若葉マークの都市建築研究所

おもに近代建築の探訪記や城郭建築のことを勝手気ままに書いてます.

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本殿〜弓弦羽神社(2)

弓弦羽神社(ゆづるは)の社殿は、この地の清酒業が隆盛を極めた大正年間に建てられた。
それまでの社殿は、古写真を見ると実に田舎風情の神社に見える。(画像は用意できなかった)
瓦屋根で軒の狭い小ぶりな拝殿で、貧相であった。
 
イメージ 1
 
で、大正から現在に続く本殿は、一般的な流造(ながれづくり)となった。
特徴は、屋根が銅で覆われていることだ。門や塀、拝殿も全て銅葺きで統一されている。
右端に写りこんでいるのは拝殿で、ごく近年銅屋根を新しいものに葺き替えた。
 
なかなか贅沢だ。良いものに作り変えようとした意気込みが伝わってくる。
社殿が全体的にバランスよく、黒くなった木と青銅のコントラストも良い。清々しい印象で結構好きである。
 
イメージ 4
 
本殿の灯篭は一風変わっている。ごろりとしたボリュームのある石の屋根が乗っかっている。
 
 
イメージ 2
 
屋根の千木や鰹木までも銅張りである。
千木は外削ぎで、鰹木は5本の陽。男神であるとこのようになるらしい。
女神の場合は、千木が内削ぎで鰹木は偶数で陰。
必ずしもそうでないらしいがいっていると面白い。陰陽道のようでもある。
 
イメージ 3
 
神社の特徴である千木と鰹木と言うものは、インドネシアや東南アジアから伝わったようである。
城郭建築に比べると神社建築には疎いので、調べないと分からないことが多いのだ。
 
イメージ 5
 

閉じる コメント(4)

お社はとてもきれいでしばらく眺めてしまいました。魅力の理由は銅にあったのですね。いろいろな用語を知ることができてうれしいです。神社建築を見るのが楽しくなりそうです♪
こうしてお写真を拝見しているだけで神社にいるような安らぎを感じます。4枚目すてきですね!
ありがとうございます。

2010/5/12(水) 午後 5:56 Kayo 返信する

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KAYOさんコメありがとう。
この神社に、節さんも来ていたのかなと思うと、
とても親近感が沸きます。御影に長年住んでいて、弓弦羽神社に
行ったことが無い人なんて、まず考えられないからです。
どのあたりにお住まいだったのか気になってきました。

2010/5/12(水) 午後 11:37 [ チョロチョロ隼人 ] 返信する

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隼人さん、私もこの神社を歩いていて、節さんが初詣に来られたのかな…と考えましたが、はずかしくて記事には書きませんでした(笑)隼人さんが同じように考えていらっしゃってうれしいです。それに、やはりここに住んでらっしゃる方ならお参りされるのですね♪
節さんのお住まいは乾さんのご近所のようですから、乾邸の近くかなと思っています。

2010/5/13(木) 午前 1:39 Kayo 返信する

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乾邸は、当時、武庫郡住吉村で、節さんは西隣の御影町に
お住まいだったと聞いています。この神社も含めて徒歩10分程度の
範囲です。
乾邸の建設現場には、村野師とともに御影との間を何度も
往復されていたと予想されます。やはり建築家なので、
地鎮祭や上棟式など、弓弦羽神社との接点もあったのではと
思ってしまうのですよ。

2010/5/13(木) 午前 2:08 [ チョロチョロ隼人 ] 返信する

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