◆桃千代日記◆

クロ、クリス、ミルク、三匹の猫達と暮らす日記。Amebaブログにお引越しします。

むかし・むかし(思い出話)

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あんなこと、こんなこと、ありましたねぇ…というような、ゆる〜い思い出話を、思い出すままに書いてゆく予定です。
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皆様にお送りしたクリスマスカードですが、お兄ちゃんがなかなか美形に撮れているので(笑)、
記念に、こちらにもアップすることにしました。
ケーキについていた飾りでドレスアップしたお兄ちゃん猫です。

クリスマスも終わり、いよいよ年末ですね。
今年はどうにもやる気が出なくて、大掃除もほとんどやっていない状態なのですが(涙)、
それでもまぁ、なんとか年は越せるでしょう(笑)。

で、クリスマスといえば、テレビではクリスマスの特別番組や映画などが見られるわけですが、
私は、今日は「ポーラーエクスプレス」を見ていました。
クリスマスの夜、サンタを信じることを諦めかけた少年のもとに、ポーラーエクスプレスという不思議な列車が現れ、サンタの住む北極点への旅に誘う…そんなあらすじの、ロバート・ゼメキス監督のアニメーション(というかCG)映画ですね。
この映画の特徴でもある、ものすごくリアルな人物やその表情などには、少し不気味な雰囲気さえ感じさせられることがあるんですが、私の場合、この映画に限っては、それがあまり気になりません。
というか、クリスマスの物語というこの映画には、かえって合っているような気がしています。
ケーキやチキン、プレゼントやパーティというクリスマスの明るいイメージももちろん持っていますが、
大昔から続いてきた祝日…イベントというものは、どこか底知れないもの、深い暗喩や隠された意外な意味などを含んでいるような気がしているからです。
奇妙なほどリアルな質感のキャラクター達が動き回る画面に流れる不思議な空気、華やかなようでいて、華やかにはなりきらない寂寥感を漂わせた音楽、北極点の町の人気のない舗道で聞く、もの悲しいクリスマスソングなどの印象的なシーンも含めて、味わい深いクリスマスの物語だと思います。

話は脱線しますが、この映画の中で、急行『北極号』ことポーラーエクスプレスが、一面を氷に覆われた氷原を走るシーンがあります。
そこでいつも思い出すのが、私が子供の頃に読んだ児童文学で…もう詳細は覚えていないのですが、一晩だけ自由に走ってもいい時間をもらえた古い機関車が、病気の妹のために「青い星の花」を持って行ってあげたいという少年と出会い、その星の花を探しに行く…という物語です。
「きかんしゃ1414」というタイトルだったと思うのですが。そして、その「青い星の花」というのは、確か、どこかの広い氷原に咲いていたと思うのです。
暗い夜空の下、どこまでも続く白い氷原に、星のように咲いた青い花…そんな描写があったように覚えているのです。
それとももしかして、それは私が後から自分で付け足してしまった空想のイメージだったのでしょうか。
でも、夜の氷原と機関車…そんなシーンの中に、もし自分が居合わせることができたら、どんな気持ちになるだろう。子供だった私は、そんなことを繰り返し想像し、どこかぞくぞくするような、心がしんと静まり返るような、不思議な気持ちを味わったことを覚えているのです。


…いろいろと、とりとめのない話をしてしまいました。
クリスマスの夜に、子供の頃のことを回想したり、ふと連想した絵本の思い出をつらつらと追ってみたり、そしてそれをブログに思いつくまま書いてみたり…というのも、たまにはいいものかもしれないですね。
そんな感じで、今回は、とりとめのないクリスマスの独り言記事でした。


 

クリスマスの思い出

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クリスマスイブですねぇ〜。
皆さんは、クリスマスといえば、どんな思い出がありますか?
私は、子供の頃のことを思い出すんですよねぇ…。


私は、とても大人しくて、体が弱くて、夢見がちな子供でした。
あまり外でお友達と遊ぶということもなく、そもそもお友達も少なくて、幼稚園の先生からは、
「桃千代ちゃんは、幼稚園では一言もおしゃべりしません」なんて言われてしまうような子だったんです。
その代わり、毎日毎日、いろいろなことを空想していました。
果物屋さんの店先に並ぶ、色とりどりの果物達のお話する空想。白いお花の下に住む、小さな羽の生えた不思議な生き物。風が吹くと形が変わって、動物になったり人間になったりする雲の妖精たち…。
頭の中で考えたお友達もいました。私は、毎日いろいろなことを空想して、母にその話を語ってきかせました。
今思えば、そんな私のことを、母はとても心配だったでしょうね。


それは、私が五歳のクリスマスイブのことでした。
毎年楽しみに待っているのに、なぜか一度も、サンタさんは私の元には来てくれたことがなかったのです。
それでも、今年は…今年こそは。そう思い、私はベッドの中で、暗い部屋の隅でチカチカ光っているクリスマスツリーを見つめていました。
だんだん、まぶたが重くなってきます。
もう眠ってしまう…でも、もう少ししたらサンタさんが来るかもしれないのに……でも……
そう思いながら、それでも眠りに落ちるその瞬間。


コロン、カラン……



確かに、私は聞いたのです。

遠く、窓の外の、クリスマスイブの夜空の彼方から、小さく響いた鈴の音を。


コロン、カラン……



とてもかすかな、でも、とても爽やかで優しい音。
サンタさんの鈴の音だ…。私は幸せな気持ちでそう心でつぶやき、そして、深い眠りに落ちたのでした。





翌朝、急いで飛び起きた私の枕元に…やはり、プレゼントはありませんでした。
とてもがっかりして、でも、私はこう思うことにしたのです。
「きっと、あの鈴の音がプレゼントなんだ。私にだけ、特別に聞かせてくれた、サンタさんからのプレゼントなんだ」と。
私は、台所に立つ母の元へと飛んで行きました。
「お母さん、お母さん、私ね、ゆうべ、サンタさんの鈴の音を聞いたよ!」
「窓の向こうから、鈴の音が聞こえたんだよ! ね、あれ、サンタさんの鈴の音だよね?」
目を輝かせてそう言う私を、母はゆっくりと振り返り。


そして、母はこう言いました。













…はぁ〜? サンタさんなんかいるわけないでしょ!! 馬鹿かこの子は!! 鈴の音が聞こえただってぇ〜? 寝ぼけたこと言ってんじゃないわよ!! ホントに、どーして! どーーーっして、この子は毎日毎日、馬鹿みたいなことばっかり言うのかね!! しかも朝御飯の支度で忙しい時に!! あんたがそんなだから、姑に、「桃千代は変なことばっかり言う子だけど、アンタの血筋かい?」なんて嫌味言われんのよっっ!! 秀才だったアタシが、なんでシュートメにこんなこと言われなきゃなんないのよ、アンタのせいでしょバカッ!!







あまりの母の暴言に、泣くことも忘れ、ただ口を開けて立ち尽くす桃千代であった。


                                          【完】




…いやホント、【完】って感じでしたね、あの時は! 信じらんねーよ、オカン! 私まだ五歳だよ? 記憶違いだったとしても、確かにまだ小学校にも上がってなかったよ? そんな子供にそこまで言うか?
実はその後、母も反省したのか可哀想だと思ったのか、クリスマスの翌日(26日)の朝になって、スーパーで買ったみたいな「長靴の中にお菓子が入ったセット」が枕元に置いてあったんですけどね!
それが、今までの人生で最初で最後の、「枕元に置いてあったクリスマスプレゼント」なんですよね!
というか、あれだって明らかにスーパーで買った五百円ぐらいの安い奴だったよね、オカン!


夢見がちな娘が心配でたまらなかった母心の暴走かもしれませんが、
あれからウン十年たった今も、クリスマスキャロルが流れる頃には、ほろ苦い思いで五歳のクリスマスイブを思い出す私なのですよ…。


ひでーよ、オカン。


 

紅茶の思い出

 
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紅茶もコーヒーも大好きで、よく飲むんですけど、コーヒーをいつ好きになったのか、どんなきっかけで飲み始めたのかは覚えていません。
でも、紅茶は覚えているんですよね。
私が初めて「紅茶を飲もう」と自分で意識して飲んだ紅茶は、ヒマラヤからやってきた濃厚なミルクティーでした。

小学校の中学年ぐらいだったと思うんですが、ある日、家に遊びに来た親戚のおじさんが、「お土産」と言って、ちょっと不恰好な、ごわごわした包み紙に包まれたものを渡してくれました。
なんだろう? と開けてみると、見たこともない、不思議な枯葉のようなものが…。
おじさんは、「ヒマラヤに登山に行ってきたんだ。それは、ヒマラヤから持って帰った紅茶の葉だよ」と言うのです。
まるで、普通にそこらの地面に落ちている枯葉を、くしゅくしゅっと手で丸めただけ、といった風情の茶葉は、濃い褐色で、大きくて、でも不思議な深い香り…私は、おじさんの言う通り、ポットのお湯で紅茶を作り、ミルクティーにして飲んでみました。

…おいしい。

それが、最初に胸に浮かんだ言葉でした。
それは、とても美味しい紅茶でした。
私はそれまで、紅茶を飲んだことがあったような、なかったような…たぶん、飲んだことはなかったと思います。両親には紅茶を飲む習慣はなかったし、紅茶の葉が家にあったのも見たことはなかったと思います。
だから、今までの紅茶と比べたというわけではないのですが、それでも、その紅茶が、とても香り深く、こくがあって、ミルクティーに最適な、美味しい紅茶だということは分かりました。
こんな枯葉のようなものが、こんなに美味しいなんて。
子供だった私には、まるで魔法のように感じられた一杯のお茶でした。

それから、あの紅茶と、同じぐらい美味しい紅茶が飲みたくて、ずっと探し続けているのですが、
どうしてもあの味にかなうお茶には出会っていません。
まず、茶葉の様子からして違うんですよね。
不恰好で、大きくて、枯葉をくしゅっと丸めただけ、という野性味のあるあの葉には会えなくて、
小さくてサラサラしていて、形のそろった綺麗な茶葉ばかり。
もしかしたら、子供の頃の思い出が美化されすぎていて、それで勝手に「あの味にはかなわない」なんて思っているだけ、なのかもしれませんが。
「ヒマラヤって、どんなところなんだろう…」と、褐色の茶葉を眺めながら想像した子供の頃。
このお茶が運ばれてきたのは、どんな道なんだろう、と。
運んだのは馬かな、それとも、ラマとかいうテレビで見た動物なのかな、籠に入れて、背中にしょって、石だらけの険しい道を運んできたのかな、と。
頭上に広がる空は、どんな青だったんだろう。朝には霧が出るんだろうか。昼間は太陽が照りつけるんだろうか。山道に、ラマが石を蹴る音だけが響いて、風が吹いて、この野性味のある紅茶の匂いが、ふいに辺りにふわっと流れたりしたんだろうか。

大事に大事に、ミルクティーにして飲んでいたあの紅茶がなくなってしまった時、胸にぽっかりと穴が開いたような寂しさを感じたことを覚えています。
懐かしい、ヒマラヤのミルクティー。
また、あの味に出会うことができればいいんですけど。
 
 
 

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