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『夜明けの来ない夜はないさ…』 By 瑠璃色の地球 『明日はくるよ 君のために…』 By Tomorrow こんな歌詞が大好きだった。 誰にでも平等に明日はくる。きっとくる。 そう信じて疑わなかったのだけど…。 夜明けが近付くと… カーテンを少しだけあけて… 少しずつ空が明るくなってくる空を見て 涙してる患者さんを見てしまった。 Nさんは 週3回 透析を受けている 50代女性 透析をするようになり結婚も諦め お母さんと二人ぐらし 声をかけるのを ためらった… でも…見過ごして通り過ぎるわけには いかない… 眠れないからって わかってるのに。 『眠れないんですか?どうしました?』 思い切って聞いてみた。 『朝が来るのが嬉しくてね。』そう言って 今まで泣いてたのに にこっと笑ってくれた。 毎晩 夜が怖い…寝て目覚めなかったら…そのまま死んでしまったら… 毎朝 明るくなる空をみると… 『今日も朝を迎えられた』そう想って本当に嬉しいと ゆっくり話してくれた。 夜の闇が怖い 消灯後の 闇が怖い。 毎晩 そんな恐怖と この人は 戦ってたのか… 同じ 『明日』 同じ朝を迎えるときの心情。 胸が痛くなった。 あたしは 夜勤なら尚更…空が明るくなってくると 『もうすぐ あと ちょっとで 仕事が終わる〜』 まったく違う意味で 空が明るくなってくるのが嬉しかった。 『全く違う嬉しさ』 Nさんの、そんな恐怖に怯える夜に 消灯せずに 一晩中電気をつけておいてあげてもいいのでは。 師長に相談してみた。 あえなく却下。(だとおもったけど…) なにか対策は ないのかな…。 この間の夜勤から そのことが頭から離れない。 夜は恐怖に怯えて眠れないから 当然 昼間 明るく騒がしい音に安心を貰い 昼間寝てしまう。 それを昼夜逆転だと 昼間 なるべく寝ないように働きかけようと ありきたりの看護計画がたてられる。 何かが違う。 あたしはNさんの夜の恐怖の時間を なんとかして軽減してあげたい。 ただでさえ長い患者さんの夜の時間。
この恐怖の時間を少しでも短くできたら…。 |
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2010年10月13日
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