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本日は午後6時から、セレッソ大阪戦。
両方ともシーズン前はJ1昇格を目指す有力候補だったはずなのに、かたや昇格プレーオフ圏内で、かたやJ3降格も視野に入れたところで戦わなければならない、色々な意味で誤算続きのチーム同士であります。 で、この大事な戦いの前座として『関西レジェンドマッチ』なるイベントがありました。 内容は、京都サンガに在籍していたOBと、関西のJリーグクラブに在籍していたOBが対戦するエキシビジョンマッチでありまして、この暑いなか花試合とは御苦労なこっちゃ、トップチームの現状を考えろよと言いたい催しであります。 当然、試合内容はユルい。組織的な戦い方なんて望めないし、体力も落ちてる連中がパスしてもつながらない。 そして、観客の態度もユルい。試合などそっちのけで雑談にふけり、シュートシーンでワーッと反応するのみ。かくいう私も、ビールを2杯飲んでギブアップ。木陰で寝そべり、このブログ書いてます。台風一過の空気はそれなりに気持ちいい。 しかし、それならば無視してもいいイベントをここで取り挙げるのには、訳がある。 なんと、正真正銘の関西のフットボールレジェンド、佐々木博和が出場したからである! この人、どれくらい凄いかというと、オールドファンのフットボールファンの先輩曰く、昔マラドーナが関西で試合をしたとき、関西のフットボールファンがマラドーナを観て「佐々木より上手い奴、初めて観たわ!」と、どよめいたという伝説を持つ選手なのだ。 こういう天才は得てして日本代表には縁がなく、辛うじてJリーグ開幕に間に合った程度のキャリアだから、完全に忘れられてるわけだが、いやあ、才能は死なないね。 御歳53、10分程の出場時間で2回チャンスを作りました。視野の広さで味方の上がりを待ってボールキープでスルーパス、ワンタッチでパスに変化をつける、この2つでOKでした。 何度も書くが、これは花試合。真剣勝負とは程遠い。 それでも、抜き身の刀のように溢れ出る才能ってあるんだなあと、思いました。 ああいうのを見せられると、メインの試合が見にくくなるな。 試合開始まで、あと20分です。 |
Jリーグでボヤキね
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やっぱり一番見るリーグですから。
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Jリーグが開幕した。
どういうわけか地元京都サンガFCのホームゲームは二週間後の日曜日まで行われないという何だか不公平な日程。今週来週と九州でアウエイゲームがあるらしいので、電車賃なりバス代なり奮発して観に行こうかなあ。
今住んでいる八幡市というのは京都府内でありながら、実際のところ大阪市内方面へのアクセスの方が良かったりする。もちろん実際の距離からすれば京都市内の方が近いのだけど、京阪電鉄の運賃とダイヤの設定が大阪市内方面に向かう方が使いやすくできているような気がする。
特にサッカー観戦に行く場合、京都に出かけるなら京阪と阪急という二つの電鉄会社を乗り継ぎ、しかもこの二つの駅は大した距離ではないとはいえ離れたところにあるため、悪天候の日など非常に使い勝手が悪い。逆に大阪に出かけるなら、乗り換えは要するもののガンバ大阪のゲームなら直通のモノレール、セレッソ大阪のゲームなら地下鉄を使い、雨風に晒されることなくノーストレスな行程で行けるため、かなり便利であることに気付いた。ただでさえ使いにくい乗り換えがある上に、ホーム開幕戦まで二週間も待たなければならないとは、それだけでも京都ファンにとってはストレスフルである。何とかしたい!とりあえずサッカー生観戦したい!
というわけで、記念すべきJリーグ開幕・生観戦第一戦は長居競技場でのセレッソ大阪とサンフレッチェ広島のカードを選択した。片や柿谷曜一朗ら生きのいい若手選手たちに、ワールドクラスの有名スターのディエゴ・フォルランが加わったセレッソと、Jリーグ二連覇中のサンフレッチェが対戦するのだから、これは好カード。席も楽々確保できる電車で1時間20分ほどの行程も苦にすることもなく、スタジアムに向かったのでした。
小雨混じりで肌寒い天候にも関わらず、スタジアムは大盛況。満員ではなかったけども37,079人もの人が押し寄せて、バックスタンドとホームゴール裏は立錐の余地もないほどでした。
しかしJリーグの観客層というのは年齢層が高いと改めて思う。いや、自分もその年齢層を上げている一人ではあるのだけど、子供連れのみならず、オジサン・オバサンのカップルとか結構コアなサッカーファンというのが多いような気がする。それだけ目の肥えたファンに支えられてると信じたいが、もっと若くてミーハーなノリがあってもいいような気がする。
試合内容は、そういうファン層を反映するかのように、よく言えば慎重で落ち着いた展開、悪く言えばやや退屈といった感じ。
セレッソが残念だったのは、注目の柿谷とフォルランのお互いの位置関係が遠くなる時間帯が多かったこと。前半この二人の距離が短ければチャンスが何度も生まれていたのだけど、試合が経過するごとに柿谷がボールをもらいに下がり目の位置を取ってしまい、あとはフォルランが前線でひとりぼっちという場面が多くなってしまった。
あとこの二人以外の選手、特にサイドの選手に存在感がなく、両サイドバックの酒本と丸橋、ハーフの長谷川と南野がもっと積極的に仕掛ける回数が増えても良かったと思う。せっかく中盤の底の山口からロングパスが出せてもパスの行き先が限られてしまって、攻撃の選択肢が限られてしまった感があった。
ただ広島の方も積極的に攻撃を仕掛けるという感じはなく、セレッソの両サイドが機能してないと見るや、ある程度そっちは見切って中央の相手選手の動き、パスコースを潰していく分厚い守備があくまで中心。それを基本にして虎視眈々とカウンターのチャンスを伺うのはいいのだけど、前線の佐藤寿人がまったく怖さを感じさせない。元々1人で何人もの相手ディフェンダーを突破できるようなプレイスタイルの選手ではないし、高萩やミキッチのように攻撃面でサポートしてくれる味方もいなかったのでやむを得ない部分はあるけども、シュート0本のまま途中交代というのは寂しかった。
というわけで、セレッソが一見攻めてるようで実際は得点の雰囲気を感じさせず、サンフレッチェの守備的戦術が延々と繰り返されるまま、突如として試合が動いたのは後半の23分あたり、サンフレッチェのフォワード石原が前線で泥臭くボールをキープしているうちに、ここぞとばかりに何人もの味方選手がセレッソのゴール前に走り込み、最後はディフェンダーの塩谷のシュートによって決勝点をもぎ取るという展開になってしまいました。
実はこの直前、佐藤寿人と交代で入った浅野によってサンフレッチェがようやくカウンターアタックがハマった場面があり、セレッソとしては一旦試合の流れを取り戻すように注意しなければならなかったのだけど、このあたり若い選手と新戦力、そして新監督を迎えたチームの未完成な部分が出てしまったのかなという気がしないでもない。逆に言えば、サンフレッチェは伊達にリーグ二連覇しているわけではない、シーズン開幕時にも関わらずチームが完成しているということでもあるのでしょうな。一瞬の相手の隙を突いて全選手が意思統一して動けるのだから。
というわけで、細部を観ればそれなりに見所のあるゲームだったのだけど、若干の退屈さもあったことは否めませんでしたな。
もちろんこれは第三者の感想であって、両チームのファンにとっては歓喜と興奮、失望と落胆という、心が動くゲームだったとは思うのだけど、若くて勢いのあるチームがその魅力を発揮できずに老獪なチャンピオンチームに知らず知らずの間にやられてしまったというゲーム展開だけだと、ちょっとね。まあ、これもサッカーの試合の醍醐味のひとつではあるのだけど。
おかげで人混みのせいもあって疲れてしまい、帰宅するなり寝込んでしまいました。ほんの2時間ほど、試合観戦に要した分だけ寝てしまって、何だか時間を損した気分。
やはり早く地元でホームゲームが観たいなあ。なんだかんだ言っても、そっちの方がよほどストレスフリーだもの。
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日本代表が強豪オランダと引き分けたということでテレビの前で大騒ぎしている土曜日の夜ですが、この昼間は本当にいい天気でした。小春日和とはこういうのをいうのでありましょう、上着を羽織ると少し汗ばむくらいの空気、そして周囲を見渡せば青空の下で赤や黄色に色付いた木々が美しい。部屋に籠っているには勿体ない、テレビの前にいるには惜しい天気。
というわけで地道に天皇杯を観に行きました。京都から電車を乗り継いで1時間半、大阪の長居、セレッソ大阪とサガン鳥栖の試合。
試合時間は夕方だったからやや肌寒くなり、ついでに観客の入りも寒くて、テレビに映し出される日本から遥か離れたベルギーのスタジアムの熱気とはえらい違い。
それでも十分面白い試合でした。セレッソは現在日本代表でも人気の柿谷曜一朗がオランダとの試合に出場するため欠場、鳥栖はその柿谷と代表選手枠を争う豊田陽平が出場という、好対照なチーム編成。
そして結果も好対照なものになりました。
ここ長居のスタジアムはセレッソのホームも兼ねているということで、声援は圧倒的にセレッソに対するものが多い。そしてサガンに対するブーイングも。セレッソに対して不利な判定があるものなら「それはないわ!」と審判にもブーイング。本来審判というのは公正なものなのですけどね(観ていて、ちょっとおかしな人もいるけども)。
そのブーイングのなかで多かったのはオフサイドに関する判定。セレッソの選手がオフサイドに引っ掛かるたびに「それはないわ!」の大合唱。
ちなみに観戦していた席はゴール裏からややサイドに寄った位置。そんな所からオフサイドの判定が審判よりも正確にできるとは思えないのだけど、それは地元の贔屓ということで、京都からやってきた私としては苦笑い。
ただ、そういうブーイングを飛ばしたくなるのもわからないでもない。なぜなら鳥栖のディフェンスラインは強気なまでに押し上げていたから。
Jリーグの順位での力関係では圧倒的にセレッソが格上なのですが、そういう相手に対して守備の裏を取られることも怖がらずに、現に裏を取られて鳥栖のペナルティエリアまでセレッソの選手が侵入する場面も多かったのですが、キーパーの林(余談だが、この選手は流通経済大学在籍時にオシムさんに日本代表に選ばれている。土曜日のオランダ戦でキーパーが川島から西川に代わったけど、ブラジル本大会でサプライズ選出される可能性はあると思う)を中心に常に勇気を持って積極的にボールを奪うための仕掛ける守備をしていたのが、地元セレッソのサポーターには意外で癪に触ったのではないでしょうか。
さらに癪に触ることに、先制点を取ったのは鳥栖の方。
開始わずか5分でロングスローからのセットプレーで得点したわけですが、その少し前のプレー、得点には結びつかなかったけどボールがタッチラインを割るかという場面で、何とそのボールがセレッソ陣内のコーナーフラッグに当たって止まってしまうという事態になり、慌ててセレッソの選手が戻ってボールをキープし直すという珍場面があったのですが、そのあたりから少し魔が差したような、セレッソの選手に格上ゆえの油断があったのかもしれません。
さらにその油断に拍車をかけた(?)のが、セレッソの同点の場面。
強気に押し上げる鳥栖の裏を取りファールを誘ったところで得たフリーキックを、本日不在の柿谷に代わって先発出場のブラジル人エジノが鮮やかに決めたのですが、エジノの見せ場はここのみ。圧倒的な個人技の美しいゴールでしたが、その個人技がチームの組織力を高めるような方向に行かないまま、結局彼は途中交代。柿谷がいれば彼自身の個人的な能力だけでなく、その個の力がチーム力を高め、その高まったチーム力が彼の個の力を更に高めていく、まるで化学反応のようなチームの組織力が観られたのだろうなと思ってしまいました。
結局相手を圧倒しながら、チームとしての化学反応は起こらず。チャンスをあれだけ作りながらシュートがゴールの枠に当たるなど、運が味方してくれるはずもなく得点が奪えないまま時間が過ぎていきました。
恐ろしく強気なディフェンスラインの押し上げを試みる鳥栖は、更に前線のフォワードの守備も怠らない、全体がコンパクトにまとまった陣形。ただボールを奪ってカウンター攻撃まで試みるには力不足かなという感じ。しかし、それも鳥栖にとっては想定内、ゲームプランを遂行する一要素に過ぎなかったのではないでしょうか。
なぜならベンチには、圧倒的な個の力を感じさせる絶対的エースフォワード、豊田陽平が控えていたから。
圧倒的に攻めるセレッソの攻撃をくい止めて、ボールを奪取して、そこから攻撃を組み立てるという段階までは何とかできているのだから、あとはその攻撃を完成させる最後の一手をいつ投入するかという問題。
だから一見セレッソが優位に立っているゲーム内容であっても、実際のゲームの流れは鳥栖の方が掴んでいたともいえるのでしょう。
そして後半20分過ぎ、鳥栖にとって待望のエース投入。
そして終了間際、そのエースが決勝点。
実際はセレッソのゴールキーパーのミスではあるのだけど、豊田の個の存在感に運が味方してくれたのかもしれません。
いやはや、なかなか面白い試合でした。
ちなみにテレビで観戦していた方々はご存知でしょうが、オランダ戦後半から出場した柿谷は、絶好の逆転ゴールのチャンスにシュートを外してしまいました。
かたやオランダという世界的に有名なサッカー強国を相手にして、絶好のチャンスを逃してしまった選手がいる。
かたや天皇杯という今や地味な日本のローカルトーナメントになりつつある試合で、相手に圧倒されながらチャンスをものにした選手がいる。
共に日本代表のフォワードの席を争う選手同士。これからの競争が楽しみだと思った土曜日でした。
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『白い恋人』と『面白い恋人』かあ。
うーん、今更こういうギャグを使うとは。もうネタ切れだよな、この会社。例の大物芸人が引退してから、パッとしなくなってきたかね。
それでもこうやって、所属タレントが自虐ネタにして盛り上がることができるのだから、さすが吉本、ではある。結局騒ぐ分だけ、知名度が低かった『面白い恋人』の方が売れていく、たとえ販売が差し止めになったとしても、顰蹙を買おうとも、自社ブランドの記憶は大衆に植えつけられるという、何とも見事な広告効果、情報操作。
この問題については、著作権保護や企業コンプライアンスの問題として捉える向きもあろうが、そういう議論は専門家に任せておくとして、日頃は「そんなん、どうでもええやんか」と済ませてしまうであろう関西在住の人間として、これだけは言っておきたい。
おもろないわ、やっぱり。
テレビのスイッチを入れれば、どこの番組にも顔を出す、変わり映えのしない吉本若手芸人と同じくらい、新鮮味があらへん。
例えば、ゴーフレットじゃなくて『白い恋人』そっくりの形状のクッキーにして、中身が“タコ焼き風味”とか“お好み焼きソース”だったりしたら、コテコテのギャグでありながら、意外性はあったのではないかと思ったりする。旨かろうが不味かろうが、良くも悪くも商品としての目新しさを打ち出せたような気がするのは、素人考えでしょうかね。日頃オヤジギャグを連発して周囲から白い眼で見られている人間の。
でも、白い眼では何も見えませんし。特に大事なものは。
さて、コンサドーレ札幌の話をする。
唐突な展開のようだが、『白い恋人』はここのスポンサー、きちんと関係のある話なのですよ。
しかもこの週末は、J1昇格を賭けた勝負がある。J1昇格条件を満たす順位の座を、徳島ヴォルティスと争うのである。現在両チームは勝ち点は同数、得失点差は2点ほど札幌有利だが、総得点は徳島の方が4つ多いという、かなり拮抗した状態。順位が上なのは札幌でホームゲームを開催できるのは有利だが、相手はよりによって圧倒的独走でJ1昇格を早々と決めたFC東京という、何とも力の差のある相手。一方徳島はアウエイだが、順位的にも戦力的にも劣るであろうファジアーノ岡山が相手という、あながち不利とも言えない感じ。徳島から岡山というのは、それほど遠くはないと思うのでサポーターも大挙押し寄せるかもしれない。
まあ、京都は蚊帳の外なので、どうでもいいといえばどうでもいいのだが、徳島には監督も含めて京都に所属していた選手が多いので、何となく身贔屓してしまう部分はある。しかし札幌も、思わぬところでユニフォーム・スポンサーが騒ぎに巻き込まれたら、内心面白くはないのではないか。ここで昇格を決めて、テレビのスポーツニュースで『白い恋人』のロゴが全国に放映されれば、チームも石屋製菓も溜飲が下がる部分もあるかもしれない。
実際に京都との対戦を観戦した感想から予想すると、札幌は全員が豊富な運動量でプレスからボールを奪い一気にカウンターという感じで、鋭さはあるけど単調な部分もあって、FC東京としては十分余裕を持って対応できるだろう。そこでキーパーソンはフォワードの近藤祐介ではないかと思う。上背はそれほどでもないが、当たりに強い恵まれた体格でポストにもなれるし、ゴール前のパスに点で合わせる強かさも持っている、元FC東京付属の選手。古巣相手に恩返し、ということも大一番であり得ると思う。FC東京サポのブーイングも優しくしてくれたりしてね。
徳島は斉藤大介と倉貫一毅の中盤のコンビの安定感が抜群。他にも、かつてJ1でレギュラーを張ったことのある中堅・ベテランが健在。永遠の未完の大器(?)柿谷もいる。落ち着いた大人のチームで試合巧者なのだが、その分余り伸びしろや変化は期待できないかも。下位の岡山も対策を立てやすいので、熱戦が予想されると思う。ホームで無様な姿をみせるわけにもいかないだろうし。
最近はニュースでもJリーグを取り上げる回数が減っているし、どうでもいいような芸人や菓子のオチャラケばかり目につくけど、本当は大事なものが結構世の中にはあるのですよ、皆さん。しかも、この週末に。
しかし、日本のプロサッカーナンバーワンを決めるJ1優勝争いよりも、J2であえぐチームばかりに目が向く私ってどうなのよ?と、しみじみ思う。ましてや、よそのとこのクラブなのに。
まあ、土曜日は西京極でリーグ戦の最後を楽しみますわ、雨に濡れながら、ね。 |
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なぜ、中田浩二や明神智和や伊東輝悦がいないのだろう、Jリーグ選抜。
Jリーグのスターであり、代表経験もある、中盤の働き蜂、チームの汗かき役のベテラン。彼らがいれば、もっと面白いゲームになったかもしれないのに。
このチーム、若手とベテラン、経験者も含みこれから代表に入る可能性も十分な選手もいて、なかなか豪華なのだけど、その華をより映えるものとする裏方−オシムさん流にいうと“水を運ぶ役”ってやつですか。そういう選手を選んでおけば、もっと引き締まったゲームになったかもしれない。
などと、通ぶってボヤくような対象の試合ではないと、わかってはいるのだけどね。
こういうチャリティを目的とした試合というのは、なかなか難しい。
とにかく“真剣”にプレーしなければならない。選手、監督、そして観衆も。“真剣勝負”じゃないよ、“真剣”。
募金集めも大切だけど、今できることをするのだ、皆。選手は自分の持ち味を発揮してチームのために戦う、監督は短い試合時間にすべての選手の魅力を引き出し、観衆はそのひとつひとつに溜息をつき歓声をあげなければならない。こんなときにスポーツに関われることを感謝して。
マイク・ハーフナー、原口元気。もっとできるだろ。コンディション調整の難しさはわかるんだけど、若いんだから、もっとガツガツ行こうよ。
闘莉王。警告はいただけないが、気持ちわかるぜ。ある意味、らしいプレー。見せ場でオーバーラップしてアシストまでして、お見事。
そして、やっぱり、あの人。
もちろん公式戦なら、もっとガチガチのマークに合うだろうし、あんなシュートは決められないかもしれない。
でも、あの時間帯に、決めなければいけないシュートを決める!なんて、やはり凄いなあ、と思ってしまう。テレビの前で「ああああああああ!」と叫んでしまったもの。
もう40歳をとうに超えているというのに、すべての選手のお手本だね、本当に。
ありがとう。なんて、何度この人には言ってきたことだろうか。
この試合を任されたザッケローニさんとストイコビッチさんにも御礼を言いたい。全ての選手を使い、怪我人を出さず、無事に終えたあとはインタビューにも応えてくれて。
来日して約半年のザック。初の代表監督でこういうことになるなんて、彼自身も初体験の苦しいことは山ほどあるんじゃないかな。
来日して15年を超えるピクシー。内戦化した祖国、欧州のプロリーグがら流れ着いて、これまで色々なことがあったなかでも最もショッキングな事件だったんじゃないのかな、今回は。
日本のサッカーを見守ってくれる彼らに対して。ありがとう。
地震被災地はようやく復旧の入り口に立ったばかり。いや、恐らくそこまで行っていない所が殆どだと思う。
原子力発電所はどうなるかしら。意味不明瞭な情報を小出しにされても迷ってしまうよ。
ここに集結したサッカー選手も、このあとは激しい戦いが待っている。この慌ただしいなか、集中力を高めコンディションを上げていくのは難しいと思うけどね。
とりあえず“真剣”になってみよう。楽しみや笑いも含めて。
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