|
春から通っていた研修が終了。
毎月一回、東京で開催されてました。
「エンゼルケア」
看取りについて、多方面の先生方の講義がとても興味深く学びになるもの。
「今更・・・・」と、思われるかもしれない。
でも、緩和ケア病棟で10年看護師として1000人以上の方々の看取りの場面に関わって。
自分自身も病気を経験、家族も看取り。
「誰にでも等しく死は必ずやってくる」
「死について考えることも大切ではないか」
「どのように生き、どのように死を迎えたいか」
「緩和ケア病棟の患者・家族にとって、私たち看護師ができることは・・・・」
理想はいろいろあれど、現実はどうかと言えば悩みの多い毎日。
通勤、仕事、帰りの電車で居眠りしながら。
気がつけば時間だけが過ぎ、燃え尽き寸前までストレスを抱えていた。
研修を終了して・・・・。
小さいけど心の中で炎が私の前を灯している。
研修に参加できたことに感謝。
さて、学んだことをまとめてスタッフにどのように伝えようか。
その前に、もう一度自分で復習ですね。
|
緩和ケア
-
詳細
コメント(0)
|
がん・ステージ4を生きる:笑顔で過ごしたい/6 「生活の質」支える緩和ケア(毎日新聞 2014年08月27日 東京朝刊)
「もう治療法はありません」。そんな言葉によって、患者は絶望のふちに突き落とされる。しかし、たとえ使える薬に全て耐性ができて効果がなくなり、抗がん剤治療が続けられなくても、「緩和ケア」という治療がある。緩和医療は「ステージ4」のがん患者に何ができるのか。 ●積極的治療と並行 「積極的治療ができなくなったら緩和ケア、というのは誤った認識です。医療者にもまだ誤解が多い」。緩和ケア医で、神奈川県にある湘南中央病院の在宅診療部長、奥野滋子医師(53)はそう話す。 緩和ケアの重要な仕事は、痛みなどのつらい症状をとること。進行がん患者には、がんの増殖や骨転移、炎症など、さまざまな原因で痛みが起こる。痛みをコントロールするためにはモルヒネなどの医療用麻薬も有効だが、偏見を持つ人が多く、使うことを拒否する患者もいる。「痛みを抱えるのは、患者本人だけではなく家族や周りの人もつらいもの。症状がピークに達する前に受診してほしい」 がんの再発転移を告げられると、患者は大きなショックを受ける。その段階から今後起こりうることを整理しつつ、治療や生活の方向性を一緒に考えるのも緩和ケアの仕事だ。積極的治療と緩和ケアは相反するものではない。 病状が進んだ場合も、痛みや吐き気、倦怠(けんたい)感や不眠などのつらさをとることで、食欲が戻ったり、気力が湧いたりする。症状が軽くなれば、患者は希望を持ち、新たな楽しみを見つけることもできる。ただ衰弱する一途ではなく、再び普通の生活を取り戻すことができるのだ。 同じ痛みでも、厚いケアを行うホスピス病棟では、薬の量が半分で済む場合がある。痛みに有効なのは薬だけではない。「一言で言えば、寄り添う力でしょうか」と奥野医師。患者の話を聞き、家族の相談にも応じる。医師だけではなく、看護師に薬剤師、事務員。在宅の場合は、さらに介護士、ケアマネジャー、ソーシャルワーカー。それぞれが情報を共有し、患者をサポートすることが望まれる。 ●「応援団」増やして 一方、患者は自らの状況をよく知ることも必要だ。抗がん剤は、腫瘍を縮小させるためだけでなく、症状緩和のために使う場合もある。今、受けている治療の目的が何なのか。「自分にとって最悪のシナリオもイメージしつつ、前に進むことを考えなければ」。病状が進んでから、ようやく治らないことを自覚する人も多いという。 「治すための治療で、財産をほとんど使ってしまう人もいます。いざ終末期に入っても、満足なケアを受けることができなくなる」。そのような事態を避けるためにも、早い段階で緩和ケアを受けることが望ましい。自分がかかる病院に緩和医療科がなければ、生活圏の中で探してもいいし、地域のかかりつけ医が担当してくれる場合もある。「できるだけ応援団を増やしましょう」と奥野医師は話す。 (中略) ●日々重ねる大切さ がんは不思議な病だ。まだまだ解明されていないことが多く、治る病気になる日が来るかどうかも分からない。西洋医学以外に、がんを治す方法があるのではないか。ステージ4患者である私自身にも、正直、その思いがよぎることがある。 病が「治らない」と自覚するのはつらいことだ。人はいつか死ぬと頭では理解しても、いざ命の期限が目の前に迫ると、冷静でいられる人は少ないだろう。がんを「克服」などできなくても、患者は何も悪くない。心の強さも弱さも人それぞれだ。思いを巡らせながらも、日々の瞬間を大切に重ねること。そこに、薄日が差すように希望の光が見えてくると信じたい。【三輪晴美】=おわり (転載終了)※ ※ ※ そう、ステージ4の患者にとって化学療法―狭義の抗がん剤治療−だけが全ての治療ではない。そして、緩和ケアは終末期にのみ行う治療でもない。毎日ロキソニンを飲みながら痛みをコントロールしている私だって、既に日々是緩和ケアを実践中なのである。だから「もう治療法がありません」という言葉も「最後に緩和ケアに移行しましょう」という言葉も正しくはないのである。 標準治療を選択しつつ、西洋医学こそ最善だと思っているわけではない(実際、日々漢方薬のお世話にもなっている)けれど、自由診療となる最先端医療や免疫療法について、私は今のところ、使おうとは思っていない。それはまだ使える薬があるからだろう、と言われるかもしれない。けれど、これらの治療が治験を経て、多くの患者さんたちにとって本当に効果があるものと実証されれば、早晩これらが標準治療となり、保険適用になるべきであると考えているからだ。 本当はもう短い時間しか遺されていないのに、そうした高額な治療でお金も時間も使い果たしてしまう、というのではやはり哀しい。そうであるならば、その時が近づいたなら緩和ケアを上手く使い、体力を温存させながら緩やかに逝きたいと考えている。 もちろん抗がん剤は魔法の薬ではない。どんなに良い薬でも耐性が出来てしまうことは、哀しいけれど理解しておかなければならない事実だろう。けれど、その限界をよく分かっている医師にかかることが出来れば、これ以上抗がん剤を使っても効果がないと思われる場合、投与しないことを勧めてもらえるという。今は、それをうまく伝えられない医師が多いから、亡くなる寸前まで辛い抗がん剤治療を続けてしまうのだ、と。その現実がやるせない。 |
|
おはようございます。
神奈川、毎日雨模様( ̄▽ ̄;) これだけの気温差は、身体には辛いものですね。 さて、今日は仕事の話。 緩和ケアでは、さまざまな患者さんが入院されてます。 病気になったことで、今までの自分と変わってします。 誰しもが通らなければならない通過点。 今の状況を受け入れるまで、葛藤があるのです。 病を経験した者ならば、その気持ちは理解できるかもしれません。 そのイライラした気持ちが、家族やスタッフに向けられることほよくあること。 先日、食事が食べれなくなった患者さんから、いつものイライラが爆発(;・∀・) 約一時間、お話を聞いてきました。 わかってはいるが、受け止めきれず仕方ない。 こんな単発爆発を繰り返し、受け入れていただくしかない。 ストレートは難しい。 看護師はそのまま受け止めてしまうけど、患者さんからすれば気持ちをわかっもらうことを望んでいる方も。 夏も終わりですね。 体調には、お気をつけください。 |
|
今年の日本緩和医療学術学会のテーマ
「これでいいのだ!」
と言えるその人らしさを支える
と言える緩和ケアを目指す と言える緩和ケアを振返る
この言葉は、第19回日本緩和医療学会学術大会、大会長の挨拶の言葉に一部です。
私は仕事で毎日多くの患者さんと時間を過ごします。
病気の告知から積極的治療を受け、病気と向き合い「負けない」と頑張って・・・・。
それでも、病は進み医師より「余命告知と緩和ケア」を伝えられた方々。
皆さんは、どんなイメージを持たれてますか。
捉え方は人それぞれだとおもいます。
いつも思います。
「早期から受けるべき治療、がん緩和ケア」
残念ながら、同じ医療者の中でも「緩和ケア」に対する理解度は大きく差があります。
|





