BUT SERIOUSLY, FOLKS...京都の地の果てより

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素人の金儲け?

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株式、為替、投資の自慢話、失敗談、知ったかぶりをしないで素直に書くぞ(涙)
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 この連休は、中国旅行に行ってきました。上海と西安で4泊5日。
 かつて上海に行ったのは、初めて就職した会社での初出張で、かれこれ20年前。中国で生産していた手編みのセーターがどうしても上手く出来上がってこないので、お前行って来い!ということで、商社の人の尻に付いて右も左もわからないまま、現地で生産指導。日本語で描かれた編み図を見せながら実技を見せて(少し、ニット出来るのですよ、私は)。ひよっこの社会人にとっては貴重な経験だったなあ。今どき手編みのセーターでもないけどね。
 当時の記憶は正直余り鮮明ではないのだけど、今のように大都会ではなかったと思う。いや、大都会なんだろうけど、アジアの何処か、世界の何処かにある普通の一都市に過ぎなかったと思う。それでもそこは大陸の主要都市、富める人も貧しい人も普通にそこで生きているというヴィヴィッドなエネルギーを感じ、初めての海外出張ということもあって、それはそれで刺激になったと思う。
 でも、今回行った上海は、そういう感じじゃなかった。
 ある程度予想はしていたのです。20年前と比較したら、中国の存在感はまるで違うもの、経済的にも政治的にも文化的にも。中国関係のニュースは日々接しているし、色々な刺激を受けるんじゃないかなあと期待していたのですよ。
 でも、その期待から少しズレている感じ。期待を裏切る、ではない。事前に予想した姿とは微妙に異なる、その異なりが観る者の眩暈を起こすような感じだったのですよ。
 リアルなのかヴァーチャルなのかよくわからないまま、目の前を人が早足で歩き、車はクラクションを鳴らし、ビルは明るく埃っぽい空気のなかに浮かびあげる風景は、なんとも形容し難いのですよ。明るいんだけどどこか影があって、猥雑なんだけど凛とした規律感もあって……そうそう、個人的に思い出したのは、映画『ブレード・ランナー』を観たときの、あの感じ。あの映画のなかで描かれていた未来都市に少し似ているような気がしました。


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 ここは外難(ワイタン)。川を挟んで新旧のビルディングが立ち並ぶ地域。古くからの中国経済の、いや今や世界経済の中心地ですね。
 前にいるのはインド人の観光客集団。
 まさに『BRICS』を体現いるようで、これまた眩暈。でも、これが現実の風景。
 そういえば、日本人観光客、見なかったなあ。


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 万国共通、金融ビジネスのシンボル「ブル」像。強気相場を象徴して角を立てて、今にも動き出しそうな勢いを感じさせる形象。観光客が代わる代わる記念撮影をしておりました。色々な顔つきの団体が一組終われば一組が開始、入れ替わり立ち代わり、像の前を横切る人たちで溢れて、慌しい観光地ならではの風景ですな。
 面白いのは、警備の数の多さ。過去から現在までの繁栄の歴史、それに群がる観光客の群れと同様に、警備員の数も目立つのですよ、左端の黄色いベストの人。ちょっと高い所に誰かが立とうとすると「そこ、上るな!」とすかさず警告が入ります。
 今の中国経済の世界での立ち位置というのも、ひょっとしたらこんな感じなんじゃないのかな。
 色々な人たちが集い、明るい未来に対して強気でいるようで、実は政府とか中央銀行とかが何とか不安要素をコントロールしようと四苦八苦しているのが実態なような気がするのですよ。
 どんどん早く、どんどん大きく成長していく経済の動きは、油断をすれば猛牛どころではない暴走をしてしまうような、群がる人々を次々と跳ね飛ばして行きそうな危うさがあるような気がしたのは、単なる思い過ごしでしょうかね。
 それでも、その危うさと向き合わないとやっていけないのだろうな、日本も世界も、中国自身も。
 現にこうして古いものを残しながらも、中途半端に時代に取り残されたものは壊され、どんどん新しい建物が造られているのだから。予想とは違うかたちで、ヒトもカネもモノも動いている。現実の経済ってそういうもんかもしれません。あくまで観光客の素肌感覚だけど。


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 これから、小出しに中国旅行記、更新していきます。まずはプロローグ、ということで。

困った顔

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 こんにゃくというのは、マイ・フェイバリット・食材のひとつだったりする。
 特に今の季節、おでんの具にこんにゃくが入ってたりしたら、条件反射的に真っ先につまんでしまう。生のままだと味もそっけもない、微妙に独特な匂いのするフニャフニャしたブツブツ入りの物体だと思うのだが、しっかり味が染みると、その出汁の風味を生かして、口のなかから体中を温めてくれる貴重な食品に変身。こんにゃくのないおでんなんて、単なる煮物ではないか!そこまで言うと大根や卵に申し訳が立たないので止めておくが、ともかく大好きな食品のひとつなのである。こうやって書いている間にも食べたくなってきたな。今夜はおでんにしようかな、いや、コンビニで間に合わせようか。
 そして、こんにゃくというのは、本来大人の食べ物ではないだろうかと強引に思ったりする。
 だって基本的に味がないし、味付けするにも濃い目にしたりピリ辛にしたりと、おおよそ子供向けとは言い難いし、それらの料理の横にはビールや熱燗が似合ったりするから、これはやっぱり大人向けなのだよ。
 それに低カロリーでコレステロールを減らすのにも役立つというから、ますますそういう思いが強まるのだ。健康を気に掛けるなんて子供は知らんもんね(最近の子供はそうでもないようだけど)。
 だから死亡事故が起こったからといって、こんにゃくゼリーが一方的に目の敵にされるのには、かなり抵抗があるのだ。

 皆さん大人なんだから、よく噛んで食べましょう!
     
 美味しいものはしっかり守りましょう!


 ゼリーというのは、必ずしもマイ・フェイバリット・食材ではないけども、時々妙に気を引かれたりする。
 あの安っぽい色をして砂糖をまぶした、いかにもジャンキーなお菓子をスーパーの売り場で見かけたりすると、たまに買いたくなることがある。大して美味しくないとわかってはいるのだけど、ついつい手に取ってしまうのだ。きっと幼少時に楽しみにしていたおやつの思い出が、あの色彩を持って呼び起されるのかもしれない。安いケーキの上に毒々しい色彩が乗っているのも、なかなかそそられることがある。
 そういえば、最近風邪で寝込んだ日があったのだけど、そういうときにゼリーというのは弱った身体の心強い味方になってくれるのに気付かされましたな。ウィダーインゼリーとか、あの手のゼリーがチューブに入ったような食品。動くのも辛いときには寝転びながら栄養補給を素早く行うことができるので、どれだけ助かったか。お手軽かつ優しい、弱い状態にいる人間にとって味方になってくれる食品なのではないだろうか。
 だから死亡事故が起こったからといって、こんにゃくゼリーが一方的に目の敵にされるのには、かなり抵抗があるのだ。

 皆さん大人なんだから、よく噛んで食べましょう!
     
 美味しいものはしっかり守りましょう!

 
 
 とはいうものの。
 「こんにゃく」も「ゼリー」も、その素晴らしさや有難みをわかっているはずなのだが、「こんにゃくゼリー」となると、殆ど食べたことがないのだよね、不思議と私は。
 きっと、こんにゃくやゼリーの単品レベルで十分満足しているからなんだろうな。なんか中途半端というか、わざわざ手を出す必要もないかなという感じ。だから個人的には、こんにゃくゼリーなんてあってもなくてもいい食品ではあるのだけど、消費者庁なる役人が食品に規制を設けて一方的に責めてるように見える事態は、全くもって歓迎すべき事態ではないと思う。ひょっとしたら役人や政治家は、こんにゃくもゼリーも嫌いというだけでこういうことをしているのだったりして……これはまったくもって許せない事態である!うん、これは立ち上がらなければならない!
 ぜひここは、こんにゃく愛好家、はたまたゼリー愛好家の立場から、こんにゃくゼリーの生き残る道を探してみたいと思うので、全国のこんにゃくゼリー関係者の方、ぜひ耳を掻きほじって、目をしっかり見開いて参考にしていただきたい。


 まず、勝手に前述したように、こんにゃくというのは大人向けの食べ物なのだ、根本的に、おそらく。
 だから妙に子供の手に届く手軽なスナックフードではなく、大人が嗜む食品として売り出した方がいいのではないかと。ちょうど酒の肴、あるいは煙草的な嗜好品として。
 子供には理解しにくい、苦みや辛みを美味しいと感じる年代の人間に対してアピールするようなパッケージにするのだ。手軽に口に入れられない、入れるためにはそれなりに酸いも甘いも知っていなければ食べられない、特別な食品としてのイメージを前面に押し出したらいかがでありましょうか。よく噛まないと死ぬかもしれない、そんな危険で退廃的な雰囲気さえ漂わす食品。
 子供が寝静まった時間に、ふとアルコールでも嗜みながら、1人で、あるいは大人数で楽しむ夜の楽しみとして……ズバリ、食品名は、
 
 「こんにゃ食う?」 (……スイマセン。これが言いたいだけでした)。


 あるいは逆に、健康食品やサプリメントとしてのイメージを前面に出すといいのかもしれませんな。
 気軽に服用することはできるけど、それはある程度高度な目的のための準備要素としての意味を持つ−例えばビタミンやアミノ酸とか有効成分を配合して、ハードなマシントレーニングの前や競技で全力を振り絞った後に摂取しやすいような食品にするのだ。トレーニングやレース前後の時間帯での摂取をあえて推奨することで、人間は余計に慎重によく噛んで食べるようになるに違いない。手軽ではあるが、これから勝負がかかるとき、あるいは一勝負終えたときの緊張感と開放感のなかで摂取すべき重みを持つ食品。
 アスリートが勝負のスタート地点に立つ前に、あるいはゴールを駆け抜けた後、その競技人生のためのエネルギー源として……ズバリ、食品名は、
 
 「つばゼリーあい!」 (…つばぜり合い…苦しい、ここまで持ってくるのは)。




 どうでもいいようなことを書いてしまったが、最近はメーカーの方も考えていて、窒息しにくい砕いたタイプも発売されているようだ。
 だいたい大概のメーカーというのは、何か問題があれば余程悪質でない限り、その対策として代替品を開発するものである。こんにゃくゼリーでもそうだが、ビールにかかる税金が上がれば、その代替品としてビール系飲料を開発し、売り上げを伸ばそうと頑張るものであって、お気楽に規制や法律を定めてしまう役人や政治家よりも必死なのが普通なのだと思う。
 そのうち、高齢者の人数が増えて餅を喉に詰まらせる老人の数が増えたりしたら、今度は餅に対して規制も生まれるのではないかと思ったら、なんだか暗い気持ちになってきた。せっかく日本のコメを生かした食材ができて、それに大ヒットの兆しがあったりしたときに、それを潰されるようなことがないとも限らないではないか!餅も好きだからね、私。
 だから、お正月を前に、一言。
 
 皆さん大人なんだから、よく噛んで食べましょう!
     
 美味しいものはしっかり守りましょう!




関西のホテル、「外販」強化 料飲部門の力をフル活用 (日本経済新聞 6月26日)

 関西の主要ホテルが「外販」事業を強化している。レストラン料理のデリバリー事業の本格化や、人気店のシェフが手がけたスイーツや調味料の持ち帰り品を拡充する例が相次ぐ。景気底入れで稼働率は持ち直しているが、関西では昨年の新型インフルエンザ流行の影響で、首都圏のホテルに比べ客室単価の回復が遅れている。料飲部門を中心とした経営資源を活用して収益上乗せを狙う。
 ホテルグランヴィア大阪は4月からデリバリー事業に本格参入した。大阪府内をエリアに料理30品を届けるほか、1人3000〜5000円の宴会プランも設定。接客スタッフの派遣や会場準備まで請け負う。法人や学校など最大100人規模の宴会十数件の受注があり、デリバリーをきっかけに「ホテル宴会場の利用増につなげたい」(営業企画部)考えだ。
 ホテルオークラ神戸も、ホテルの料理を指定の場所や家庭に届けるケータリングサービスに力を入れている。企業の社屋の落成式、同窓会や卒業記念パーティーなど大規模なイベントから、家庭での誕生会など、少人数まで幅広く対応する。
 シェフ特製品のスイーツを定期的に投入しているのがリーガロイヤルホテル。「ホテイチ(ホテルの一階にあるテークアウト施設)」の代表格「メリッサ」では昨年投入した焼き菓子の高級ブランドに続き、今年は果実をふんだんに使ったカクテルゼリーが人気だ。
 6月に入って夏のフルーツであるパッションフルーツなどを使った製品がよく売れている。中元への引き合いも強く、ゼリーの売り上げが前年比2〜3割増で推移する。
 高級チョコレート専門店「レクラ」は7月末まで、七夕がテーマのチョコ「星に願いを」を発売。竹を模したホワイトチョコの中に、異なる味のボンボンショコラ5粒を入れたシェフ特製品で人気を集めている。
 ザ・リッツ・カールトン大阪は今春から毎月ケーキとパンの新商品を投入。7月は季節感のある桃を使ったケーキとデニッシュを発売する。シェフ特製の冷製「生ブリオッシュ」は完売の日も出る人気だ。京都全日空ホテルはホテル内で焼くパンのテークアウト販売を始めた。売り上げこそ小さいが、話題づくりでホテルに足を運ぶ動機につなげる。
 スイーツ以外では、シェフ特製の調味料が人気を集めている。京都ホテルオークラは昨年投入した「食べる辣油(ラーユ)」の売り上げが5800万円と好調で、今年度は2億円を見込む。レストラン客に加えて「宿泊客のお土産需要が増えている」という。
 ホテル日航大阪が発売した「フルーツ豆板醤(じゃん)」は年1000個の目標に対し、発売7カ月で2800個を販売。販路拡大を検討するほか、8月に第2弾の「XO醤」を投入する。
 大型ホテルは料飲部門の比重が高く、専門のシェフやスタッフを多く抱えている。底堅い中食需要をにらんで高品質のテークアウト品を拡充して、ホテルのブランド力向上にもつなげる。
 
 
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 やった!私も世間でブームの“食べるラー油”を手に入れることが出来ました!しかもホテルオークラのやつ!
 一口食べた感想は……思ったより辛くないというか、もっと個性的な味を想像していたのですけども、上品な感じのする味でしたね。一応中華風味ではあるのですけども、どんな食卓にも合うんじゃないでしょうか。原材料名を見ると、干しエビやチキンパウダーも入っており、よくかき混ぜてシャリシャリした食感を楽しむところもあるので、そのまま白御飯のお供にしてもイケますね。
 私としては調味料のひとつとして、これから暑くなるなか活躍してもらおうと思ったりしています。これをベースにピリ辛中華風ドレッシングなんて簡単に出来そうなので、キュウリやトマトなどの夏野菜と合えても良さそう。季節の野菜でいうなら、茄子を炒めて最後の仕上げでスプーン一杯、とかね。
 さすがホテルオークラ。変に自己主張する商品ではなくて、色々な食材とも合うような上品さは一流ホテルならではの一歩引いた“もてなしの心”の賜物のよう。なんて、褒め過ぎか?!でも、人を招き寛がせるという、ホテル本来の仕事の延長上にこの味はあるような気がしますよ。
 決して商品やサービスが目立つのではなく、主人公はあくまで顧客、他者を引き立てることで自分も引き立つという、長年培ってきたホテル業のノウハウが生きてるような商品ですね。
 
 
 上の記事にもあるようなことって、まさに“経営資源の流動化”なんでしょうね。
 ホテルというのは固定費的な部分が多いため、お客さんを呼び込むことで客室の稼働率を上げなければやっていけないというのはわかるのですけども、それって自分たちの手許にある経営資源−ホテルといえばレストランも大浴場もあるし、寝具ひとつ取ってみても一流の品を使っているし、それぞれのホテルの流儀として接客マナーなんていうのも確立されているわけで、それらをあくまでホテルという固定された施設のなかに押しとどめてしまってるんじゃないかと思うのですよ。
 例えば宿泊客以外にもそれらの施設を利用できるようにすることは当然として、そこで使われている調味料や寝具などを単品として売り出したり、あるいは接客マナーやイベント開催のノウハウみたいなものをひとつのソフトとしてパッケージングするとか、今までホテル内部に閉じ込められていた、ホテルのなかに宿泊しないとわからなかった、ホテルにとっての経営資源を誰の目にも触れやすいように外に打ち出していくという試みをもっとやるべきだと思うのです。
 なんだかんだいっても、一流ホテルというのはブランド力があるし、安いビジネスホテルで節約旅行をしている人だって内心そういうホテルに憧れがあったりするわけだから、そういうソフトパワーをわかりやすい形で打ち出して欲しいですね。
 こんな面白い食材をホテルのなかに閉じ込めておくなんて、勿体無いですから。
 

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 今やビールを買うのは、スーパーではなくて薬局なんですよ。日本経済新聞6月9日の記事によると。
 チラシ価格を分析したところ、アサヒスーパードライ350ml6缶パックの場合、スーパーだと1,090円くらい、ドラッグストアだと1,078円くらいになるそうです。キリン端麗など他の人気商品でも同様の傾向が見られるそうな。皆同じ商品なら安い方を選ぶのが自然ですから。
 確かに近所のドラッグストアでもビール系飲料扱ってて、皆何の違和感もなく買ってるもの。
 いやビールだけの話ではないな。菓子や清涼飲料水や調味料など普通に買ったりするからね。むしろ薬を買う回数よりも多いんじゃないだろうか、この手の食料品を買う機会の方が。
 そのうち野菜とか肉とか売り始めても、そのまま買いそうな気がする。広い意味で同じ食料品、だからね。
 アクセサリーや洋服が置いてあれば、これも買いそうである。化粧品のフロアがあるから、この服装にはこのメイク、なんてコンサルティングが行われても何の不思議もないではないか。
 こうして考えると、ドラッグストアというのは薬局というより、今や数多い小売店のうちのひとつ、という感じ。しかも色々な可能性を持っている形態じゃないか、とも思えてくるのだ。
 まあ、歩いて5分くらいのところの近所にドラッグストアがあるから、余計にそう思うのだろうけど。
 
 
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 薬事法の規制が緩和されて1年経ちました。
 わかりやすくいうと、コンビニでも薬が買えるようになって1年経ちました、といったところですかね。
 日本経済新聞5月23日の記事で、この規制緩和の問題点というのが多数挙げられておりました。
 この規制緩和なのですが、大衆薬というカテゴリーのなかで、薬剤師のみが販売可能で消費者の手に触れない場所に保存が必要なもの(「ガスター10」とか「リアップ」とか、だそうです)から、薬剤師以外の登録販売者でも販売可能なもの(「イソジン」とか目薬とか、だそうです)まで3つに分類されるようになったということなので、これはビジネスチャンスとばかりに大衆薬販売に活路を見出そうとする各小売業−コンビニやスーパーは、この大衆薬の販売資格を持つ登録販売者を育成・確保しようとする動きがあるそうです。
 ただ、この登録販売者という資格の取得のためには結構なハードルがあり、1年の実務経験や、総営業時間の半分以上で医薬品を販売しているという実績が必要だったりするそうで、かなりの障害になるんじゃないでしょうか、新規参入組にとっては。
 
 
 どうせなら、薬を販売するための取得困難な資格を新たに設けるよりも、簡潔に既存の届出制的な制度を利用した方が合理的なのかもしれません。
 スーパーやコンビニなど一般の小売業者が薬を販売するための資格を得るために新たに四苦八苦するよりは、既存のドラッグストアが薬以外のモノを販売するために既存の届出手続をするだけで他の商品も販売できるという現実を生かしたほうが、よりビジネスチャンスを迅速にモノにできると思うのは私だけでしょうか。
 今やビールなどアルコール飲料を扱っているのは、酒屋だけではありません。コンビニやドラッグストアでも当たり前に売ってるわけですよね。恐らく酒類小売業免許という制度にのっとって許認可を受けてるわけで、1年間の実務経験なんて不要な届出だけで済むことだと思うのです。そうでなければ至る店舗でアルコール飲料を扱えるわけがないですから。
 さらに、ドラッグストアが酒類に関する免許だけでなく、食料品販売に関する届出を保健所にするだけでビジネスチャンスというのはどんどん広がりそうな気がします。事業展開のために超えなきゃいけないハードルがあるのなら、それは超えやすい方に向かうに決まってますから、ドラッグストアが新規事業に向かうことの方がこれから多くなるんじゃないでしょうか。
 そのうち、処方箋を持って薬局に行ったついでに、肉や野菜を買って帰るというのが普通になるのかも、いやマジで。
 さすがに紙オムツの横に刺身を置いたりはしないだろうけど、陳列上。
 
 
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 というわけで、これからは従来からの薬剤師を抱えているドラッグストアが有利にもなると思われるのですが、大衆薬市場拡大という観点からすると、話はそう甘くないようですな、5月23日の記事によると。
 ドラッグストアの店員は実務経験を当然積んでるわけで、その店員を登録販売者に移行して人材確保ができてしまう有利さがあったのですが、逆にその有利さが仇になってる側面もあるようで、こういう資格ができてしまったがために薬剤師の存在意義がなくなってしまった部分も出てきたそうです。
 実際のところ大半の大衆薬は薬剤師なしでも販売可能になったという現実があり、むしろ高賃金の薬剤師を必要とする販売の必然性みたいなものが減ってしまい、本当は薬剤師不在では販売できない薬もたくさんあるはずなのに、大半の用は不在でも済んでしまうが故に薬剤師を置かなくなってしまったドラッグストアが増えてしまって、その結果として販売したい医薬品が販売できないという、何とも不思議なジレンマになっているようなのですな。
 「規制緩和と言いながら、強化になったようにみえる部分もある」(CFSコーポレーションの石田岳彦社長)のコメントからも伺えるように、何かを販売するために別の資格が必要だと決めてしまうと、それは一見お墨付きの権威にはなるのですが、実際のところは自由な経済活動を妨害してしまうことにもなってしまうという一例だと思います。資格取得に1年もかかるなんて、ビジネスのスピードに追いつけるわけないし、変な権威付けで差別化を図ったが故に、逆に大衆薬市場の拡大の波に乗れなくなってしまってるだけでなく、その成長を阻害している面もあるのですね。
 果たして、こういう資格を設けたり、こういうカテゴリーで薬を分類することが、どれだけ消費者や事業者の役に立っているのか、いささか疑問ではあります。
 
困った顔

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ファッション − 左向け左!
ファッション − 右向け右!
ファッション − 馬鹿げた奴らが強烈に
町から町へとやってくる
ワンサカワンサカ、騒々しい音をたてながら
( DAVID BOWIE 「 FASHION 」 )
 
 
 
 “ファッション”という英単語は日本語としてすっかり定着しております。老若男女、日常会話で使うものね、“ファッショナブル”なんて形容詞としても。
 この単語、もちろん衣服などのデザインの意味もあるわけですが、改めて辞書を引くと、変化を伴うもの、特別な時間にのみ存在するもの、みたいな意味もあるみたいなんですよ。やたら“a particular time”とか“change”とかいう単語が付いてくるし。
 これが動詞としての意味になると、他人の意見に影響を与えるもの、という使い方もすることがありますな。
 まあ、こういう知ったかぶりの英語の説明をしなくても、日常的に「ダサい」「イケてる」「伝統的」などという言葉と一緒に会話で使いますから、時間とともに移ろい行くもの、国境を越えて人間の美意識に変化を生じさせるものとして、知らず知らずのうちに認識しているのでしょう、私たちとしては。
 
 
 例えば無人島に近い環境で全裸に近い状態で生きている人間がいたとして、彼らがわざわざ衣服らしきものを身に付けるとき−それが防寒用とか実用的な用途によるものであっても、自然に別の意味を持ってしまうことになると思うのですよ。
 何らかの身分的序列の違いで色や材質に差があったり、あるいは半ば偶然に面白い色彩やデザインを見つけてしまった一部の人間がそのことで他人から羨望の目で見られて皆が真似をしたり、逆に奇抜さ故に仲間内から浮いてしまったり……あるいはその衣服が隣の島の別の人間の目に止まることで、その衣服が欲しいという欲望が生まれたり、逆に脅威の対象となったりすることもあるんじゃないでしょうか。
 あくまで架空の例ですが、たかが衣服であってもひとつの文化であり、価値や意味を持つものである限り、ひとつのところに留まることはないし、逆に各場所に均等に行き渡るものでもないと思うのです。
 ファッションというのは、自己満足的に部屋に篭って表現されるものではなくて、あくまで外に出て他者の目に触れる、他者からの何がしかの評価を受けることで成立するわけで、決して自己完結的になることはない、時空を超えて人々の意識が変わっていく証になっているんじゃないでしょうか。
 ちょうど今頃の季節−春から初夏への変わり目というのは、特別に凝らなくても様々なファッションの人がいるでしょう。半袖Tシャツの人、薄手のコートを着ている人、ヨレヨレのジャージ姿の人、ハイカットのレザーブーツを履いてる人……寒暖の差があって天気も変わりやすいから、余計にバラエティに富んでますよね。
 そういうことが地球上の至るところで起こっていて、それらが自然に混じり合っていき、新しい価値観が生まれていく。時に颯爽と、時に不快感を伴いながら。
 ファッションって、そういうもんだと思います。
 
 
 レナウンが中国の企業の傘下に入るそうで。
 最初は株式の41%保有ということで単なる投資に過ぎないんじゃないかとも思われたのですが、取締役も派遣し、大手株主の同意も得たということで、最終的には子会社化でレナウンの名前はなくなるんじゃないかと、個人的には思っています。
 この手のニュースが出ると決まって「中国脅威論!」「日本衰退論!」みたいなことが言われるわけですが、そんなこともないんじゃないでしょうかね。メディアや評論家が嘆くほどのことじゃないと、皆落ち着いて見ているんじゃないでしょうか。特にレナウンが出している服を着ているような人たちは。
 例えばこれが、経営不振にあえぐ電機や自動車の老舗メーカー−日立や富士重工が対象だったら(!)、もっとヒステリックに大げさな論調が出たに違いないと思うのです。「技術の流出だ!」「日本の産業は終わりだ!」みたいな的外れなコメントが山ほど出てきたことでしょう。
 そうならないのは、レナウンがこれらのメーカーと比べたら経営規模も株式時価総額も小さいということもあるのだけど、あくまでファッションアパレル企業の出来事、だからじゃないかと思うのです。
 ファッションというのは、時とともに移ろうもの、国境など平気で越えて人々の気持ちを動かすものだと皆わかっているから。あるいは経済というものが、日本国内だけの問題じゃなくて、もっと広い世界の問題として捉えるものだと皆が感じているから。
 
 
 レナウンって傘下に色々なブランド持ってるんですよ。
 ダーバン、シンプルライフ、アーノルドパーマー、アクアスキュータム、ヒロココシノ……売却したもの、もはや色褪せてしまったものもありますが、少なくとも腐ってもレナウン、これまで積み上げてきたソフトパワーというのは侮れないものがあるし、それらのノウハウが手に入れば中国の新興企業も嬉しいし、レナウンだって13億人もの(!)中国市場で経営資源を使うことで宝の持ち腐れにならなくて済む、従業員だって整理されなくていい状態が保てる可能性が高いのですよ。
 そして何といっても一番得をするのは消費者−これまで、そしてこれからレナウンの服を愛用するであろう人間、なんですよね。これまでのファンは、かつて一世を風靡したブランドに愛着を持つことができ、これまで関心がなかった人にも次はどんなデザインが飛び出すかを期待することができるわけですよ。
 世界中のあらゆる層の人間が楽しむことができる、まさにファッションの本質、がここにあると思うのです。
 
 
 色々な人たちで価値観を共有し、あるいはぶつけ合い、何かが生まれたり、または滅んだり……時の流れを感じながら、国境を越えた世界を想像しながら生きるのって楽しいことかもしれません。お気に入りの服をいつまでも着ることだってできるわけだし、ね。
 
 
 
 

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