日々黙々

一日一日ゆるくスローに書いてみます

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 まことに今更ながら、急に思い立って1976年に放映されたNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の(DVD総集編ではなく)「完全版」で全編を何日もかけて観ました。現在放映中の「平清盛」よりもさらに200年も昔の話です。西暦も900年代と大河でもこれ以上古い時代は取り上げていない、いわば「大河史上最古」の物語なのです。レンタルビデオ屋でパッケージに記されているキャストを見たところ、加藤剛、緒方拳、吉永小百合、真野響子、草刈正雄などなど故人も含めて今では考えられない豪華ながら、時代があまりに古すぎる・・と迷ったものの、1・2巻をとりあえず観て、面白くなかったやめようと思い借りて帰ったわけです。ところが観はじめると、もうストーリーにぐいぐい引き込まれてしまって完全にはまりました。
時は平安時代、藤原氏が実権を握り、名ばかりの律令制度で腐敗しきった中央政権に対して、坂東(今の関東地方)において敢然と立ち向かった、日本における武士の原型ともいえる伝説の人物平将門と、伊予の国から西海で海賊とともに反乱を起こした藤原純友が主人公です。若くして父親を亡くし、一家の長として懸命に働く将門に対して、一族や親友、恋人に裏切りに遭いながらも、忍耐強くしかし実直で爽やかな性格は藤原純友にとどまらず、周囲の人々を魅了しつづけます。まあ意味がないので、ここでストーリーを細かく記述しないが、これは今から1000年以上の大昔の時代です。「民人(たみびと:ドラマ中ではこう呼んでいた)」つまり一般の人々と特権階級の者とに身分の貴賎はなく、政治は人々の幸せのためになくてはならない、と考えた将門と純友の存在は爽快、痛快を通り越してまさに日本歴史の奇跡だったのではないか、と思えるのです。ドラマの中で描かれている二人の反乱は、片や坂東八カ国の人民であり、片や瀬戸内に住まう人民と海賊たちです。権力闘争でもない、昨年アラブ諸国で起こった民衆による革命に限りなく近い。これを想うだけでも熱いものがこみ上げてきます。スケールは桁違いに大きい。彼らはあまりにも早く生まれすぎた・・と言えるのでしょう。残念ながら志なかばで将門が戦死し、反乱は鎮まりましたが、時の政府を本気で震撼させた武勇は「反逆者」という汚名を着せられた悲劇以上に日本の歴史に確かな足跡を残しました。反乱に関わった者たちの末裔に平清盛や源頼朝が生まれたことからも江戸まで続いた「武士の時代」はここから始まったといえます。まことに強引な考えではあるけれど、明治維新を経て今日に至るまでの日本人の血に流れる美意識にもつながっているようにも思えるのです。それもこれも、加藤剛さんと緒方拳さんの演技があまりにも素晴らしかったし、吉永小百合さん真野響子さんも美しかった。・・からかもしれません。

閉じる コメント(1)

ブログにコメントありがとうございます。
自分も、見てハマったうちの一人です。
原作本は、ほかの本と併読しているので、
まだ読み終えていないのですが…

2012/3/10(土) 午後 7:44 Plutoのつぶやき


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事