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国鉄ご自慢のデラックス超特急こだま。
先の川崎重工の記事が好評だったので、引き続き、そのこだまの車内の写真を掲載して見よう。
先ず、下り先頭車輌クロ151に、4名コンパートメントの個室が設けられていた。
列車の端に位置し、デッキもパーラー室との間の扉を使用するので、全く独立した客室だと言える。
なので、この部屋を出入りするのはこの部屋の乗客と、乗務員しかいない。まるで船のキャビンのようである。
中でも、クロ151-12は、防弾ガラスを用いた、本当のVIP使用になっていたらしい。
貴賓車としての使用を考慮したものだった。
クロ151のもう半分は、開放型の一人用リクライニングシートが14席分あった。
各座席には、呼び出しのベルボタンとラジオのイヤホンジャックがあり、さらに電話用のジャックまでも備わり、
自席にいながら電話をする事が出来た。まさにビジネス特急。
このクロ151は、パーラーカーと呼ばれ、1×2メーターの大型窓が据えられ、眺望の良さも抜群だった。
従来の優等特急が展望車を連結していたため、それに置き換わるものとして想定されたものだ。
定員は、1両でたったの18名と言う、とてつもなくセレブな車輌であった。
二等車内。(後に1等車に改変)〜写真(右)
今で言うグリーン車。厚みのある昔風のリクライニングシート。
シートピッチも幅があって快適な印象。シートにはラジオジャックがあり、デッキ側にはビジネスデスクも設けられていた。
1編成中、4輌がこの二等車だった。
で、下は普通車。製造時写真なのでリネンが着いていない。
下の二画像は、食堂車(左)とビュッフェ(右)。製造時の画像なので、備品がセットされていない。
デビュー当初は、食堂車は連結されておらず、ビュッフェ車が、前後に2両連結されていた。
その後、食堂車が増備され、ビュッフェと食堂車が隣り合うように連結されるようになる。
この変化の流れは、後年、0系新幹線でも、なぞるように同じ変化を見せる。
ビュッフェ車は、この時初めて登場した。普通座席と立食式食堂の合造車である。
室内には速度計があり、電話室も設けられていた。また自動ドアも初めて設置されるなど鉄道車両
初の試みがてんこ盛りになっていた車輌である。
これらの車輌は、黒澤明の『天国と地獄』でも登場するので映画で走行時の様子を見ることが出来る。
開業当時の様子。
半世紀を経て、現在に残る遺物。
最後に、下に昭和35年当時の“こだま”と“つばめ”のダイヤを掲載しておこう。(画像は拡大可)
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ボンネット特急乗りたかったなぁ〜
この頃は国鉄にも夢がありましたね。
2011/5/29(日) 午前 10:19
このころは国鉄も勢いがあって、輝いていますね。まだこの次に新幹線の開業がありますし、陸運の王者と言った感じじゃないでしょうかね。
自分にとっては国鉄は晩年しか実感は無いです。旅は、新幹線よりも在来線の車窓の方が好きです山陽新幹線なんかほとんどトンネルだし…
2011/5/29(日) 午後 2:56 [ チョロチョロ隼人 ]
まさに東海道の女王ですね。
2013/6/10(月) 午後 11:33 [ kurukuruくるくるさん ]
151系様は本当に素晴らしい!正に
東海道線のクイーン!でも悲運なことにパーラーカーは事故で廃車になりこれは新性能電車の廃車第1号になるんですよね。しかも保存もなし。151系様は本当にかわいそうな車両ですよね。
2018/7/31(火) 午後 10:22 [ ドナルド教 ]