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本日は待望の青い空!フィリピンに来て初めての、お日様の朝となりました。 そして、こういう日はやはり海、ですね。 最初は『地球の歩き方』に載っているビーチに連れて行ってもらおうと思ったのだけど、エリサがもっといい海辺があって、そこに行くように段取りしてあるからと言うので、彼女にすべてお任せすることにしました。地元の人間が言うことを信じるに越したことはないからね。
で、レガスピからバスで1時間ほどのソルソゴンに移動。 ここも港町で、狭い道をトライシクルタクシーが行き交う。その道に沿ってキチンとした店や露店が所狭しと並んでいる。海風のせいか、それほど暑くは感じない。なんだか気分がいい。
そこにいたのは、今回のビーチ巡りに参加するエリサの友だちや親戚たち。ここを集合場所にしていたらしいが、何だかたくさんいるぞ! さらにここから、グバド・ソルソゴンなる町に移動。いや、町というより集落という感じ。ここがエリサの生まれ育った場所らしい。ちなみに”グバド”とはタガログ語で”ジャングル”という意味なのだが、そこまで密林ではないが、発展途上国の片田舎的な雰囲気が漂う。 そこでさらに別の人間が合流。な、何だかむちゃくちゃたくさんいるぞ!! そして最終的に着いたのがマトゥノグという町。 ここも港町(ルソン島南部、というかフィリピン自体が大小の島々の集まりなので、とりあえずどこも港町という形容になってしまう……)で、大きな市場があるので、そこでお買い物となった。 どうやらここで食材を買い込み、この港から船に乗って島に渡り、バーベキューをするつもりなのだとか。 完全に他人事というか、任せっきりで何が起こっているのかわからないまま、物事が進んでいく。これって、わたしが振り回されているのだろうか?いや、そんなことはないぞ。彼女が一生懸命もてなそうと頑張っているのだ!客は客らしくしてればよろしい! もっと朝早ければ魚介類もあったはずなのだろうけど、お昼近くになってしまったので、市場は閑散。次に賑わうのは夕方の水揚げ時。ちょっと残念。 買っておくれよと、鶏の頭が訴えておりましたが、ここは豚肉をぶった切ったのを購入。恨めしげな視線が痛い。 しかし、大所帯になったなあと思って人数を数えてみたら、わたしを含めて19人もいるではないか! みんな同じグバド・ソルソゴンに住む、エリサの肉親、兄弟、親戚や友だちだとか。こりゃ大宴会になりそうだ! まずは、ファグラグーン禁猟区へ到着。 あああ、あっけにとられる透明感。 ここは禁猟区だけあって、基本的に人は立ち入り禁止。それでも少し前までは、漁はダメでも泳ぐくらいは許されていたそうだ。 人間がいなければ、魚はこんなに生き生きと泳いでいるものなんだなぁと、大感動。 しかし、感動はまだ終わらない。 次は、カリンターン島にあるスビックビーチへ。 スビックといえば、元米軍基地があったマニラ近くのビーチと同名なのだが、あちらは観光地として栄えているのに対し、こちらは単なる島の浜辺。 でも、その分、美しい! ボートが浜辺に着く前に、ケイト、エプリル、ジラの3人娘は海に飛び込んでしまった。弾ける若さは船の到着なんて待ってられない。でも、あとから聞いたら、オシッコが我慢できないから飛び込んだ人もいたそうな。誰とはいわないけど。あはは。 アレックスら幼い子供たちも、船から降ろしてもらうがいなや、元気いっぱい走り回る。昨日までの人見知りは何だったの、アレックス。今日はカメラを向けたら、すかさず笑顔が。こんなに早くなついてくれて、ありがとう。 自然は、大人も子供も問わず、心をオープンにしてくれる。19人いようが、誰と誰がどういう関係だろうが、そんなことはどうでもいいや! そう思いながら、バーベキューの席へと向かうのでした。 子供たちが浜辺ではしゃいでるなか、大人たちはビールを飲みながら雑談にふける。 幸いにも、エリサのお姉さんは日本在住経験があるので日本語がわかる。そしてフィリピンは英語とタガログ語を公用語としているので、わたしの覚えたてのタガログ語をみんなが英語でサポートしてくれる。だから色々話題が出てくる。フィリピン航空の遅れは日常茶飯事だとか、マニラの空港のクーポンタクシーは国内でも問題になってるとか、ダリルのお兄さんはマニー・パッキャオに似てるとか(ウケました)、アルコールの力も借りて寛ぎました。 本当に気分が良かった。 きれいな海と砂浜、あとは普通に住んでいる人しかいない。海の家的観光向けの店は無し。 だからこそ、いい。 もしもエリサが古くからの知人だったり、あるいはマニラ在住とか、都会に住んでいて案内すると誘われたら、果たしてフィリピンに来ていただろうか。 今、わたしの求めていたものは、こんな何もない田舎、こういう感じのもてなしだったのだ。自然しかない場所で、見知らぬ人と新しく出会い、現地の好意に甘えながらゆったり過ごす。考えてみれば、ものすごく贅沢な観光旅行になっている! 誰も知らない、特に日本人は知らない場所だろうなぁと、少し優越感に浸れるのもいいね。 写真は浜辺近くにつながれ、寝ていたブタ。さっきはこいつの仲間を食べたんだな。 だからだろうか、声をかけたら素早く反応し、ブーブー唸り始めました。おお、結構怖い。 名残り惜しいまま、日が暮れる前に、港に戻ることにします。だからブタさん、機嫌直してお休みなさい。 |
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