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少しチェルシーに似てるかも。 これが、レノファ山口のゲームを初生観戦したときの感想であった(写真はその藤枝MYFC戦。4月5日)。 基本的にその感想は変わっていない。あれから3カ月以上経過し、J3の首位を独走している現在でも。 世界的に人気のプレミアリーグのチャンピオンのチェルシーと、極東の片隅の下部リーグのレノファを比較するなんてと、他人は呆れ嘆くかもしれないが、チームの構成が似ているのだから、仕方がない。 (写真はホームでのカターレ富山戦。4月19日) 両チームに共通するのは、まず守備範囲が広いGKと、人に強く、あるいはスピードもあるCB2人の組み合わせによる中央の強固な守り。 当然チェルシーではクルトワ、テリー、ケーヒルになるわけだが、レノファでは一森、宮城、池永となる。この3人はJ2でも即通用すると思う。 両サイドバックは攻守に大忙し。さっきまで相手ゴール近くでクロスボールを上げていたはずが、いつの間にか自陣前で逆に相手のクロスボールを阻止している。 チェルシーでは、イバノビッチとアスピリクエタ。レノファでは小池と黒木。 次に、中盤に守備的に位置する2人のMF。スマートなゲームメーカー、あるいは泥まみれでボール奪取する仕事人の組み合わせ。 チェルシーではセスク、マティッチ。レノファでは小塚、庄司。彼らが中盤の守備を仕切りながら、ボールを持ったところから攻撃が始まる。 ワントップFWは、相手のマークを背負いながら味方のためにスペース作りする潰れ役、ポスト役、そして自らの得点能力も高い選手を配置。 チェルシーではコスタ。レノファでは岸田。 守備陣とFWに挟まれたエリアの、中盤の攻撃的選手3人はバラエティーに富む。ドリブル得意、足が速い、パスが出せる、もちろんシュートも……一番の華。 チェルシーではアザール、オスカル、ウィリアン。レノファでは福満、島屋、鳥養。 なんだか、無理やり海外のチームに当てはめたようだけど、一番似てるのは、この同じ布陣を適正なポジショニングとして保つように、誰一人サボらず動いていること。 結果、ワンタッチ、ツータッチでボールをビルドアップすることができ、たとえボールを奪われても、近くに必ず味方選手がいるので、奪い返す守備ができ、再び攻撃ができる。 今、奪い返す守備と書いたが、このチームの基本は、よく組織された守備なのだ。 派手に得点を取る試合が多いので誤解されがちだが、リードされても、あるいはリードしても、自分たちが築いてきたスタイルに自信があるのだろう。実に淡々とゲームを進め、その淡々と蓄積された熱が得点という形で爆発するのが、実態ではないか。 こういうチームは、日本では珍しい。 チェルシーはたまに、退屈だ、なんて言われるが、レノファはこの安定したスタイルが日本の観客には珍しくうつり、興奮を呼ぶのではないか。 写真はアウェイ、カターレ富山戦。6月28日のもの。 この試合は最初に2点を先制されながら、前半で逆転、最終的に5対2で勝ちました。 この試合の勝ち方も圧倒的な地力の差でひっくり返したという感じではなく、落ち着いてゲームを進めて、相手がミスを連発したところにつけ込んだという感じ。 そういえば、この間のAC長野パルセイロ戦も、アディショナルタイムも含めて2点を入れて逆転勝ちしたんだっけ。 自分たちのスタイルに自信を持って、常に怯むことなく戦えば、運も転がってくるものかもしれんね。 (写真はホーム、グルージャ盛岡戦。5月17日) しかし、色々褒めてきたが、これはJ3だからできるという面は大きい。レベルの低い相手だからできるのであって、カテゴリーが上のJ2で、そのまま通用するとは思えない。それはチームが経験せざるを得ない挫折となるだろう。 まあ、それはいささか気の早い話。 今は目の前の戦いに専念すれば、ゴールテープも見えてくるだろう。 |

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なるほど〜。
いきなり上がってきて首位を行くのには、理由があると思っていましたが、観に行く手間が省けました(笑)。
J3は近くにチームが無くて・・・(苦笑)。
2015/7/14(火) 午後 9:52
> ma3104hさん
いらっしゃいませ!
J3のチェルシー、ぐらいは言ってもいい値打ちはありますよ。相手方サポの人がため息つきながら「教科書通りだなあ」と感心していることがよくあります。
しかし、女子代表といい、純粋にプロというには苦しいチームに、こんなサッカーさせちゃいけないんですけどね。
トップリーグのスターの皆さん、聞いてる?
2015/7/14(火) 午後 10:35 [ molirinho0930 ]