しかし部屋にはエアコンがあるので、寝付けないことはない。
古い上、設備が整っていなく、隣の客ともプライバシーが守られないが、
こういうのが、いやでない人にとっては最良な旅館である。
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