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10年以上前に読んだ本ですが、最近また読んでみました。結構厚いハードカバーです。
(今は文庫も出ています。上下巻かも)

買ったきっかけは、堂本光一主演のドラマ「ハルモニア〜この愛の涯て」を観て(^^;;
このドラマ、ものすごーーーく、好きだったんです。
いまだに光一が出たドラマで一番!と思っていますv
繊細で詩的で刹那的な純愛物語。映像がとっても美しかった!!

DVD化されていない昔のドラマのビデオを、DVDに焼いておこうと思って作業を始めたところ、しっかり全部観てしまいました(笑)
そうしたら原作も気になって・・・(^^;;というわけです。
とにかく映像が美しくって! オープニングは感動もんです! 連ドラのOPなんて、ビデオ観るときはたいてい跳ばしてしまうのに、これはOPだけ観ちゃうほど!
また歌がよかったんですよ。 少年隊の「愛と沈黙」
なんでキンキじゃないの?と当時は思ったけど^^;; 大人の歌なんで;;
今なら歌えるかな? 歌ってみてほしいw



施設での音楽指導を依頼されたチェロ講師・東野が、脳の障害ゆえに並外れた音楽的才能を持っている由希と出会い、その才能に夢中になって執着し、由希とともに破滅していく・・という物語。


この長いお話をたった9話のドラマにしてしまったわりには、エピソードとかは結構原作に忠実でした。
設定のこまごました部分はだいぶ違うんですけど。 全体的に丁寧な作りのドラマだったと思いますv
ドラマを観た後で読んだら、主要人物の台詞がドラマキャストの声・口調ですんなり頭に蘇ってきたので、年齢が変えてあったりもするのに、ちゃんと原作どおりのキャラクターに作ってあったんだなぁと思って感心しました。
特に深谷(手塚理美)と東野(光一)の会話なんて、どこを読んでもそのまんまです!
余談ですが、大柄なはずの深谷がちっちゃくて、ついでに他の人たちも全体的にちっちゃめで、光一が大きくみえるのもうれしい気配り?(笑)


ただ、一番芯の部分が微妙に違うんですよね;;
原作では、東野にとって由希=才能、二人の関係は、東野の執着。それだけで恋愛感情は全くないんです。
由希は言葉を解さず、普通の人とは異なる自分だけの秩序の中で生きている。失った機能を補うために脳の別の部位が発達し、絶対音感や演奏を完璧に記憶し再現するなどの音楽的な能力と、超能力的な不思議な力を持った女性です。
感情はなく・・・あっても理解できるかたちで表わすことはできない、という人物なので、由希の心情の描写は一切出てきません^^;;

一方ドラマでは二人の間に徐々に絆のようなものが生まれ、恋愛っぽい空気をもたせていました。
由希への同情→庇護欲→恋愛? みたいな。 劇中でも「これが恋愛と呼べるのかはわからない」というような台詞がありましたので、恋に近い絆の物語とでも言いましょうか;;

ドラマの東野は音大生で、まだ自分の才能について本気で悩むような時期でもなく、チェロに対してもそんなに本気に見えない感じだったので、由希の常軌を逸した才能に心酔…というキャラクターではなかったかと。
その点原作の場合、生活のために講師をしても演奏家の自分にこだわり続け、音大卒業後9年経ってようやく地方オケの3プルトに収まった、という東野にとっては、由希の才能はまさしく”夢”。
自分の身も由希の命も危うくなると知りつつ、「由希の音」を弾かせることに固執します。
「由希は今、僕達が三百年弾き続けても到達できない高みに、辿り着こうとしているんだ……」

それが、本当に由希の音といえるのか、由希に音楽を奏でる情緒があったのか、ということもはっきりとはわからず、もしかしたら東野の自己満足でしかなかったのかもしれません。
わからないまま、求めていた音を手に入れて、そして死んでいく(最期は書かれていませんが)・・・というところが、なんかやりきれないような苦しさを覚えて、読後感はよろしくなかったです(^^;;

ドラマの最後も、やはりやるせな〜い悲しいラストではありましたが、こちらは一応最後に由希の感情、二人の絆を感じさせるようなシーンもあり、とにかくきれいな最後でした。
1話から流れているオープニング映像が、最終回とリンクしているというのがまた素晴らしかったなぁ。 さすが堤幸彦監督v
ちなみに原作もラストシーンがプロローグになっています。


ところで。
タイトルである「ハルモニア」という言葉が出てくるのは本文中一箇所。
「ハルモニア……由希のとらえたハルモニアだ。由希の宇宙がある。(中略)由希の内なる秩序であるらしかった。」
ということで、ハーモニー=「調和」「秩序」の意味あいの言葉と理解できるのですが、ドラマのほうではこれに特別な解釈がつけられていたんです。
東野の恩師・山岡が語っているのですが、個々が心に描いている真の音、辿り着けない高みにある理想の音楽、とのこと。
由希にコピーではない自分の音を弾かせようと必死になる東野の心情を理解しやすくするための、後付的なものかなと思いました。



ささいなことですが、すごく感激したのが、最終話で東野が深谷と山岡に出した葉書!!
これ、宛名も文面も光一の字ですよね〜〜〜!(笑) ←今と全然変わってないw
さすが、ディテールに凝ってますなぁ^^
いまさらそんなことに気がついて、妙にうれしくなっちゃいましたw


このドラマ、DVD出してほしいなぁ。。。
土曜9時枠のシリーズとして過去作を一気に出してくれたりとかしたらいいのにね^^
録画は毎回「ナイター延長のため30分繰り下げて・・・・」ていうのが入っちゃってるし;;
そういう事情もあり、ダビングした状態のをとっておいたので、そうとう画質が悪いんですよ(泣)


・・・・・あれ?本の感想のはずが。。。(^^;;

篠田節子さんの作品、「アクアリウム」も面白かったですv

原作・新谷かおる、作画・佐伯かよの、という夫婦合作の異色コミック!

謎が多く、しかも小出しで匂わせる感じが多いので、結構疲れる作品かも・・(^^;;
でも非常に凝った設定で、スケールの大きいマンガ(になりそう)です。

あらすじを書こうとすると、どれもこれもネタバレになっちゃいそうなので、ほんのさわりだけ。
”ヴァンパイア”と呼ばれるオーディンと、彼の上司”教授”(姿は美少女)、ヴァンパイアを狩る者”評議会”のソフィア、この3人が最初の登場人物。
彼らはいわゆる吸血鬼とは違う存在で、長い時間を生きているのには大きな目的があるのです。たぶん。

聖書の内容もかかわってくる、大胆なストーリーで、この先どうなるのかとても気になります。
でもなかなか進まないのよね;;

マンタイ受賞作ということで^^
期待を裏切らない傑作ですv

題材は「かるた」だけど、ジャンル分けするなら「スポーツもの」って感じ。
全くの初心者が、強い相手と出会ったことで競技の魅力にとりつかれ、非凡な才能を開花させる・・という、まさに王道なお話。
大好きな「ヒカルの碁」との共通点も感じますw 碁とかるたのイメージが似てるからかしら(^^;;

でもそこは少女マンガ(ビーラブだけど;)。試合は結構サクサク進んで、引っ張り過ぎないので、かるたのルールを知らなくても問題なし!
最小限のコマ数で、効果的に迫力ある競技かるたの魅力を表現していて、かるたそのものにも憧れてしまいました^^

この作品を読んでかるたに興味を持たれた方、おおや和美さんの「むすめふさほせ」も読んでみてはいかがですか?
タイトル「むすめふさほせ」は、歌の一部ではなく、1字決まりの札の語呂合わせから。
こちらはかるたというより、ラブコメ色が強いですけどね;;

タイトル通り、動物病院のスタッフと患畜たちのストーリーが中心の、1話完結型ほのぼのコミックです^^
同じ設定・キャラクターの「MF動物病院日誌」というのが他社から出ていたりもするようで、私もどういうシリーズ構成になっているのかわからないのですが(^^;;、途中の1話だけでも戸惑いなく読めるお話なので、ま、いっか(笑)。

AHT(動物の看護師)の羊子が主人公ですが、旦那(獣医)とその同僚、近隣のクリニックの獣医さんなどサブキャラが充実!
私はもちろん(?)コオ先生がお気に入りv

暇つぶしにマンガでも・・・というときは、ちょこっと1冊買ってみて損はないと思います。
特に3巻がオススメ!! まず3巻からどうぞ!!
ただし、電車で読むと泣けちゃって困るかも(^^;;

こちらもアイスダンスのお話。

競技をメインに、もちろん少女マンガなので恋愛も絡んできます。
衣装とかプログラムとか、少女マンガらしい、夢のある雰囲気(笑)ですが、ストーリー的にはもう一歩踏み込んでほしいかな〜(^^;;

元シングルの有望選手がケガをきっかけにダンスに転向。。。
前出の「キス&ネバークライ」も実はそうなんですけど、そういう設定は多いですよね;;
それって日本のスケート事情を考えると、自然に出てくる発想なんだと思うんですけど、アイスダンスに対して失礼な気がしませんか?(笑)

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